齋藤 孝の音読破1 坊っちゃん (齋藤孝の音読破 1)

著者 :
制作 : 斎藤孝 
  • 小学館
3.36
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本棚登録 : 55
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784098375813

作品紹介・あらすじ

ことばを身体全体で楽しみ、脳が活性化する音読。まとまった文学作品をまるまる、「音読しながら読破」する活動を「音読破」と呼びます。音読破のための最高のテキスト、総ルビ付き大活字の夏目漱石『坊っちゃん』を、音読でお楽しみください。

感想・レビュー・書評

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  • 齋藤孝先生がおすすめされている音読を実践するための本。

    音読というと、短めの文章のものが多い気がするが、夏目漱石の坊ちゃんを丸ごと読むので、ボリュームはあるが達成感がものすごい。

    ちなみに、齋藤先生によると、5、6時間で読むことができるそうなので、1日30分でも2週間で終わるイメージ。

    大きめの活字で、読み仮名や意味も添えてあり、小学校高学年ぐらいから、楽にチャレンジできると思う。

    最後に、解説やクイズもついていて、楽しめる。

    坊ちゃんは昔読んだが、またこうして音読してみると、とても面白いし、文章も一文が短めですっきりしており、上手いのだな、と再認識できた。

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著者プロフィール

1867(慶応3)年、江戸牛込馬場下(現在の新宿区喜久井町)にて誕生。帝国大学英文科卒。松山中学、五高等で英語を教え、英国に留学。帰国後、一高、東大で教鞭をとる。1905(明治38)年、『吾輩は猫である』を発表。翌年、『坊っちゃん』『草枕』など次々と話題作を発表。1907年、新聞社に入社して創作に専念。『三四郎』『それから』『行人』『こころ』等、日本文学史に輝く数々の傑作を著した。最後の大作『明暗』執筆中に胃潰瘍が悪化し永眠。享年50。

「2021年 『夏目漱石大活字本シリーズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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