- Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
- / ISBN・EAN: 9784098253401
作品紹介・あらすじ
AI格差時代を勝ち抜きたいなら、働くな!
AIやロボットに仕事を奪われる……ある意味では、事実だろう。
だが、奪われるという発想を持つ必要はない。
私たちの方から、AIやロボットの側に、面倒な仕事を受け渡すのだ。
今後はAIやロボットを使いこなす人と、そうでない人との格差の拡大が始まる。使いこなす側が受けられる恩恵と、使いこなせない側の不利益は、これまでの格差とは比べものにならないほど、大きくなるだろう。
とてつもない「AI格差」の時代が、始まりつつあるのだ。
「はじめに」より
ディープラーニングの登場によって、飛躍的な進化を遂げたAI。
囲碁や将棋などの知能ゲームで人間を圧倒するほか、画像認識やデータ解析などに活用され、続々と「人間超え」を果たしている。
さらに、AIの「手足」となるロボット技術も急速に進化し、映画や小説の世界の空想が、次々とリアル化している。
もはや私たちは「AI×ロボット」の力を使って、未来を築かざるを得ない。
テクノロジーに「奪われる側」ではなく、「使い倒す側」になるため、いまやるべきこととは?
ホリエモンが第一線で活躍する世界的な研究者たちと対話を重ね導いた、唯一無二の「結論」。
【編集担当からのおすすめ情報】
AI研究のトップランナーとしてメディアに出ずっぱりの東京大学大学院特任准教授の松尾豊さん、「マツコロイド」などのアンドロイドや多様な知能ロボット開発の世界的権威である大阪大学教授の石黒浩さん、気鋭のロボットクリエイターとして世界の注目を集める千葉工業大学未来ロボット技術研究センター所長の古田貴之さん。
本書の刊行にあたり、堀江さんはAIやロボットを中心とする、さまざまな最新テクノロジーの研究開発現場に自ら足を運び、その成果を体験しつつ、研究者たちと深い対話を重ねました。
テクノロジーに対する幅広い知見を有するだけでなく、「現場至上主義」を貫いたからこそ、リアルな最新情勢を把握し、今後の展望をまとめることができたのです。
「テクノロジー嫌い」にも理解できるように、専門的な内容や技術的な話をうまくかみ砕いてまとめており、「AIの入門書」としても必読の一冊です。
感想・レビュー・書評
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日経トレンディとかSPA!とか、彷彿させるのが、本著であり堀江貴文。その真髄は、新しい事、知的刺激、注目度やワクワク感だろう。とにかく、挑戦し続けて自らも人生を楽しむ。もはや哲学の領域である。
そんな中で堀江貴文が「情緒的」な発言をしていて、その内容にグッと心が掴まれた。合理的で先進的な話題提供もありながら、コアな人間真理の啓発的な内容を両軸で味わえるのが本書の良さだろうか。
ー 痛みを得たり手を汚したりしなければ大事な事はつかめない。その真理はビジネスと似ている。AIに「手」が開発されることにより一気に加速する。
痛みも汚れも恐れるな。そう言いながらも、人間を労働から解放する最新ガジェットの紹介。
ー 全自動衣類折りたたみ機ランドロイド。日産自動車が、手を叩けば自動で定位置に戻る椅子を2016年開発。ヒューマンロボットエリカ。1人1台のパーソナルモビリティー。ロボネコヤマト。ラストワンマイルに絞った自動配送ロボットの研究開発ハコボット。多機能コンタクトレンズ。目の前の相手の名前、年齢、所属、ユーザなど瞬時に表示するレンズの研究が進む。
ー 人材は宝物。私の意のままに動いてくれる。ビジネスの万能集団。その財産に比べれば、どんな高額のお宝もおもちゃみたいなもの。ゴールドマン・サックスに600人いたトレーダーが、株式売買の自動化システムに置き換わり、現在では数人がオフィスに残っているだけ。
お金のために働くのではない。楽しむために、働くのだ。いや、仕事ではなく遊びだと。この境界線は、より曖昧になっていくのだろう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
著者、堀江貴文さん(1972~)の作品、ブクログ登録は2冊目になります。
本作の内容は、次のとおり。
---引用開始
ディープラーニングの登場によって、飛躍的な進化を遂げたAI。囲碁や将棋だけでなく、さまざまな分野で「人間超え」を果たし続けるほか、その「手足」となるロボット技術も進展し、「AI×ロボット」の存在感が急速に増している。もはや、人間は彼らとの共存なしでは未来を築けない。テクノロジーに「奪われる側」ではなく、「使い倒す側」になるため、いまやるべきこととは?ホリエモンが世界的な研究者たちと対話を重ねて導いた、唯一無二の「結論」。
---引用終了
ここに登場した、ディープラーニング。
ウィキペディアには、次のように書かれています。
---引用開始
ディープラーニング(英: deep learning)または深層学習(しんそうがくしゅう)とは、対象の全体像から細部までの各々の粒度の概念を階層構造として関連させて学習する手法のことである。
---引用終了 -
AIとロボットと人間との関係性についてがメインの話し。
パーソナルモビリティにはスマホのような爆発普及時代が到来する可能性があるとの予測は実に興味深い。
従来のような仕事や雇用の概念から抜け出し、ベーシックインカムによって実現する、経済的自由へと向かうべき。
やりたいこと、好きなことしまくればよいというのがホリエモンの持論。
手放しでは同意できないながらも一面ではなかなか正鵠を射た主張であると思う。
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ホリエモンこと堀江貴文が、AIやロボットなどの最新技術を紹介する一冊。
彼が言うようなユートピアになるかはわからないが、少なくともテクノロジーが確実に進化して、近い将来労働に対する価値観が変化することがおくわかった。 -
より、人間くさい世界へとむかわされてるんしなく、自分の価値をそこに求めて向かってるんだな。
と、本書を読むと思い、、やはり、大切な時間、やりたいことを有効にと考えます!
AI もロボットも、すごい!
けれど、、、自分の価値は、、まだまだ広げていけるんだね。 -
将来AIに仕事を奪われる…と不安だった気持ちがこの本を読んで少し楽になりました。AIはむしろ人がやりたくないイヤな仕事を奪っていってくれているのです。
そもそもAIに仕事を奪われるのが怖いのなら、AIで代替できない分野で強くなれば良い。好きなことを目いっぱい楽しめばいい。
ただ漠然とAIを恐れるだけでは火を怖がるサルと同じ…ハッとさせられる言葉ばかりでした。
目まぐるしく進歩する時代の波に置いていかれないよう、ひとまずは情報収集を欠かさず行います。 -
テクノロジの発展によって、我々は働かなくて良くなる系の話。仕事が奪われるからAIは敵だなどと言って乗り遅れるということが日本では起きがち。是非自分の仕事無くなってくれ、と思っている自分には不思議な話だった。まあ、発展するにつれて新しい業種が生まれてくるだろうけど。
自分は、今は、家でその日にやりたいと思ったものを選んでしている。この本の言っている、好きなことをしていれば良いというのに近いことができていると思った。ずっと目標として生きてきたFIREよりも面白い生活ができていると思う。親から、仕事は我慢するものと教わって育った自分にこういう日々がやってくると思わなかった。この本が書かれた、今から3年前にすら全く想像していなかった。
この本を読んでのアクションは、もっとスピード感上げてやりたいことをする、ってこと。次にくる(既に遅い?)メタバースを勉強しよう。 -
シンプルに読みやすいです。
AIが普及することで人々の生活はどうなるのか?仕事を奪われるというネガティブな側面が取り沙汰されるいま、広い視点からそれを考え直すことができます。 -
2020年7月15日読了。ホリエモンの近著、彼の注目するテクノロジー「AI」「IoT」「ビッグデータ」わけてもAIの活用事例・今後のポイントを解説し、「働かなくてもいい」未来を予測した本。彼らしい、「技術・未来を恐れて行動しないのは愚か」「よりよい技術が現在の課題を解決していってくれる・それが人間というもの」という楽観に貫かれた本で、現在進行系で・特に日本で起きている開発事例には説得力もある。AIの眼・耳はすでに人間を凌駕しているが、現実に介入しフィードバックを受けるための「手」の開発には日本が優位性がある、という観点はリップサービスが過ぎる気もする、が、AIの頭脳の開発/運用はもはやGAFAや中国にかなうはずもなく、日本は結局ものづくりの領域でコツコツとがんばって「マニアックなヘンな国」としてこれからの世界を生き残っていくしかないのかな…。
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タイトルに衝撃を受けるけど
内容はAIについて、
その魅力が語られている
AIにお仕事を取られてしまう!と
知りもしない未来を想像して
ずっと取り越し苦労をしてた
この本を読んで卒業できたと思う
読んでいてワクワクする
AIもホリエモンも、好き度が増した