仕事にしばられない生き方 (小学館新書 や 7-2)

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  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784098253241

作品紹介・あらすじ

人生で最も大切な「仕事」と「お金」の話

人気漫画家ヤマザキマリが本音で語る「仕事」と「お金」の話。

現在は漫画家の著者ですが、経験した仕事は、チリ紙交換のアルバイトに始まって、絵描き、露天商、大学教師、料理講師、テレビリポーター、美術イベントのキュレーター、普通の勤め人など、数知れず。

当然、良いことばかりでなく、さまざまなトラブルや苦労を経験してきました。

海外で借金返済に追われ、家を追い出されたり、ダブルワークならぬ「10足のわらじ」を経験したり、仕事で活躍すれば、上司から妬まれたり。

トラブルなどがあるたびに、著者は働くことについて考え、働き方を変えてきました。

「好きな仕事か、向いている仕事か」

「お金にならない仕事をいつまで続けるべきか」

「嫌な上司がいたらどうすべきか」

「望んだ仕事なら、限界まで働くべきなのか」

そんなことについて考えるヒントが豊富な体験的仕事論です。

母から学んだお金の話や、自らが経験した借金の怖さなどについても言及。

「仕事」と「お金」についての本音が満載です!

【編集担当からのおすすめ情報】
今回、ヤマザキマリさんは、自身が経験した様々なトラブルについても、本音で述べてくれています。

借金の怖さや、帰国後に活躍していた組織を離れることになった理由、『テルマエ・ロマエ』大ヒット後のトラブル……。

トラブルの際にどのようなことを考え、どう決断してきたのか。

仕事について、お金についてどう考えているのか。

本書では、人生を振り返りつつ、そういったことを述べていきます。

仕事やお金、人生哲学について考える人に読んでいただきたい一冊です。

感想・レビュー・書評

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  • この本は「仕事にしばられない生き方」というタイトルから仕事に関する本だと思って読みましたが、マリさんのあとがきによると
    「私がお金とどのようなつき合いを今までしてきたかという内容」だそうです。

    マリさんの仕事遍歴ももちろん書いてありますが、内容としてはお金とのつき合い方だったようです。

    仕事は十六歳でチリ紙交換のアルバイトを始め、十七歳で留学したフィレンツェでは、似顔絵描きのアルバイト露天商の売り子、観光客相手の店で日本人相手の通訳。
    二十九歳で未婚でデルス君を出産されてからは日本に帰国してイタリア語の講師、イタリア料理の紹介など十足のわらじ。そして十二歳年下のベッピーノと結婚されてエジプトのシリアへ。漫画家としてデビューし『テルマエ・ロマエ』の映画が大ヒットし興行収入59億円でも、原作料は100万円のみだったとか。
    それから漫画の仕事をやりすぎて倒れられたことも。


    これでは、普通の人がやろうと思ってもなかなか難しいことばかりで、体験談としてはすごく面白いけど、全然参考にはならないと思いましたが、最終章の「仕事とお金にしばられない生き方」にはわかりやすく参考になる言葉がいくつかありました。



    ・好き嫌いよりまずはやってみる。

    ・必要なのは、潮目を読む力。「自分にはこれしかない」とあまり思いすぎると、せっかくいい波が来ているのに見逃してしまうこともある。

    ・やってみたけど「あ、違うよ」「これじゃなかったな」ってことだってあるかもしれない。そうなったら我慢ばっかりするんじゃなくて、また次に行けばいい。「きっとどこかに自分に合っている場所がある」って諦めないで、手足を動かしていればなんとかなるもの。

    ・病気になることもあれば、突然事故に遭うことだってあるかもしれない。本人の意志とか頑張りでは、どうにもならないことがあるのが生きていくということ。

    ・大きなものに飲み込まれてしまいそうな時は、あらゆる電源をいったんオフにすることをお勧めします。携帯を置いて、SNSを忘れて、パソコンからも離れましょう。仕事や人間関係からも一切離れて、自分を見つめ直す時間を取り戻すこと。時間に追われていると、人は短絡的な思考から離れることができません。物事を大きく俯瞰して見つめ直すためには、周りに左右されず、自分でプロデュースできる時間が必要なのだと思います。その時間があれば、仕事やお金とのつき合い方もきっと変わってくるはず。

  • 大笑いしたというか、泣き笑いしたというか、傑作でした。

    ヤマザキ マリ なぜ、カナなのかなとおもいましたが、けっこう雰囲気ありましたね。
    「今回、私なりに試行錯誤してきた仕事遍歴を、あらためて振り返ってみました。」
    本人はかなりきてたんでしょうけれども、外野から見ていると、大笑いしてしまう、失礼な気持ちになりました。
    本人が貧乏と思い切りよい猛者であるなら、母は、さらにその上をいく猛者なのです。
    さらにマリは、人の考えもしないようなすさまじい、仕事をくりかえしていきます。

    気になったのは、以下です。

    ・仕事とは何か、本気でやりたいことなら、思う存分やればいい。ただ、誰にも認めらえず、貧しいまま、野垂れ死んでしまうかもしれない。「マリ、あなたにその覚悟あるの?」という母の問いかけは、私の心の中でずっと残りました。
    ・音楽で生きていけるのなら、音楽を続けていけるであれば、どこにでも行く。そう覚悟は決めたものの、母にしたら、それこそ最果ての地に来たくらいの気持ちです。

    ・「現代の日本には、食べることに困っている家庭などない」と公言してはばからない政治家がいますが、いったいどこを見ているのかとあきれてしまいます。
    ・「自己責任」という言葉ほど、都合よく使われている言葉はない気がします。

    ・うちの母にとっては、「みんなと同じ」というのは、まったく魅力的な価値観ではなかったようで、私によくこういっていました。「周りと違うからって、別に気にすることはないのよ。誰かを自分の鏡にして、そこに映る自分を、自分だと思う必要なんてないの。私は私。それでいいのよ」
    ・情報をうのみにするのではなく、とことん疑うことも必要
    ・いずれにせよ「欲しい」という気持ちに一度火がついたら、鎮火するのは大人でも難しい。「大人買い」という言葉があるくらいですから。
    ・母の場合、止めたって無駄なのです。「買いたい」と言い出した時には、たいてい、これぞというものの目星はすでについている。普段はあれほど、慎重な母が、どうして身の程知らずの買い物を繰り返すのか。娘の私にも、さっぱり理解できませんでした。

    ・世の中には、どうしてそれでお金が稼げるのか、よくわからないものもありますね。そういうのは、なんかもやもやするというか、気持ちが悪い。
    ・FXや仮想通貨みたいなハイリスク、ハイリターンの投資なんて、ほとんどばくちみたいな感じで、自分でやっているようで、自分ではコントロールできない感じがする

    ・生命の危機を感じると普段の自分から考えられない力を発揮することがあるんですね。
    ・「頼むよ自分」今、ここでたよりにできるのは、他の誰でもない、自分しかいない。
    ・「助けてよ、自分」人には、神さま!と祈る代わりに、そう祈るしかない時があるのかもしれない。
    ・何があろうと、どこかで私のことをじっとみている、もう一人の自分がいる。自分は自分を見放さない

    ・人はいつどうなるかわからないのです。昨日はありあまるほどの富を手にしていた人が、明日は路頭に迷うかもしれない。そのことを、そこにいるみんながよくわかっていました。
    ・10足のわらじを履く
    ・人と人との出会いというものは、本当に不思議なものです。まずは、なんの先入観もなく、相手と向き合って、腹を割って話をすること。そこから芽がでることもあれば、出ないこともあるけど、それはもう、そういうものだと思うのです。
    ・あんなにも、集中して、たくさんの漫画を読みふけったことは、あとにも、先にも、あの時期しかないと思います。
    ・今も昔も、人類は、知性でなんとかしようとして、それに行き詰まると、今度は力によってそれを破壊して、その先に行くことを選んできた。
    ・母の楽天性も、生来の気質もありますが、「あの時、一度死んだと思えば、怖いものなんか何もありゃしない」と思っていたからに違いないのです。
    ・転ばないと人間って学ばないですから。要するに失敗して何がいちばんよかったかって、単に自分自身の経験値が上がるというだけじゃなくて、痛い思いをしたぶん、自分以外の人間のことを、簡単に見くびったり、バカにしたリ馬鹿できなくなるってことだと思うんです

    ・欧米人の基本は、疑うことです。どこかで信頼を裏切られる可能性がある。と推し量りながら生きていく、ということです

    ・自分で乗り越えるしかない。本人があとあと納得するためにも、自分で乗り越えるしかないですから。

    ・好き嫌いより、まずはやってみる。

    ・自分のやり方で精一杯生きてみる。世の中は大きなシステムで回っていて、とても太刀打ちできないような無力感に襲われることもあるけれど、だからこそ、その人がどれだけ本気かが試される。
    ・やりたいことをやろうとすると「好きなことをやっているのだから、報酬は安くても構わないだろう」と言われることもあります。

    ・人間は、欲望や孤独がもたらす深い闇を、持てる叡智を総動員して考え抜くことで、御してきた。歴史は繰り返すというのなら、人類は、困難な時代を、そうやって何度も生き延びたのです。先人達がやってのけてきたことを、私達ができないわけはありません。

    目次

    はじめに
    序章 やりたいことで生きていく―母・量子の場合
    第1章 働くこと、自立すること―ジュゼッペとの日々
    第2章 持てる力をすべて使って―テルマエ前夜
    第3章 風呂か、それとも戦争か―先人達が教えてくれること
    第4章 私の働き方改革―トラブルから学んだこと
    第5章 仕事とお金にしばられない生き方
    あとがき

    ISBN:9784098253241
    出版社:小学館
    判型:新書
    ページ数:320ページ
    定価:880円(本体)
    発売日:2018年10月08日初版第1刷発行

  • ヤマザキマリさんの著書は4冊目。
    「働くこと」「働き方」について読みながら改めて考えました。

    著者の生き方や考え方に気づきや刺激をもらえたし、共感することも多かった。
    かなりハードな働き方をしてきた実体験をもとに語られる文章が響いてくる。

    「テルマエ・ロマエ」が生まれた裏話、作品が大ヒットしてマリさんに何が起こっていたか…。
    自身のこと、家族のこと、その苦悩や異常な状況についても綴られています。

    いつものことだけどマリさんの本を読むと付箋だらけになってしまう。
    本作でもいっぱい刺激をもらいました。


    『もっと俯瞰して、考えよう。人生にはこういう時代もある。そしてそれはきっと無駄にならない』

    『人生なんて本当にあっという間ですから、やるべきことを優先して、どんどんやっていかないと、やりたいと思った時には、時間切れになってしまいます』

  • 自分ができることをやればいいんだと
    思わせてくれる一冊。
    好きなことを仕事にしてお金を稼げるなら
    それに越したことはないけど
    自分に合っている仕事をして
    楽しんでお金を稼げるなら
    そちらを選んだ方がいいかもしれない。
    自分の周りで起きている波に乗ったことは
    今までもあるけど
    その方法が正しかったんだと
    自信を持てた。
    どんな風にしても生きていればなんとかなる。

  • 一言で表すなら、波瀾万丈の人生だ。共通点なんてなさそうなくらい、わたしとまるっきり違う人生。母の代わりに14歳で一ヶ月ヨーロッパ旅行。17歳でイタリアに飛び、美術学校に通いつつバイトに明け暮れたこと。ジリ貧でアパートを追い出され、駅で一夜を明かしたこともあるそうだ。20代後半、パートナーが商売で失敗した負債を背負い、鬱になり病院の精神科に入院。妊娠していたが、帰国してシングルマザーになることを決意。しばらく日本で働くも、再婚しシリアやポルトガル、シカゴを転々とする。その間『テルマエ・ロマエ』が大ヒットしたが、彼女は裏で苦しんでいたこと。多国籍の友人たちがいるからこそ分かる世界から見た日本の出版業界の異常さも含め、物事を俯瞰して見ることが大事だという。既存の価値観を疑い、新しい価値観を切り拓くことの大切さも、お金を価値の基準にしたらダメなことも。あまり思い出したくない経験も書かれていたことをあとがきで知ったが、そういうふうに自身の弱さもさらけ出せる強さが好き。お金がないから好きな海外旅行を控えていたのだけれど、貯金と時間のどちらが大事か答えが出た。マリさんのように「貨幣価値があまり意味をなさない国」に行きたいという思いがむくむく湧いてきた。

    p63
    なんであれ、自分の中に考える基準になるものがあると、人生は少しだけ、しのぎやすくなる。漠然と悩んじゃうから不安ばかりが募っていくわけで、振り出しに戻った時の最初の一歩の踏み出し方さえわかっているば、生きることはもっと怖くなくなるんじゃないか。自分にとっての物差しにできるかどうかは、頭の中で考えていたってダメで、やっぱり、身をもって経験した実感があることが大事なんだと思います。

    p67
    14歳のあの時の私が、心の中のもうひとりの自分を意識することで、目の前の困難を乗り越えていくことができたのは、自分自身を俯瞰することができるようになったからだと思います。
    何があろうと、どこかで私のことをじっと見ている、もうひとりの私がいる。自分は自分を見放さない。
    そう思うと、強くなれたし、なんだってできる気がしました。不安な気持ちに飲み込まれそうな時も、自分自身の核にある本質は変わりはしないのだからと、どんなことでも乗り越えていける勇気を持つことができたのです。

    p69
    だいたい、はなっから「自分はこういう人間です」なんてわかるわけがないんです。わかっているつもりでいるなら、それは、たぶん「これまでの自分」に過ぎない。自分なんてものは、そうやっていろんな経験をするたびに、どんどん上書きされて、更新されていくものじゃないでしょうか。
    だとしたら「私って、こうだから」と、やる前から自分の枠や限界を決めてしまう必要もない。その時、その時に、自分がやれることをやってみればいい。

    p83
    物欲に支配されている時、人は、たぶんその物が欲しいというより、自分の心の中にある空白を埋めてくれるものが欲しいんじゃないか。それが何かわからないから、ちょうどぴったりくるものを探して、あれもこれもと買い続けてしまう。

    p85
    もっと俯瞰して、考えよう。人生にはこういう時代もある。そしてそれはきっと無駄にはならない。

    p90
    お金のあるなしで、人間や物事の値打ちを決められてたまるものか。

    p91
    「いいかい、マリ。ちゃんと考えるんだ。そして考えたことを、自分の言葉で人に伝えること。そうすると、ひとりで頭の中で考えているのとは、まったく違うことが起きることに気づくはずだ。人は対話をすることで、考えたことをさらにその先に展開していくことができる。大事なのは、どっちが正解か、勝ち負けを決めることじゃない。互いの考えを持ち寄ることで、もっと深く考えることができることなんだ」

    p96
    私が思う真の贅沢は、ひと言で言うとしたら、人間関係にこそある。
    人と人が出会い、互いを尊重し、それぞれが育んできた知性や教養を持ち寄った時に、生まれるもの。与えられた命と知性を使って、この世界をより深く掘り下げ、知っていく喜び。これ以上の贅沢があるでしょうか。

    p122
    生きることは、自分が本当に大切だと思うことを大切だと言い続けるための闘いなのだと思います。

    p160
    肝心なのは、いつでも、自分がどこでどうしていたら、生き生きとやれるのかを考えることのはずです。
    本当は嫌だと思っているのに、自分の本心をささいなことだとねじふせてしまうのが、いちばんよくないことだと思うのです。

    p164
    どうせ暮らすなら、なるべく貨幣価値が意味をなさないところがいいなと考えていました。

    p174
    手塚治虫は、トキワ荘で切磋琢磨していた頃の赤塚不二夫に、こう言ったといいます。
    「いい漫画を描きたいなら、漫画から学ぶな。一流の映画や小説、音楽と接しなさい」

    p178
    物事を考える時、私は、できるだけ俯瞰して考えるようにしています。
    それについて自分が、何を感じ、どう思ったのかという主観的な感情をひとまず横に置いて、できるだけ俯瞰して、客観的にとらえ直してみると、その出来事の持っている本質的な問題点が見えてくるからです。

    p279
    人生なんて本当にあっという間ですから、やるべきことを優先して、どんどんやっていかないと、やりたいと思った時には、時間切れになってしまいます。

    p310
    欲望というのは、人それぞれ、いろんなかたちをしているけれど、その底に何があるのかと掘り下げていくと、人間は、みな、孤独で「さみしい」ということに行き着くんじゃないか。

  • マリさんの経歴は、特殊な感じするけど、それは、家系から来ている、よう

    マリさんみたいな生き方したいな

    楽しくいきたいね、
    人生暇つぶしやから

  • 力強い物語?エッセイです。
    疲れたとき、ヤマザキマリさんのエッセイを読むと、自分ってまだまだだな、と勇気を与えられます。

  • 古代ローマと現代日本のお風呂を舞台にした漫画『テルマエ・ロマニ』の爆発的人気で、日本の文壇、マスコミ界に彗星のごとく登場した<ヤマザキマリ>さんが、〝野たれ死ぬ覚悟〟でイタリアをはじめ世界中を渡り歩いた苦節の実体験をとおして〝仕事とお金に縛られない生き方〟をテーマに、お得意の機関銃口調で語りまくられる。 『ウルトラQ』の<怪獣カネゴン>や『千と千尋の神隠し』の<カオナシ>を引合いに、「お金に振り回され、魂を抜かれてしまった人間の行く着く先の姿」から〝ヤマザキ流自由な生き方〟を説いたウルトラエッセイ集。

  • 仕事、お金に縛られないようにすること。
    自分自身の心を守る。

  • ここしかないと思い詰めるから、
    嵐が来ようが、どしゃぶりになろうが、
    我慢するしか選択肢がなくなって、
    つらくなるのであって、なんか違うなと思ったら
    パッと離れたっていい

    義理堅い人だと
    お世話になった人たちを裏切るみたいで、自分だけ離れるなんて申し訳ないと思うかもしれない。でも、あなた自身が生き生きとやりたいことをやっていたら、周りも納得するはず。そうなったら、また、改めてご縁ができるかもしれない。

    人間というものは、自分の価値観が全てだと思い込んでいるうちは、それ以外の価値観は間違っていると思うから、とにかく偉そうになるし、下手すると、自分が傲慢になってることさえ気づけません

    人生なんて本当にあっという間ですから、
    やるべきことを優先して、どんどんやっていかないと、やりたいと思った時には時間切れになってしまいます。どんなにお金持ちだろうと、人生の残りの時間は買えません。

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著者プロフィール

1967年東京生まれ。漫画家。14歳でドイツとフランスに一人旅へ。17歳でフィレンツェの美術学校入学。1994年、一人息子デルスを出産。1996年、漫画家デビュー。帰国し、北海道大学などイタリア語の講師を務めつつ、北海道の放送局でイタリア料理の紹介や旅行のレポーター、ラジオパーソナリティなどを務める。2002年、14歳下のイタリア人ベッピと結婚。エジプト、シリアと日本を往復しながらの生活が続くが、2004年に日本での仕事を整理し、リスボンに家族三人で住むことになる。主な著書に『テルマエ・ロマエ』『モーレツ! イタリア家族』『世界の果てでも漫画描き』『地球恋愛』『ルミとマヤとその周辺』など多数。現在シカゴ在住。

「2012年 『ヤマザキマリのリスボン日記──テルマエは一日にして成らず』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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