- Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
- / ISBN・EAN: 9784098253234
作品紹介・あらすじ
「日本軍=悪」の洗脳を解け!
東京裁判の判決、A級戦犯の処刑から70年の節目に、アメリカ代表のケント・ギルバート氏と日本代表の井上和彦氏が、歪んだ自虐史観の元となるこの不当な裁判をもう一度、やり直す。日本を戦争に追い込んだのは誰だったのか、日本軍=悪というレッテルはどこで作られたのか、真珠湾攻撃や南京大虐殺の真相とはなんだったのか。正しい歴史の事実から、この裁判がいかに不当に行われたものだったかを立証する。そして、東京裁判史観から始まる、GHQの洗脳、リベラル派の自虐史観、中韓の反日戦略に終止符を打つ。日本人が知るべき、本当の歴史がここにある。
【編集担当からのおすすめ情報】
弁護士として東京裁判の不当さを訴えるケント氏と、軍事ジャーナリストとして大東亜戦争の真実を伝えようとする井上氏。日米の歴史に通じた2人が、不当判決から70年の節目の年に、ゼロから東京裁判史観を見直します。「対談の名を借りた共同研究」と言うべき本格歴史読み物です。
感想・レビュー・書評
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東京裁判(極東国際軍事裁判)は、裁判の名を借りた戦勝国の復讐劇であったということ、GHQによる日本占領政策は、日本にすべての戦争責任を負わせ、日本人に拭い去れない贖罪意識を植え込むWGIP(War Guilt Information Program)と呼ばれる洗脳政策を徹底して行うことだったこと、これが中韓の反日勢力に利用され続け、外交や安全保障政策に影響を及ぼしている。本書は東京裁判史観、自虐史観を踏まえ、GHQお仕着せ憲法第9条の真意を検証した、K.ギルバ-トと井上和彦の洗脳からの覚醒を促す対談集。
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様々な書籍やYouTubeの動画が繰り返す主義主張。情報で溢れかえる現代社会。新聞、テレビもいつもどこかで、社説や報道特集を組むなどして自分たちの考えを世に伝える。ここで言う自分達とは当然新聞記事や番組内容は会社としての内容チェック、基準がありそれを潜り抜けて世に出るのだから会社=自分たちの意見で良いだろう。
相当程度会社の考えを色濃く反映してると見て良いと思う。様々なソースから情報を集め自分なりの考えを纏めるのは誰しも行う事だ。基本的に私は多少の好き嫌いはあるが、概ね誰の意見も否定はせず、考えの一つとして持っておく。事実は一つだが歴史は一つではない。
筆者は中々極端な立場をとっているようにも見えるが、世に出る書籍が曖昧で何を言いたか判らないようでは世に出ない。以前同じ筆者の別の書籍を読んだ際も極端だなぁとは感じたが、ついつい読んでしまうのは、私も筆者の主張はまんざらでもないらしい。近年A級戦犯の東條英機については評価がだいぶ見直されて来たが、個人的には史実に近い評価になったと感じるし、今では真珠湾奇襲も事前にアメリカが知っていたこと、ソ連スパイが誘導していた事は通説になりつつある。
時間が経過して新たな事実・証拠が見つかる事もあれば、時代を生きた人たちが減り、益々真実が掴みにくくなる事がある。自分はいつも時代に振り回されないぞ、と意気込むものの気づいたら筆者の意見に同調し始めた自分に気づく。それが魅力なのだろう。危なかった。
後半のメディアに対する疑問は私にもよく理解できる。 -
ケントさんと井上和彦さんの共著。 ケントさんって日本人より日本史に詳しくて、自分があまりにも無知な事を思い知らされる。 井上さんの本は初なんだけど、お話はいつもわかりやすく面白い。 ケントさんがあとがきでも書かれてるけど、書籍や資料を読んだだけでなく、現場での取材を通じて蓄積してきた上質で豊富な知識に、ほんと圧倒される。
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第二次世界大戦から東京裁判についての一連の流れをケント・ギルバートと井上和彦が語った一冊。
日本が戦争に巧妙に誘導にされたことも、東京裁判が戦勝国が敗戦国を裁く復讐だったこともよくわかった。 -
東京裁判だけでなく、前の大戦に絡む、米国とうちの国のいろんなことを軍事漫談家とアメリカの弁護士が語る。
いや、いい内容なんだよ。本当に。
ケントさんの視点が、あれ、そうかよと思うことはあって、だけどそれは米国人としてはそうなんだろうなという本音のところではあるんだな。
憲法談義とか、9条だけでなく、日本がどうあってどうしたいかっていう議論が前提だろうと思う。
そういう議論をしたくないから、9条死守とかで時間稼いでるつもりなんだろうな。
もう、死ぬで。 -
いい本だ。
中学生くらいからでも読める。
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特に新しい話はないが、やっとこういう当たり前のことを普通に言えるようになったのは感慨深い。でもやっぱりマスコミを何とかしないと。
著者プロフィール
ケントギルバートの作品





