- Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
- / ISBN・EAN: 9784098252619
作品紹介・あらすじ
税務署員もやっている手取り増額術を公開!
ビジネスパーソンなら、毎月必ずもらっている給与明細。しかし、実際には、総支給額と振込金額だけ確認してあとはポイッ、としている人の方が多いはず。それぞれの数字の意味を理解している人は少ない。その内容を知らないということは、実はそれだけで大損しているのだ。
給与明細には、収入だけでなく、貯蓄、税金、社会保障に関する情報が満載だ。この情報をうまく生かすことができれば、収入を増やしたり、支出を減らしたり、試算を大きくすることも可能なのだ。
実際に支給されている額から、様々なものが天引きされている。税金や社会保険料がその代表だ。その天引きされているものを減らせば、手取りは増えるのだ。
多くのビジネスパーソンは「会社がすべてをやってくれる」と思い込んでいることだろう。しかし、そうではない。会社は「最低限度のこと」しかやってくれない。ビジネスパーソンが使える所得控除13種類のうち、会社がやってくれるのは3~4種類に過ぎない。会社は税務署の代わりに、税務署の指示通りに社員から税金を取り立てているに過ぎないのだ。
自分の給料をきちんとマネージメントするだけで、汲々とした生活が一新できるのだ。
【編集担当からのおすすめ情報】
著者の大村さんは元国税調査官だけあって、お金の知識には長けています。そして、現役の税務署員がこっそりやっている、知られざる手取りアップの方法や申請するだけでもらえる社会保険のあっと驚く制度も大暴露。まさに知らないと丸損だと思い知らされる1冊です。
感想・レビュー・書評
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これは良書です。税金、年金、保険金とここまでまとまった本は中々ありません。もっと早く読んでおけば随分損をしないで済んだと思います。現行法に合致した改訂版の出版を望みます。
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給与明細の見方について元国税の大村大次郎が説いた一冊。
給与明細だけではなく確定申告や他の諸々のお金関連について余すところなく書いており、勉強になった。 -
漠然と知っていた明細の詳細が分かる本。知っていると知らないとでは絶対に戻ってくる税金も違ってくるし、税務署の人が全て税金のことを良いように教えてくれると思っていたら絶対に損をするということが分かったので、今後もこの手の本で自分から情報を取りに行こうと思った。
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知っている事も多かったが、勉強になった。
2022年5月時点で制度が変わっている部分もあるだろうが、サラリーマンの税金リテラシーアップ入門には最適と思います。
会社の若手にも薦めたい -
すこし情報は古いが、サラリーマンが使える制度や給与から何が引かれてるかを学ぶには良い本
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ある程度既知の部分も多かったが、改めて自分の給料の見方を復習できました。
単純に明細の項目に触れるだけでなく、その背景にある社会保障制度の説明や注意点、税務署員だったからこそ知っている内容もうまくまとまっています。 -
お金の勉強の第一歩として手に取りました。
読んでいて勉強になった点は2つ
・各種税金の詳細と節税対応
・得をする制度
なぜか
・なんとなくでしか理解していなかった税金制度の詳細を知ることができた。(なぜこの金額なのか、こうすれば節税になるなど)
・知っていれば得をする制度を知ることができた。
(ふるさと納税など)
お金の勉強をしなければ知らないだけで損をしている状況さえも気づかないところが怖いなと思います。まずはこの本を第一歩としてさらに知識を深めていきたいと思います。 -
知っていることも多々あった。
一回読んでも忘れてしまうので、結婚、妊娠、医療、転職etcその都度該当するようなところを読み返さなきゃならないと感じた。親にも読ませたい。 -
税額控除と所得控除の違い。
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知らないことが多い。
実際に現在やれることは少なそうだけど、今後知ってるだけで大分違う気がする。
もっと勉強する。無知はこわい。