たけし、さんま、所の「すごい」仕事現場 (小学館新書) (小学館新書 よ 6-1)

著者 :
  • 小学館
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感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784098252978

作品紹介・あらすじ

なぜ彼らの番組は長続きするのか

『世界まる見え!テレビ特捜部』『恋のから騒ぎ』などを立ち上げ、ビートたけし、明石家さんま、所ジョージの3人から絶大な信頼を受ける日本テレビプロデューサー・吉川圭三氏。彼が間近で目撃したテレビの3大天才の壮絶な仕事現場、プロ根性をあますことなく語る。
●極秘プロジェクト「フジテレビから明石家さんまを奪え!」
●通い詰めて1年、初めてさんまが与えてくれた「チャンス」
●高額セットを「いらん」といったさんまのプロ根性
●日本テレビの礎を作った『元気が出るテレビ』の破天荒
●テリー伊藤とビートたけしが共鳴した『元気』の壮絶現場
●苦しむテレビ屋の逆襲『世界まる見え』
●空気を作る天才・所ジョージは「カンペ」を読まない
●怒り狂う横山やすしすら操縦した所ジョージの現場力
●地下鉄サリン事件、その時ビートたけしは…
●『恋から』長寿の秘密は「卒業」にあり
●テレビは本当に「終わコン」なのか ~ドワンゴに出向してわかったこと~
など

【編集担当からのおすすめ情報】
ビートたけし、明石家さんま、所ジョージはなぜいつまでもテレビの頂点に君臨できるのか。テレビには決して映らないその秘密を、誰より間近で見てきたテレビマンが語り尽くします。3人をどう活かせば高視聴率番組が作れるか--それをずっと考え続けてきた吉川圭三氏は、現在の日本テレビ隆盛の最高の語り部でもあります。情熱のある仕事はきっと報われる--これは胸が熱くなるテレビ黄金時代の記録です。

感想・レビュー・書評

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  • 面白くて一気に読んでしまった。
    学べる、という感じではない。
    ただただ、この3人の凄さを
    思い知らされた。
    もちろん凄いのは知っていたけど、
    近くの人での視点なので面白かったです。

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/691753

  • 所ジョージの話には驚きました。
    後は、正直ドーデも良い話。【私にとっては(笑)】

  • もう少し突っ込んで欲しかったけどこの3人を新書でじゃ無理だよね
    比較するなら比較して欲しいし
    トップな人の裏側を少しだけ覗いたって感じ

  • 野球、相撲、囲碁・将棋、猫、日本の歌以外ではあまりTVを見ない昨今ですが、ビートたけし、明石家さんま、所ジョージのお三方は今も活躍されてるのでしょうか・・・。天才性と人間味、シャイで狂気なたけし、フリートークの天才さんま、遊びの天才所、この三人の数々の逸話を紹介しながら、なぜいつまでもテレビバラエティの頂点に君臨してるのかを説いています。2017.4発行。

  • たけし、さんま、所さんの全盛期をリアルタイムで見てきてた世代なので、カメラが回っていないときのこの3人のエピソードや、「世界まる見え」などの制作裏話などはとても興味深かった。
    ただ、昔はよかった的な話や、仲間うちの褒め合いみたいな話も多く、その語り口の熱さにかえってこっちはひいてしまうような時もあったため、☆は3つ。

  • ビートたけし、明石家さんま、所ジョージとの仕事を経験し、彼らの知られざるプロ意識を体験したTVプロデューサーが語るテレビ業界論。

    彼ら3人は常にテレビの観客を意識している。所ジョージなんか、なにも考えずに淡々と司会をこなしているだけのように見えるが、そこには裏付けられたプロフェッショナルなスタイルがある。彼らは何百万円ものセットや衣装を面白くないという理由でボツにするし、放送コードのギリギリを攻めつつも、決してはみ出すことはない。

    著者はそんな彼ら3人のプロ意識を受け継ぎ、今の停滞しているテレビ業界を変革したいと願う。「シン・テレビ」だ。

    確かに、たけし、さんま、所を担う人材は存在すると思う。が、今の規制だらけでわずかな批判に気を使うテレビ業界では、3人のような才能を持っていても弾かれるだけだろう。著者を含めて視聴者も評価していたはずの「お笑いウルトラクイズ」のような番組がなぜ今、作ることができないのか。そこをテレビ関係者は考えるべきだ。問題は才能を持った人材がいないことじゃない。

  • TVでは語られない。だから、こんな本を読む。

  • 699.6

  • この手の本はサクッと読めるし、けっこうテレビ好きなので


    よく読みますが、今回もかなりへぇ~な内容。

    実際にテレビ番組を制作している人で、このタイトルにも出てくるような

    大物芸人の人たちと仕事をされ、間近で彼らを見ている人たちの話なので

    とってもリアルでおもしろかったです。

    テレビの業界で長く生き残り、長寿番組に携わっていくことが

    いかにすごいことかということを知りました。

    こういう本を読むとバラエティを見る視点も違ってきますね。

  • 視野を広げたくてあまり読まないジャンルの本を読んでみました。純粋にほとんど知らない世界の話なのですごく面白くてささっと読めました。オススメです。
    テレビ、見たくなります。

    そういや昔、地元はフジテレビの見れない地域だから悔しくて上京したいと思っていたのを思い出しました。だけどいざ上京してからは全く面白いと思えず、SNSやYoutubeばっか見ていたな〜と納得。確かに今、チャンネルを止めることが多いのは日テレ。並々ならぬ哲学とセンスと根性であのクオリティは生み出されているんだと理解。

    私もそんな風に何かを生み出せたらなあ

  • 20170424

  • バラエティって、実はすごく緻密な計算の上に

    つくられているのだな。

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著者プロフィール

◎吉川圭三(よしかわ・けいぞう)
1957年東京下町生まれ。早稲田大学理工学部機械工学部卒。1982年、日本テレビに入社。『世界まる見え!テレビ特捜部』『恋のから騒ぎ』『1億人の大質問!?笑ってコラえて!』『特命リサーチ200X』などを手掛け、日本テレビ黄金時代の一翼を担ったヒットメーカー。現在はKADOKAWAコンテンツプロデューサー、ドワンゴ営業本部エグゼクティブ・プロデューサー。早稲田大学大学院表現工学科非常勤講師。著者に『ヒット番組に必要なことはすべて映画に学んだ』(文春文庫)、『たけし、さんま、所の「すごい」仕事現場』(小学館新書)。

「2019年 『泥の中を泳げ。 テレビマン佐藤玄一郎』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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