斎藤孝の音読破 (4)

  • 小学館 (2005年3月16日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784098375844

作品紹介・あらすじ

ことばを身体全体で楽しみ、脳が活性化する音読。日本語の至宝ともいうべき文学作品を音読しながら読破する音読破の第四弾です。江戸の職人の気風、言葉と行動をみごとな文体で描く作品を音読破でお楽しみください。

感想・レビュー・書評

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  • 音読するには、結構難しい。
    が、やりがいがある。
    内容は、全く違う性質を持つ職人たちのぶつかり合い。
    それぞれの職人気質が興味深い。
    その女房の様もいい。
    人情と粋を感じる。

  • きっかけは青木玉(祖父に幸田露伴を持ち、露伴の娘幸田文の長女)のエッセイ「上り坂下り坂」 の中に、祖父の作「五重塔」のことが記されていて、24−5歳の若くしなやかな筆づかい、着想は谷中天王寺の五重塔(昭和32年に焼失)とあり、「五重塔」の面白さがあった。
    昔読んだことがあったと思ったが、ひさしぶりに手にして見、最初の方の文章を読みながら、少し手こずった。すんなりと文章が胸に入ってこない。表面づらだけがすべるようで上っ面だけの感。ちょっとまてよこんな筈ではなかったと思いつつ、其五の大工の十兵衛が感応寺を訪れるあたりからにわかにすっと文章が入ってきだす。その後はなんとも言えずトントンと小気味の良い文調、声を出して読むのが適するところとなる。また、人物像が巧みでその描写も素晴らしい。

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著者プロフィール

1867年(慶応3年)~1947年(昭和22年)。小説家。江戸下谷生まれ。別号に蝸牛庵ほかがある。東京府立第一中学校(現・日比谷高校)、東京英学校(現・青山学院大学)を中途退学。のちに逓信省の電信修義学校を卒業し、電信技手として北海道へ赴任するが、文学に目覚めて帰京、文筆を始める。1889年、「露団々」が山田美妙に評価され、「風流仏」「五重塔」などで小説家としての地位を確立、尾崎紅葉とともに「紅露時代」を築く。漢文学、日本古典に通じ、多くの随筆や史伝、古典研究を残す。京都帝国大学で国文学を講じ、のちに文学博士号を授与される。37年、第一回文化勲章を受章。

「2019年 『珍饌会 露伴の食』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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