「学び」を問いつづけて: 授業改革の原点

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  • 小学館
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (398ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784098373598

作品紹介・あらすじ

教育の原点を鋭く探究する著者が真の教職をめざす人々へおくる熱いメッセージ!「学力」を救い、「意欲」をどう伸ばすか。

感想・レビュー・書評

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  • ずいぶん前の論文も入っている本ですが,なかなか刺激的でした。昨今の「学力問題」問題を考える時の基準にもなりそうです。
    「本来の発問は,触発的な発問だと思う。答えを言わせる発問ではなく,教師の発問が刺激となって子どもの探究がはじまる発問こそが真の発問である。」と佐伯氏。仮説実験授業の「問題」は,まさに,こういう発問の代表と言えるでしょう。
    「<問う>ということを教えるのでなく,教師が頭に描く<答え>を当てさせるための発問はすべて非・教育的発問と言わねばなるまい。」
    ここまで切っちゃうと,浮かばれない現場教師がウヨウヨいそうです。

  • 読みかけ。。。

  • 方向を見失ったとき、読み返すと、どこに向かえばいいのかが見えてくる。

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著者プロフィール

佐伯 胖(さえき ゆたか)
1939年生まれ。専門は認知心理学。ワシントン大学大学院心理学専攻博士課程修了。東京大学・青山学院大学名誉教授。日本認知科学会フェロー、日本教育工学会名誉会員。おもな著書に、『「学び」の構造』、『「きめ方」の論理』、『「わかる」ということの意味』など。訳書にレイヴ+ウェンガー『状況に埋め込まれた学習』などがある。

「2022年 『人を賢くする道具』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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