- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784098254613
作品紹介・あらすじ
「正しいのは私」──みんながそう思ってる
職場、夫婦、親子、友人関係、ご近所……日常生活での「ちょっとした行き違い」は誰にでもある。そうした時に“ちょうどいい落としどころ”を見つけて折り合うのが生きる知恵だが、「社会正義」や「常識」が幅を利かせる今の世の中では反論どころか“言い分”や“言い訳”さえも許されない。そんな時代だからこそ、「批判される人々」の悲しくもあり、同情したくもなる“言い分”に耳を傾ける。
本書に掲載された数々のエピソードは、誰もが日常生活で似たような体験をしているはず。そんな時にあなたは、他者の言い分を冷たく排除していないだろうか。あるいは理不尽な言い分を無理やり通そうとしていないだろうか──。
人間関係に「100%正しい」も「100%間違い」もないはずた。誰もが「正しいのは私」と主張すれば、日々の生活はさらに窮屈になってしまう。
憤りや呆れ、あるいは苦笑を誘う実話をもとに、「自分の言い分、他者の言い分」を聞き比べてみてはどうだろうか。
感想・レビュー・書評
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会社員として働いていた50代までは、「そうゆう考えもあるわな」という柔軟性は不足していた。本書掲載のエピソードに対し、今の僕の許容度がどのくらいか知りたい
#誰にだって言い分があります
#吉田みく
23/10/2出版
#読書好きな人と繋がりたい
#読書
#本好き
#読みたい本
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まとめて読むとすごい。連載もよかったしいいけど。
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生活にありふれたリアルな悩みを集めた一冊
解決策の提示などなく、ただ等身大なお悩みがとくとくと書かれているのがかえって心地よかったです
わざわざ人には言うまでもないくらい些細な悩みについて、くよくよ考えてしまうことが多く、自分って考えすぎ?気にしすぎ?と思っていたことが、
あれ、意外とみんな同じなんだなと思えるので少し勇気が出ました -
夫や義母や妻の愚痴集。
妻の母に対する扱いが酷いだの、コロナ禍で友達との価値観のズレが明らかになっただの、夫との金銭に対する感覚が違うだの、家を買った人のマウントだの、くだらない色々な人の愚痴が集められているだけ。
これを読んで得るものがある人はいるのか?野次馬を楽しむ人なら楽しいのか?よくわからない本であった。 -
視点は面白かったし、タイトルにひかれたのは事実。よそからみればなんでそんなことで?と思うことが大半だけど、当人にとっては大事な問題。肩の力を抜いて、一歩下がって考えることが大事なんだろうな、と思いつつ、実はそれが難しい。
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タイトルに惹かれて、どっちもどっちな議論の分かれる話題を扱っているのかなと、思って読み始めたが、文句を言っている方に非があるように感じるものが大半であった。幼稚な自己顕示欲が招いた非難に対して、「私間違っていないでしょう」、「もっと優しくしてよ」という甘えん坊の愚痴の寄せ集め。買ってしまったから、一読したが、書籍化するほどの中身ではなく、よっぽど暇な時にネットで読む内容かな。