本物の思考力 (小学館新書)

著者 :
  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784098252794

感想・レビュー・書評

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  • 言っていることは概ね正しいのだけれど、ところどころ論理展開が強引なところがある(それこそ思い込みや印象を基にしたような)。
    そのせいで肝心の結論まで訝しげに読めてしまうのが残念。

  • 数字、ファクト、ロジックで物事を見ることが大事。
    常識を捨て去って、物事を原点まで(根っこまで)掘り下げたうえで、本質な解決を目指してロジックを構築していく。
    本を読み、人と接し、旅をする。

  • 「人・本・旅」から情報を収集し、数字・ファクト・ロジックに基づいてゼロベースで自分の頭を使って考える。そうやって本質を捉える力を磨くことでしか本物の思考力は身に付かない。ー確かにそのとおりだ。A案とB案で迷ったとき「うん、こっちやな」と動ける背景には地道な努力が必要だと再認識できた。

  • 久しぶりに引用したい箇所が多い一冊。さすが出口さん。とくに3章は事あるごとに再読したい。おすすめ。

  • わかりやすく説得力がある。

  • 同時期に東大出身の警察の方の新書も読んでたので、京大卒のこの方の文章の読み易さが光りました。

    しかし例えば”世界の常識”的な言葉の使い方において”世界”は何を指しているのか、とか実は統計って凄く嘘がつきやすいモノなんじゃないのかな?って辺りで、ご自慢の『ファクト』の捉え方を少々疑問に思う面も無くはなかった。

  • 社長業もしつつ、本も書いてしまう。そんな生き方はすごいと尊敬しているので、出口さんの書いた本は読んでしまう。
    出口さんの考えるよく生きるヒントが書かれており、大いに参考にしたい。

  • ゴシップや流言飛語に惑わされず、物事を正しく判断するにはどうすればいいのか。「人・本・旅」から情報を収集する、物事をゼロから捉え直すなど、著者が実践する「腹に落ちるまで考え抜く」方法を徹底的に解説する。

    分かりやすい言葉で書かれていて良かった。
    間もなく選挙があるとみられるので,投票する人に迷ったら,「女性」,「若い人」を意識したい。

  • 数字、ファクト、ロジックで考えるという出口さんの考えは、仕事をする上だけでなく生きていく上で必要でしょうね。僕みたいな仕事をしていると特にその大事さを感じます。

    #読書 #読書記録 #読書倶楽部
    #本物の思考力
    #出口治明
    #ライフネット生命
    #2017年34冊目

  • 日本の現状、課題を例にとって、思考力について説明しているので、一挙両得の本だと思った。

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著者プロフィール

出口 治明(でぐち・はるあき):立命館アジア太平洋大学(APU)学長。ライフネット生命創業者。1948年、三重県生まれ。京都大学法学部卒。日本生命入社。ロンドン現地法人社長、国際業務部長などを経て2006年に退職。同年、ネットライフ企画(株)を設立し、代表取締役社長に就任。2008年4月、生命保険業免許取得に伴いライフネット生命株式会社に変更。2012年上場。2018年より現職。著書に『全世界史(上・下)』(新潮文庫)、『0から学ぶ「日本史」講義』シリーズ(文春文庫)、『歴史を活かす力』『日本の伸びしろ』(文春新書)、『哲学と宗教全史』(ダイヤモンド社)、『一気読み世界史』(日経BP)、『ぼくは古典を読み続ける』(光文社)等多数。

「2023年 『人類5000年史Ⅴ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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