悩みどころと逃げどころ (小学館新書 ち 3-1)

  • 小学館
3.97
  • (54)
  • (63)
  • (37)
  • (8)
  • (2)
本棚登録 : 571
レビュー : 72
  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784098252749

作品紹介・あらすじ

ちきりん、ウメハラ流「いい人生」の探し方

月間200万ページビューの社会派ブロガーちきりん氏と、世界一のプロゲーマー梅原大吾氏の異色人生対談。「梅原さんは学校が嫌いで、授業中は寝てばかりいたという。それなのに私の周りにいる、一流大学を出た誰よりも考える力が凄い。いったいどこで学んだの? 学校の役割って何なんだろう……」。そんな、ちきりん氏の疑問から始まったこの対談は、「いい人生の探し方」にまで発展しました。
小さい頃からゲームという“人生で唯一無二のもの”に出あいながらも、「自分の進む道はこれでいいのか?」と悩み続けた梅原氏。一方、いわゆる“エリートコース”を自分から降りたちきりん氏は「頑張って、頑張って、それでもダメだったら、自分の居場所を探すために“逃げる”のも幸せをつかむ方法」と言う。立ち位置も考え方もまったく違う二人が、足かけ4年、100時間にもわたって語り合い、考え抜いた人生談義。学校で真面目に勉強してきたのに競争社会で行き詰まっている人、やりたいことが見つからなくて悩んでいる人必読! 今日から人生が変わります!


【編集担当からのおすすめ情報】
合計100時間にも及んだお二人の対談は、深夜まで続くこともしばしばでした。会議室で何時間も語り合ってから、さらに近くのファミレスで軽食を取りながら熱論を交わす。相手の考え方に時には反発し、時には「なるほど」と感心する。お互いが納得するだけでなく、読者の皆さんが人生を考えるヒントになるような内容になるまで話し合っていたら、いつの間にか足掛け4年が経っていました。不満だらけだった学校時代、悩んであがいて、回り道して辿り着いた今の居場所、そしてこれまで語られることのなかった、それぞれの将来像や本音までが綴られています。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 面白い。
    全然立場が違う二人の対談。
    最後まで意見が一致することはないし、譲ることも寄せることもない。
    ケンカしてるの?と一瞬心配になるところもあるけど、してない。
    ふたりともサッバサバ!!
    答えもない。お互いの意見のぶつけ合い。でもなんとなく見えてくるものがある、という不思議な対談本。
    一読の価値あり。
    自分の進むべき道を、自分が腹落ちすることが大事!

  • 読んでいて少しハラハラするくらい、対立を恐れず率直なやり取りが、対談本としてはとても緊張感がある内容に感じられた。人生の目的を考える上で、とても参考になった。

  • 初めてAudibleで読んだ(聴いた)記念すべき1冊。

    社会派ブロガーちきりん氏とプロゲーマー梅原大吾氏が学校教育をテーマに対談するという話。
    全く背景の異なる2人だが、現在の学校教育が嫌いであることを共通点として幼少期から将来に向かってどんどん話が膨らんでいく。大テーマは学校教育であるが、そこから派生する様々なエピソードに惹きつけられた。

    ・第1章で梅原さんが述べた「そんなに尖っていない人は学校に行ったほうがいい」という話はもっとフォーカスされていいと思う。ただ梅原さん自身もこの話が1章だけで終わりとなってしまい、消化不良に感じた。

    ・学歴がないことで受けた梅原さんが差別的な扱いは刺さるものがあった。

    ・周りの環境に(悪く言えば)落ちこぼれが多かった梅原さんと、総じて優秀な層に囲まれてきたちきりん氏。2人の背景の違いから生まれる「周りの苦しんでいる人」像の違いが面白い。逃げすぎてどうしようもないところまで行ってしまった梅原さんの知り合いと、真面目で逃げられずに苦しんでいるちきりん氏の知り合いの対比など。

    ・総じて今の学校教育が絶対的な悪者の前提で話が進んでいるので、教育関係者のコメントも聞いてみたい。

  • ぐうの音も出ない程面白かった。
    「学校的価値観」という言葉が重く感じる。
    「早く行きたければ一人で進め。遠くまで行きたければ、みんなで進め」というアフリカの諺が心に残った。

  • 二人の話の食い違いが実に面白い。

  • ブロガーのちきりんとプロゲーマーの梅原大吾が教育について語る一冊。
    所謂教育の話ではなく、ぶっちゃけた話を成功した2人の視点で語っている。

    ===

    学校は必要か?
    ・何だかんだ学歴で見られる。ない人にしか分からない悲惨さがある
    ・行っておけばいいという考えも悲惨な人生を生む
    ・大学なんて行かないでいいっていうのは大抵明確にやりたいことを持っている人。言い方は別として自分で生きる力のないならとりあえず学校は出たほうがいい


    学校に意味があるのか?
    ・テスト前だから勉強しろ?
    ・考える力がつかない。日本人よりもアメリカ人の方が具体的で深い質問をする
    ・疑問は出てきたら半分くらいは答えにたどり着いてる。

    日本人はもっとwhyの質問を立てた方がいい
    社会性を上げる意味では日本の教育はいい。トイレは綺麗。食事も行儀よく

    手をあげる子が高く評価される。ビジネスでは手をあげても結果でしか評価されないのに。そういう現実を教えていない


    中学生で専門性を狭めるのは早いというけどほんとう?
    ほとんどの人は回りながら適性を見つけていく。
    →幅を広げたいからコンサルとかまさにそう。
    だから日本は満遍なく何かできるけど、尖って何かできる人がいない
    ※天才と言われる人たちは中学くらいからは頭角表してる


    新ゲームがリリースされた当初は強いキャラを使って勝ち続ける。
    それだと工夫しなくなる
    でも使いにくいキャラを使って勝つ方法を模索するほうが頭を使って考えるので長い目で見たら勝てるようになる。
    学校教育でも効率よくやって、一夜漬けで点数をあげる効率のいいだけの人が多いので、社会に出て長期的にはダメになる。
    →赤本とかから入るの謎だった。
    公式とかも毎回計算して出してたw
    公式覚えられなかったのもあるけど、意味理解しないで公式だけ使うのどうなんよと思って。

    日本のゲームはアメリカより強い。それはノウハウを共有し合うから。アメリカは目先に賞金の出るゲーム大会があるのでみんなそこで勝つためにノウハウ溜め込む。日本では日本の中で勝とうとせずに世界で勝つために日本のレベルを引き上げようという意識があるから共有し合う。早く行きたけば1人で行け、遠くに行きたければみんなで行け。
    日本のバブル期の製造業もまさにそうで、世界で通用するために産業全体を上げていく目線だった
    →面白い。日本の直近の産業ではこういうことできないんかな


    なぜ自分は評価されないのか?
    マーケット評価は大事。
    自分の方が成績いいのに、雰囲気的に評価はあいつの方が上とか。
    それってマーケットで何が求められているのかを理解しているかどうか
    →よくある。要領いいって若干ネガテイブな含みあるけど、こー考えると重要よな


    人生に正解があると思い込む。正解の教育を受けてきたから。
    その中では自分で決断して意思決定するのは怖いこと

    一方で人生なんて自己満足。正解はないので自分が正解だと思ったら幸せ


    優勝賞金750万円を全額寄付した話。
    お金のためにゲームしてんじゃねーぞって宣言したくて寄付を決めた
    試合前に寄付を宣言せず買ってから寄付した。
    試合前に宣言するとしないといけない空気になるし、目の前にお金がないから口だけで言えちゃう。
    でも試合前に宣言してないと寄付しない選択も取れちゃう。だから本気で寄付するのかっていう自分の本音が確かめられる。

    →確かに想像で言ってるだけって多いかも。めっちゃハードだけど頑張れるの?にYESって答えるけど、それってめっちゃハードじゃない今の状況で言ってるだけだしなあ

  • めっちゃ良かった。

  • 学校的価値観に縛られてる身としてはちきりんの意見に納得することが多々あった。

    あがくことそれ自体が楽になるために必要なプロセスなんだね。

  • ブロガーのちきりんとプロゲーマーの梅原大吾の対談集。

    テーマは教育論ということで、学校教育の恩恵を受けたちきりんと恩恵を受けなかったウメハラが対照的で面白かった。

  • 全く対極の考えを持つ二人の対談。ゲームの世界的トッププレイヤーのウメハラ氏と社会派ブロガーのちきりん氏。正解のない課題に対して、二人の意見が異なり、面白い。

全72件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

【ちきりん】社会派ブログ「Chikirinの日記」運営者

「2013年 『強く生きるノート 考え方しだいで世界は変わる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

悩みどころと逃げどころ (小学館新書 ち 3-1)のその他の作品

ちきりんの作品

悩みどころと逃げどころ (小学館新書 ち 3-1)を本棚に登録しているひと

ツイートする