大江戸剣豪列伝: 切先越しにみるサムライの260年 (小学館新書)

著者 :
  • 小学館
0.00
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 7
感想 : 0
  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784098251995

作品紹介・あらすじ

剣豪の人生から辿る江戸時代の武士のあり方

二刀流で知られる宮本武蔵は、じつは一度も二刀で戦ったことがない。三六人斬りの伝説で高名な荒木又右衛門が、鍵屋の辻で斬ったのは、実際には二人だけ。剣豪たちのこうした誇張されたヒーロー像が植えつけられたのは、時代小説家の罪ではない。江戸時代中期には、すでにこれらの伝説は広く世間に受け入れられていたのだ。
江戸時代初期、諸国を遍歴して武者修行に励んだ柳生宗矩などの兵法者の背景には、関ヶ原の戦いにより、大量に生みだされた浪人たちの就職事情があった。江戸中期、武士が武芸を忘れていった時代だからこそ、庶民は堀部安兵衛ら赤穂浪士の仇討ちに拍手喝采したのである。そして幕末、町人や農民までが千葉周作の玄武館など町道場に通い、近藤勇ら草莽の志士たちが動乱の時代を血で彩った背景には、武家による政治と経済の破たんがもたらした身分制度の崩壊がある。
本書では、剣豪たちが実際に生きた時代に可能な限り近い年代に書かれた史料を使って、彼らの素顔に迫る。江戸時代260年間を飾る剣豪たちの太刀筋からは、サムライたちの変遷の歴史が見えてくる。

著者プロフィール

1952年生まれ。青森県出身。出版社勤務を経て作家へ。97年21世紀国際ノンフィクション優秀賞、99年、『空と山のあいだ』で開高健賞を受賞。著書多数。

「2021年 『1976に東京で』 で使われていた紹介文から引用しています。」

田澤拓也の作品

大江戸剣豪列伝: 切先越しにみるサムライの260年 (小学館新書)を本棚に登録しているひと

新しい本棚登録 0
新しい本棚登録 0
新しい本棚登録 1
ツイートする
×