ボクの教科書はチラシだった

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 55
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784098401185

感想・レビュー・書評

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  • 残念ながら訃報時に知った、流通ジャーナリスト金子さんの著書。
    金子家のお金の教育が面白そうだったので読んでみました。1時間ほどでサクッと読め、おもしろかった。
    小2の頃から夕飯の買い物を任せられ、小遣いはその残りという歩合制。
    お金の価値を学び、流通に対して興味を持つことになった金子少年。
    小学生のころから節約上手になりご近所の主婦のアイドルにw
    中学生になると友人相手に商売し小遣い稼ぎ。
    「教育は投資、お金を残したところでその価値は0になってしまうかもしれない。お金を生み出すノウハウを学びなさい。」という金子家の教育。
    外食はしないし、図書館の近くに住み、レジャー費冷暖房費など徹底的に節約するけれど
    銀座の塾に通わせ、コスパを考えて(笑)慶応に高校から入れるというところに教育熱心さを感じる。

    せこすぎだろwと苦笑な部分もあるけれど、
    収入関係なく人生を楽しもうとするポジティブさ、
    仕事をもらうためにあれこれはったりをかます度胸、
    就職活動さえお小遣い稼ぎにしてしまうw金子さんのマメさとアグレッシブさは見習いたい。

    60歳になった時に成功している人は、最初に母から誉められたことを覚えているという分析で「ボクは60歳になるのをワクワクしながら待っている」と書いてあってそれはちょっと悲しくなってしまった。

  • 感想
    お金を考えるきっかけになった。
    子育てにも参考になった。

  • 最近TVで見てて、おもしろい人だなあと思ったので
    読んでみた。
    この人の生い立ちが知れておもしろい。
    小さいときから、人とは違ったんだなあ。

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著者プロフィール

1971年4月30日千葉県生まれ。慶應義塾大学卒業後、株式会社ジャパンエナジーに入社。独立後は独自の取材と切り口で、流通ジャーナリスト兼プライスアナリストとして、TVや雑誌などの各メディアで活躍。2012年10月没。

「2013年 『学校では教えてくれないお金の話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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