- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784098401239
作品紹介・あらすじ
中学生の人間力・学習能力を伸ばす読書法
人間力・生きる力をつけ、学習能力を伸ばすには「本」は外せない。
自由な校風で知られる名門進学校麻布学園では、生徒指導の軸に「読書」を挙げています。
思春期の子どもにとって、自分の内面と向き合い人間力をつける重要なツールになると考える学校の方針の元、徹底的な読書指導が行われています。そのメソッドを現役国語教師である著者が紹介します。
また、思春期真っ直中の中学生の揺れる心や生活をどのように支え、学習能力を伸ばしていくのか、思春期の子どもの特徴、親がやるべきこと・やってはいけないことなど、保護者が家庭でできることについて具体的にアドバイスします。
「反抗期の子どもにどう接していいかわからない」「子どもが友人関係で悩んでいる」「中学での勉強を高校・大学受験にどうつなげるのか」「国語の成績が伸びない」といった保護者の悩みをこの一冊で解消します。
巻末には、小説から哲学まで全205冊のおすすめブックリストを掲載。
感想・レビュー・書評
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お借りして読んだが、これは自分で買ってキープしておかないとね。
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言ってることは間違いないと思うけど、違和感が残る。
著者は本当に「読めない子」に接したことがないのではないかと疑う。
著者も書いているように、著者が接している子供たちは、受験戦争を勝ち抜いてきた、エリートたちだ。
本当の意味で、全く本が読めない子は知らないのではないかと思う。
この本の魅力は、巻末のブックリストにある。
選んである本はなかなか新しく、名作ぞろい。
面白いことは保証付き。
だけど、読めない子にとってはちょっとハードルが高い本ばかりだ。
また、漫画をOKとしながら、ライトノベルは不可というのも良くわからない。
大事なのは作品に深みがあるかどうかということで、ライトノベルはそれが浅いらしい。
となると、漫画もきっと何でもOKではないのだろう。
結局、名作が好きなんだと思う。
でも、名作ばかりでは疲れますよ。深読みする読書ばかりでは疲れますよ。
それに、ライトノベルは全て浅いなんて、どんな自信があってそういえるのかわかりません。
深い読書も結構だけど、浅く広く楽しむ読書も、またいいものだと私は思います。 -
本を読むと読解力がつくとあるが
どんな本でも良いわけではないとも
そこで気になるのがどんな本を中学生が読めば良いか
巻末に多くの本を紹介しているが
初学の段階では果たしてどの本を読ませればいいだろうか
なかなか本を読まない子供、読んだことのない子供には
本の内容もさることながら、一緒についてあげて
一緒に読むことから始めるのが大切なように思う
こんなデジタルな時代なのに「紙芝居」が子供にうけるのは
言葉から多くを想像することが楽しいことだと知っているから -
読解の方法が書いてあるが、ぼんやりしていて参考にならない(T_T)
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すべきことから逃げたくなる
努力がムダと思う
面白いことを求める
前向きさに耐えられなくなる
サブノートづくり効果あり -
タイトルからブックリストだと思ったら、読書のおはなしは半分くらいで、「中学生の解説書」として読める。
思春期の真っただ中にあり難しくなる中学生への関わり方や、中学生にとっての読書の大切さから、読解力を高めるための方法まで、具体的にわかりやすい文章で教えてくれます。 -
参考になりました。良かったです。同著者の小学生のための~も良かったです。
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前作の、「小学生のための・・」のブックリストが大変参考になったため、
こちらも購入。
この本のターゲットは親だろうから、親うけしそうな題名にしてあって、
そういうのちょっと否に感じる親御さんもいるかもしれないのだけれど、
題名は目をつぶってブックリストだけでも目を通してもらえば、
大変参考になること、まちがいなし。
2012/12/31