セックス難民: ピュアな人しかできない時代 (小学館新書 そ 3-1)

著者 : 宋美玄

• 小学館 (2019年11月28日発売)

作品紹介・あらすじ

「それでもしたい！」あなたに

ED、更年期障害、体型の変化、セックスレス、相手がいない……。
「それでもしたい！」あなたに。

高齢化が進む社会で、セックスをしたいけどできない「セックス難民」は、今後どんどん増えると思われます。
熟年世代の性が週刊誌などのメディアで取り上げられる現代において、難民化しないために必要なこと、今からできることは何なのでしょうか。

カリスマ女医による“豊潤な人生”を送るための処方箋。
まだ諦めなくてもいいのです。現状認識から始めて、これまでの「セックス観」を見直していきましょう。

感想・レビュー・書評

[あるふれっとさんの感想 · 2020年1月6日]

統計なのか、私見なのか、織り交ぜて説得力を産もうとする策略が透けてみえる。しろ、と言ってる感じがうざい。

[スズキさんの感想 · 2022年8月7日]

高齢者向けの内容
ただ若い人にも通ずるものがあるので性のセックスで悩んでいる人は一読の価値あり

[ごいさんの感想 · 2021年7月27日]

説教くさい割に目新しい情報はありませんでした。
男性は同意のないセックスをしまり、独りよがりだったり、とにかく不潔だから、それじゃあさせてもらえないんだぞ、お互いをいたわり合わなきゃだめなんだぞ、と当たり前のことを言ってくれるからこそ意味があるのかな。

[りこりこさんの感想 · 2021年1月8日]

セックスは、お互いが対等であって始めて成り立つ、コミュニケーション。独りよがりの押し付けは、セックス難民になる。面白かったです!

[nksntks0922さんの感想 · 2020年10月26日]

読了。｢妻のトリセツ｣を買いに行って、なかったので、こちらを購入した。大人の保健体育であった。今の40代、50代の男性が、学校で習わなかった、とても大事な内容であった。英国数理社よりも上位にくるものと思う。
｢セックス難民　宋美玄著｣読了。タイトルは本屋で買いにくい。｢性的同意は毎回必要｣で、さらに直前も必要には、うーんと唸り声あげたくなるほど感心した。2021.11.28　2回目

[nyonboo48さんの感想 · 2020年4月19日]

『女医が教える 本当に気持ちのいいセックス』に続いて宋さん2冊目。女性にしか書けない真面目な本で好印象。お互いのことを大事に思うことが重要。

[近現代史と組織論さんの感想 · 2020年3月22日]

タイトルだけ読むと不適切な書籍ではないかと思われるかもしれませんが、読み進めていくと内に雑誌やインターネットなどの情報が溢れる「性」にまつわる情報の誤謬や誤解の数々が、質されていきます。
2015年に国立社会保障・人口問題研究所が未婚の男女を対象にした調査では、18～34歳の男性の42％、女性で44％が「性」経験がないという結果から、リアルな人間関係が希薄と言われる現代の青年像を現す結果も紹介。
思いやりと「相手ファースト」の目線から、あらためて「性」のあり方を見つめ直し、パートナーとのコミュニケーションや信頼関係の再構築が求められるテーマではないかと思います。また、加齢に伴う「性」の変化にも適切にアドバイスがなされ、どっかの雑誌の「死ぬまで○○○○」とは大違いの書籍です。

[ヤッツ兄さんの感想 · 2019年12月30日]

2019年12月30日読了

著者プロフィール

1976 年生まれ。産婦人科医。『女医が教える本当に気持ちのいいセックス』（ブックマン社）ほかヒット多数。『少女はどこでセックスを学ぶのか』（徳間書店）、『生理だいじょうぶブック』（小学館）など。

「2023年 『５０歳からの性教育』 で使われていた紹介文から引用しています。」