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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784098253838
作品紹介・あらすじ
底抜けに自由なのに東大にバンバン入る内幕
東京都港区にある麻布中学校・高等学校は「自由な学校」の代名詞として知られている。制服もなければ校則もない。不文律として「授業中の出前禁止。校内での鉄下駄禁止。麻雀禁止」の3項目があるだけ。
それなのに、戦後中高一貫体制の一期生から60年以上、東大合格者数ランキングトップ10から一度も外れたことがない唯一の学校でもある(なのに一度も1位にはなっていない)。
各界で異彩を放つ9人の卒業生のインタビューから、「麻布病」の実態をあぶり出し、「いい学校とは何か」「いい教育とは何か」「子どもに大人は何ができるのか」といった普遍的な問いに迫る。
■麻布病【あざぶびょう】
重度の中二病による後遺症の一種。罹患者の多くには以下の点が共通している。特長:根拠なき自信、特技:屁理屈と帳尻合わせ、チャームポイント:詰めの甘さ。
■登場する卒業生
谷垣禎一(元自民党総裁)
亀田隆明(亀田メディカルセンター理事長)
前川喜平(元文科事務次官)
湯浅卓(国際弁護士)
宮台真司(社会学者)
伊藤羊一(ヤフーアカデミア学長)
千葉功太郎(個人投資家)
吉田尚記(ニッポン放送アナウンサー)
ときど(プロゲーマー)
【編集担当からのおすすめ情報】
あまりに個性的な卒業生たちが、いまだから話せる在学中のエピソードを明かすとともに、卒業して時間が経ってから気づいた「麻布で得たもの」を語っていきます。「自由な進学校」というイメージが一面的なものでしかないことも、読み進めるにつれて少しずつわかっていきます。
著名卒業生インタビュー以外にも、創立者・江原素六の逸話、70年代初頭の高校紛争で全国的にも稀有な「全面勝利」を体験した当事者である卒業生の回想、現役生との座談会、自らも麻布卒業生である著者が明かす教師との思い出など、様々な視点から「麻布という学校の面白さ」を掘り下げていく1冊です。
感想・レビュー・書評
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よい本だった。
すげえ、あざぶ
麻布・六本木にあるのが利点か。
校庭は狭そう。なら街で遊ぶしかないな
湯浅国際弁護士
あ、最高に面白い。
あとがきみたいなやつ、先生が出てきて、あ、この先生死ぬなって思ったらやっぱり死んだけど、予想通りだったけど泣けた。
よく言えば卑屈さが無くて、悪く言えば危機感が無くて、良いよね。
それで良いと思う。
はなるほど。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
男子校御三家の麻布についての本。
率直な感想は「麻布」っていいなということ。
この年になってみると、麻布に通ってみたかったと思える魅力的な学校。
自分が子供の頃にはどう思ったかわからないけど。
自由な学校で有名だけど、本当の自由があるように感じる。
自分がその年の頃には考えもしなかった、
・自由と責任
・相互承認
こんなことが当たり前で、この中でありのままの自分で、
大事な思春期を過ごすことができる。
多様性の研修とか会社であったりするけど、麻布では大昔から当たり前。
ありのままの個性がそのまま認められ、先生がそれを守ってくれる。
おおたとしまささんが東大生に聞いたとのこどだけど、なんで東大に入ったの?
東大生は選択肢を広げるために東大に入ったと答える人が多いようだ。
だけど、東大に行ったことによって増えた選択肢の中からしか選択できない、
と逆に狭まっているとのこと。
せっかく東大に行ったのだからと、本当に自分がやりたいことではなく、
官僚になったりとか、大手企業に就職したりとか。
メモを大量にしたけど、長くなりすぎるのでこの辺で。 -
読むと麻布に通ってみたくなる。
型にはまらない感じがビンビン伝わってくる。 -
本当にめんどうな超進学校デスねー
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968
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【メモ】
・麻布のコネは政界でも役立つ
・麻布の創立者 江原素六
・リベラリズムは精神の自由を大事に、ネオリベラリズムは経済的自由に重きを
・勉強もできて、遊びもできる役柄を演じるためにみんな必死だった
・嫌な奴は半端な出来
・感じがいい人は、セルフエスティーム(自尊感情)が高く、プライドが低い -
麻布中高について、同校出身である著者が書いている本ですが、麻布志望ではなくとも中学受験を考える家庭であれば、非常に良い視点をもたらしてくれる本でした。
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麻布の友人達に思いを馳せながら興味深く読んだ。
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未知の空間・自由de名門の男子校を垣間見る
♛素敵な男子校♛|【プロ会社員】寧華 #note #読書の秋2020 https://note.com/ruly_yasuka/n/n65b92a3ff176 -
【きょうの一冊】
『麻布という不治の病』
おおたとしまさ/小学館新書
麻布
それは伏魔殿
入ったものを放さない魅惑的な禁忌の学校
本書は、麻布出身の教育ジャーナリストがOBたちへのインタビューを通して“麻布なるもの”をあぶりだす異色の学校紹介
メインで取材されているのはつぎの6人
谷垣禎一
亀田隆明
前川喜平
湯浅卓
宮台真司
伊藤羊一
千葉功太郎
吉田尚記
いずれも“麻布病”にかかった人たちばかり
ラインナップを見ただけで麻布がどれだけ超個性的な学校であるかがよくわかる
《麻布に入れるつもりがあるのなら
お子さんには絶対に読ませないでください》──帯の惹句
麻布を描くことにより、「いい学校とは何か」「いい教育とは何か」「子どもたちに対して大人たちは何ができるのか」という普遍的な問いにも迫ろうとする野心的な一書
副題は“めんどくさい超進学校”
ちなみに著者のいう“麻布病”とは……
重度の中二病による後遺症の一種。
罹患者の多くには以下の点が共通している。
・特長:根拠なき自信
・特技:屁理屈と帳尻合わせ
・チャームポイント:詰めの甘さ
学園紛争の内幕について書かれた付録二も含めて、文句なしにおもしろい -
本質に気が付くには,誰に言葉にされるでもなく,自分自身の体感に落ちなければならない.気付く人間であっても長い年月が必要だし,それまでは厨二病のようなモラトリアムのような生活になるのは逆説的だが正しい文化の有り様である.時間に限りのある中高でそれを実践するには,する側にも覚悟と能力が必要ということである.不器用に感じられるが,人間文化とはそんな長期的視点でしか語れない.
著者プロフィール
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