悩みどころと逃げどころ (小学館新書 ち 3-1)

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レビュー : 72
  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784098252749

感想・レビュー・書評

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  • 社会派ブロガーと世界一のプロゲーマーの対談本。
    二人のことはそこまで知らなかったけれど、名前は聞いたことがあったので手に取った本書。
    一見、対極に位置する価値観を持つ二人のようでありながら、根底で通ずるのは「納得した人生を送るためにはどうすればいいのか」を全力で考えているということ。
    人の数だけ答えがありそうな問いに、「自分は果たして思考停止せずに腹落ちできる人生を歩めているのだろうか」と、思わず振り返らせられた一冊でした。

  • *学校というレールに敷かれた人たちはWHYをしない。
    *WHYをすることで常に物事の理由や本質を求める。
    *早く行きたければ一人で進め、遠くに行きたければみんなで進め
    *要領の良い人が勝てるのでは勝負のスパンが短いときだけ。仕事や人生など長いスパンでの勝負は本質的に大事なことをやり続けた人が勝てる
    *既製品としての良い人生は、自分の判断なしに大きな船にのること。でも本当に良い人生は船の進む方向を自分の頭で考えること。自分で人生を決めることが圧倒的に大事
    →ただ、決めるときも本当に自分の意思なのか、トイ続ける必要がある
    *社会的評価はゴールじゃない。むしろそれを求めることで本質的なことから遠ざかることもある
    *若いうちからやりたいことが見つかることが幸せとは言い切れない。やらないと後悔するってことはやらざるを得ない。でも可能性は低い。だけどたとえ失敗しても本気でやりきってればOKだよね。
    *必死になってあがいたり自分で考えたりする先に納得のいく自分の人生が見つかる。

  • 読んでいて少しハラハラするくらい、対立を恐れず率直なやり取りが、対談本としてはとても緊張感がある内容に感じられた。人生の目的を考える上で、とても参考になった。

  • 初めてAudibleで読んだ(聴いた)記念すべき1冊。

    社会派ブロガーちきりん氏とプロゲーマー梅原大吾氏が学校教育をテーマに対談するという話。
    全く背景の異なる2人だが、現在の学校教育が嫌いであることを共通点として幼少期から将来に向かってどんどん話が膨らんでいく。大テーマは学校教育であるが、そこから派生する様々なエピソードに惹きつけられた。

    ・第1章で梅原さんが述べた「そんなに尖っていない人は学校に行ったほうがいい」という話はもっとフォーカスされていいと思う。ただ梅原さん自身もこの話が1章だけで終わりとなってしまい、消化不良に感じた。

    ・学歴がないことで受けた梅原さんが差別的な扱いは刺さるものがあった。

    ・周りの環境に(悪く言えば)落ちこぼれが多かった梅原さんと、総じて優秀な層に囲まれてきたちきりん氏。2人の背景の違いから生まれる「周りの苦しんでいる人」像の違いが面白い。逃げすぎてどうしようもないところまで行ってしまった梅原さんの知り合いと、真面目で逃げられずに苦しんでいるちきりん氏の知り合いの対比など。

    ・総じて今の学校教育が絶対的な悪者の前提で話が進んでいるので、教育関係者のコメントも聞いてみたい。

  • ぐうの音も出ない程面白かった。
    「学校的価値観」という言葉が重く感じる。
    「早く行きたければ一人で進め。遠くまで行きたければ、みんなで進め」というアフリカの諺が心に残った。

  • 学校的価値観に縛られてる身としてはちきりんの意見に納得することが多々あった。

    あがくことそれ自体が楽になるために必要なプロセスなんだね。

  • ブロガーのちきりんとプロゲーマーの梅原大吾の対談集。

    テーマは教育論ということで、学校教育の恩恵を受けたちきりんと恩恵を受けなかったウメハラが対照的で面白かった。

  • この本でしきりに出てくる既存の「学校的価値観」では答えに最短距離で近づくことが求められ、無駄なことはしないように教えられる。そこに反発した2人が教育について語り合う。結論としては他人に勝つ方法ではなく、自分の人生を楽しむ方法を自分で考えることが大切。

    楽しむためには自分の人生を生きるフィールドを見つけなければいけない。自分のフィールドでそこで生きていくという納得感が必要だ。やりたいことがあったら頭で考えるだけでなく、とことんまで突き詰めて自分の限界を知らなければいけない。どうしてもだめならまた違うフィールドにチャレンジする。そうやって一見無駄に見える回り道をすることでしか自分の人生に心から納得することはできない。

  • まあなかなか良いかも

  • ・早く行きたければ一人で進め.遠くまで行きたければ,みんなで進め.
    ・長期間の勝負になると,要領のよさとか効率の良さだけでは勝ち進めない
    ・大人や先生の役割は「こうやって遊ぶと,こうやって過ごすと人生楽しいよ〜」と教える事.しかもクチで説明するんじゃなく自分の人生を見せながら,子供に人生の楽しさを示していく

著者プロフィール

【ちきりん】社会派ブログ「Chikirinの日記」運営者

「2013年 『強く生きるノート 考え方しだいで世界は変わる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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