河合隼雄の“こころ” 教えることは寄り添うこと (教育単行本)

  • 小学館 (2008年3月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (218ページ) / ISBN・EAN: 9784098373796

作品紹介・あらすじ

「総合教育技術」において、2004年4月号から'06年9月号まで連載した「子どもの心、教師の心」を中心に構成。教育改革の荒波の中、小中学校において教師はどのように子どもを導いていけばよいのか、について、河合氏のアドバイスを得ていきます。テーマについては、その時点で特に注目されていた教育課題を取り上げています(例:基本的生活習慣の育成、小学校英語、学習意欲など)。 併録した「親子で読みたい“子どもの本”リスト」は、子どもの「国語力」を培うために、教師や保護者たちが改めて読書の大切さを認識するようになっていることが背景にあります。臨床心理学者であり、「子どもの本」に造詣が深い河合氏がお勧めの「子どもの本リスト」を紹介します。

感想・レビュー・書評

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  • 大好きな隼雄くんが考える「ほんとうの平等」について、学生時代のうちに知れて良かった!

  • 河合隼雄の「遺作」と読んでもよい本書。これも「わが意を得たり」的な本である。自分の価値観と合致する本ばかり読むのは良い点と悪い点があるが、本書はよい方に作用していると思う。

    読書の大切さ、家庭での教育の大切さ、学力試験は意味がない(ほとんど)という指摘など、いつも考えていることがリフレインされている。学歴とか学問とか勉強についてもほとんど同意見。ただし、僕はアニメーションについては河合先生よりもちょっと肯定的だ。

    英語教育のアンビバレンスについても程よい言及が為されている。小学生に英語を教えるべきか。難しい問題だ。難しい問題に、簡単に断言し、「よい」とか「悪い」とか言うべきではないというのが経験値の教えるところだ。基本、断言する人はあまり信用にたらない。

  • 河合隼雄さんの本はわかりやすい。大抵は読むの止めてしまうけど、河合隼雄さんはスーっと文章が入っていく。

    保護者に怒鳴り込まれたら勝ちという考えが凄い。熱い思いで教育に身を注いでいる保護者から、その思いを受け取れるチャンスだそう。真剣に話を聴ける人間を目指したいと思った。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「真剣に話を聴ける人間を目指したい」
      全部吐き出したらスッキリするから、最後まで聞いてあげよう。。。ってコトかな?
      河合隼雄を読んだら山中康...
      「真剣に話を聴ける人間を目指したい」
      全部吐き出したらスッキリするから、最後まで聞いてあげよう。。。ってコトかな?
      河合隼雄を読んだら山中康裕の「少年期の心」も是非!
      2012/05/01
  • 「『情』を伝えるには、ゆっくり場を共有する」
    なるほどと思いました。
    どんなに忙しくても、大切な話をするときには、ゆっくりとした空間を作っていくことを意識化していこうと思います。

  • 「総合教育技術」という月間誌に「子どもの心、教師の心」というテーマで2006.9月号まで連載された文章。
    河合さんの入院で中断されたが連載分をまとめたもの。
    当時、文化庁長官だっただけに「教育の御意見番的な話」や老賢者的な「自分の若かりしころの逸話」が多い。
    また、生前に河合さんと編集者が打ち合わせ済だったという児童書と絵本の河合best・92冊の紹介があり、児童書辞典としても秀逸。
    絶筆という表現はどこにもないが、それにちかい時期の文章。文体がやわらかく、すでに自分の行末を感じたかのような丸い文章が印象的。

  • 働き方改革の推進が叫ばれ、教育にも効率化が求められる中でこそ、子どもたちに「寄り添う」ことの意味をもう一度問い直したい。コンパクトで読みやすく、時代を越える一冊。

  • 最後の書。教育関係の月刊誌の連載をまとめたもの。
    最後には親子で読みたい本がリストアップされている。
    どの項目も、シンプルで説得力がある。

  • 子どものことを考えていたとき、見つけて何度も読み直しました。
    わかりやすくて温かい言葉に感銘を受けた。

  • この本がきっかけで河合隼雄さんの著書を読むようになりました。

  • 何回も読むべき本だと感じた

  • 先生やお父さん、お母さん、子どもに関わる全ての人達の
    悩みや迷いに寄り添う1冊です。
    巻末についている親子で読みたい本リスト(児童書編)と
    (絵本編)がなんとも贅沢です。

  • 購入者:清水(2008.4.30)
    今の日本の現状がどのようになっているのか、短編ごとではあるがよくわかった。その中で、子どもとの接し方を中心に親や教師、大人がどのようにすれば良いかが書かれている。実践できることをひとつでもしたいと思う返却:<2008.10.3>

  • 図書館で何気なく手に取った本。

    もともと何に対しても深く考えることがなく、
    直感で考えてしまう私にとって、
    いろんな教育的視点を与えてくれた。

    いろいろな問題をそのまま見つめるのではなく、
    その背景にあるものを理解していくことで、
    解決の糸口がつかめるかもしれない。

    とにかく、わたしには学ぶべきことがまだまだたくさんあるし、
    たくさん本を読んでいろいろなことを吸収していきたい、
    そう感じさせる本だった。

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