保育のなかのアート プロジェクト・アプローチの実践から

  • 小学館 (2015年3月16日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (160ページ) / ISBN・EAN: 9784098401468

作品紹介・あらすじ

プロジェクト・アプローチの豊かな世界

イタリアのレッジョ・エミリアの実践は今日、保育界に広く知れ渡っています。表現活動を中心に、保育を子どもたちの主体的な生活の場としてとらえ直す、その実践は、日本では大きな可能性として好意的に受けとめられ、自らの保育を考え直すきっかけとなりました。
執筆者のひとりである福田泰雅先生が園長を務める赤碕保育園では長年生活と造形表現を結びつけることに目を向け、子どもの主体性において保育を組み立ててきました。
一冊の絵本から五線譜へ、そして造形へとつながった「モーツァルト・プロジェクト」、一匹のとかげから死と生を考えるきっかけへと発展した「とかげプロジェクト」、川の遡行体験から未知の生物の世界に思いを馳せた「かっぱプロジェクト」など、子どもの発想を、大人が受けとめることによって、どれだけ保育が豊かに楽しくなるかを語ります。
本書は「プロジェクト・アプローチ」を日本の風土と地域に根ざした実践として取り組んできた園の実践と、アートを中核とした保育創造の理論を解説する書です。

【編集担当からのおすすめ情報】
プロジェクト・アプローチの実践は、一回きりのそのとき、その子ども、その環境でなければ出合えません。
しかし子どもの発想を大事にするという根本をおさえていれば、新たな実践と出合えます。保育には無限の可能性がある、それを示しているのが本書です。

感想・レビュー・書評

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  • 登録番号:142165、請求記号:376.156/I85

  • こどもが全ての感覚をつかい環境に触れそこからイメージが産まれること、日々の生活がアートになること、必要なのは表現できる多様な素材があること。どの事例も本当に面白くて、読み応え、見応えがあった。こどもの見ている世界も、子供の表現する世界も、本当にワクワクが止まらなくて、はっとさせられて、心が震える。
    あぁ、こんな保育をしたいと思った。


    以下メモ


    保育プランではなく「保育デザイン」
    ・こども“まかせ”はある意味放任になり、学びの放棄にもなってしまう。保育者とこども両者が“おもしろそう”と感じたところに探究が成立し、学びが始まる。
    「子どもから離れない」こと
    子供との対話
    「遊びを広げ、深め、遊び込む」

    保育における平等≠誰もがおなじことをする
    その人がやりたいことを同じように保障すやり
    アートとは、表すこと。自ら、あらわしたこと。

    ヴィゴツキー
    発達の再近接領域

    絵本「さつまのおいも」
    手のひら絵本
    ジオラマつくり
    「図形楽譜」
    ライトテーブル(つまようじ、穴を開ける)
    オープンエンド

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著者プロフィール

 1959年,岐阜県中津川市生まれ
 椙山女学園大学・教授
 博士(学校教育学)

 主な著書:『子どもが絵を描くとき』(一藝社,2006),『自然・子ども・アート-いのちとの会話-』(フレーベル館,2007),『アートと子ども-生活から生まれる新しい造形活動-』(小学館,2013),『造形表現・図画工作』(建帛社,2014),『保育のなかのアート-プロジェクトアプローチの実践から-』(小学館,2015)等
 作品所蔵:富山県立近代美術館,ブラネ市(デンマーク),ニース・アジア美術館(フランス)等

 主な活動:日本とヨーロッパ,オセアニア,アフリカを拠点に,世界の子どもたちによるアート・プロジェクト“Dialogue of Life”を展開。臨床的研究と芸術に関わる分析をとおし,人間にとっての芸術の意味と,教育における芸術の役割について,研究者・制作者・実践者の3つのスタンスから相互的な研究活動を展開。

「2020年 『「芸術の6層」による教育』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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