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Amazon.co.jp ・本 (192ページ) / ISBN・EAN: 9784098254217
作品紹介・あらすじ
徳島県警の名物デカ、波瀾万丈の一代記
「おい、小池!」――2001年に発生した徳島・淡路父子放火殺人事件の指名手配犯ポスターは、見る者に強烈な印象を残した。
前代未聞のポスターを生み出したのが、当時・徳島県警で特別捜査班班長を務めていた秋山博康氏だ。少しでも多くの情報提供が寄せられるよう、外部の専門家の力も借りて考案されたものだった。目撃情報を募るために各局の「警察24時」にも多数出演した秋山氏は、その独特な風貌からいつしかこう呼ばれるようになった。
リーゼント刑事――。
2021年3月末で徳島県警を退職した秋山氏が、初の著書で42年の警察人生を1冊にまとめた。
刑事を志したきっかけから、“地方公務員”としては異色のリーゼントを貫く理由、交番勤務の新人時代の苦労や失敗、警視庁出向時の体験、部下の若手刑事たちへの指導などのエピソードを完全収録。「おい、小池!」事件では、潜伏中の容疑者が死亡して発見されるまでの間、どのような思いで11年にわたる執念の捜査を続けたかを明かしている。
【編集担当からのおすすめ情報】
「刑事は被害者の代理人」をモットーとしてきた秋山氏は、決して“ピカピカのエリート”ではありません。事件捜査の現場にこだわり、「刑事バカ一代」を掲げて地元・徳島の人たちが安心して暮らせるように42年間、心を砕いてきました。
秋山氏は本書をまとめた動機をこう綴っています。
〈地方警察官の活動を多くの方に知ってもらい、全国各地で奮闘する警察官を応援してもらえるようになったら、これほど嬉しいことはない〉(「はじめに」より)
感想・レビュー・書評
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●刑事の仕事は、結局のところ100点が0点。逮捕して100点逃がせば0点であり、50点や80点、努力賞や敢闘賞などはありえない。
●一般的な事件は証拠集めて犯人にたどり着いて逮捕するが、マル暴は狙いを定めてから逮捕するための証拠を探すのだと勉強になった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
刑事なのにリーゼントという奇抜なルックスの警察官の一代記。見かけ通り、個性というかアクの強い方のようだが、話は滅法面白い。犯人の検挙のために、仲良くなった暴走族を使ったり、パンチパーマを褒めて自白されるなど、興味深い話が続いていく。
自白させる話については、大澤孝征弁護士(元検察官)の「元検事が明かす『口の割らせ方』」という本も面白かったが、その中にも、口を割らない女性の被疑者の髪形を褒めたことで自白につながったという話があったのを思い出した。
現場の警察官や検事の話は面白い。
次は買ったけど、「積ん読」状態になっている「君は一流の刑事になれ」久保正行著を読むことにしよう。これはこれで、なんともすごいタイトルだ。刑事志望者以外にも売れたのだろうかと、他人事ながら心配になる。
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