「だから、子ども時代に一番学習しなければいけないのは、幸福です」: ママたちとの対話から生まれた子育ての知恵ツイート41 (教育単行本)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 64
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784098401642

作品紹介・あらすじ

「幸福を学習」すると、子どもは伸びる!

「先生のツイッターから学ぶようになって、本当に成績が伸びてきました!」
陰山先生のツイッターには今、フォロワーの保護者からそんな声が続々と寄せられています。

百ます計算をはじめ学力向上で有名な陰山先生ですが、30年の教師生活を経て、3人の子育てを終えた今、子どもが伸びるために一番必要だと痛感しているのは、子ども時代に「幸せを学習する」ことだと説いています。子ども時代に幸福感を体験することが学力向上の基盤ともなるのです。

本書では、子どもたちが家庭で幸せを学習するために、ママたちにしてほしい41の子育ての知恵を掲載。たとえば陰山先生のこんな言葉にドキッとしたあなた、今すぐ本書をお読みください!

「とにかく一番まずいのは、お母さんから笑顔が消えること」

「心配してやればやるほど自信のない人間に育つ」

「お金がないことを子どもに謝らない。子どもが卑下するようになるから」

「長時間学習はダラダラすることを覚えるだけ」

「未来に子どもに幸せになってほしいなら、親子で今を幸せに生きることだ」

感想・レビュー・書評

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  • 百マス計算の陰山英男さんの教育本は色々読んだので、かぶってる内容もあるけれど、ツイッターでつぶやいて反響が多かったものを簡潔にわかりやすく書いてくれてるので参考になることも多かったです。

    親は子供の背をみて育つことや、親がまず幸せでいることなど、子供は親をよく見ているし、親次第で変わることも多いので、気を引き締めつつ、幸せに生きていれば大丈夫なんだなと再認識しました!

    お子様が小さい時に読めば、早くから実践できるからいいですね!

  • 無い物ねだりでなく今あるものに感謝しなければいけないと改めて思う
    親が笑顔で前向きでいれば子供も安心する
    毎日楽しく、ピリピリガミガミしない毎日にしようと思う
    自己肯定感大切

    要領のいい努力。
    ビビッときた言葉
    毎日ダラダラ長い時間勉強するのではなく集中して、最小限の努力で最大限の効果
    集中するいいことがある体験を

    勉強の仕方や学習のハウツー本が多くあるが
    根本にまずこの親子関係が大事だと思えた一冊です

  • どんなに良い子に育てるかというhow to本ではなかった。結局家庭がうまくいってないと教育やしつけのスタートラインにも立てないよ、母親も楽しく生きることが子どもに一番だよ、というシンプルな本。子どもは親の鏡というか、子どもが何かあるときは特に接する機会の多い自分の言動や行動や表情を振り返りたい。

    つい子どもが心配なあまり声掛けや余計なお世話、そして、自己犠牲をどんなときも厭わず、子どもが巣だったあとポッカリ穴が空くような生き方をしていると危ういのだなと。

    やれ塾だ習い事だ受験だ成績だお金だ仕事だ家事だとギスギスしている人より、
    (これは、大変自慢のようで不安の現れだと思っている)
    家でたとえば親子でベーグルづくりや推し活をしている人の方がうらやましく見えるしあんな風にありたいという自分の感覚を育児においても信じていきたい。

    少し年数のたった本なので、父親バージョンもぜひ出していただきたい。でもそうすると夫婦の問題になるから専門外か。

  • 親に向けたメッセージが分かりやすく簡潔にまとめられたメッセージ集。ドキッとさせられることも多かった。具体的なハウツーは載っていないので子育て方針とかばくっとしたものを知るのに良い。

  • 短くて読みやすい。

    ヒントになったり勇気をもらえたりする言葉がたくさんあった。

    この本がきっかけで、陰山先生のTwitterをフォローしました。

  • 各章が短く、読みやすい。

  • 陰山先生の子育ての知恵としてのツイートをより詳細に説明。
    親は笑顔が大切、こどもには集中力と基礎固め。
    C0037

  • 「集中できているかどうか」「長時間だらだら勉強しない」は社会人の仕事の仕方と同じ。残業の多さで評価する変な社会構造が蔓延っている日本社会と同じ感じがした。

  • 図書館で借りて読み。

    学研の教材で、陰山英男の名前が入っているものを使っているので、興味を持って。

    ・起きてもいないことを心配するよりも開き直って楽しめれば、それはそのまま子どもに映し出されます。親子で楽しむことを最優先にしましょう。そうすることで子どもには集中力が付きます。(p61)

    ・「集中できているかどうか」、この一点だけを家庭学習の軸に据えれば間違いありません。短時間で課題がこなせたというのは集中できたということ。それ以上、何かをやらせるというのは集中力を奪うことにほかなりません(p116)

    ・心配したり手をかけたりするのが当たり前になってしまうと、子どもは自分の持っている力を発揮できなくなってしまいます。…(中略)…生活習慣を整えて基礎学習を身につけたら、あとは子供に任せましょう。(p125)

    ・「サッとできない子にしてしまう母親のやりがちなミス。思い付きで続けざまに二つ以上の指示をすること」(p136)

    ・教え方のコツは、同じ説明を繰り返すこと。つまずいてる子どもに、いちばんやってはいけないことがあります。それは教え方を変えてしまうことです。(p140-141)

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著者プロフィール

陰山ラボ代表(教育クリエイター)、NPO法人日本教育再興連盟 代表理事。全国各地で学力向上アドバイザーを務めている。『学校を変える15分 常識を破れば子どもは伸びる』(中村堂)、『早ね早おき朝5分ドリル』シリーズ(Gakken)、『陰山英男の「集中力」講座』(ダイヤモンド社)、『徹底反復「百ます計算」』(小学館)など著書多数。

「2023年 『6年分の基礎が身につく 小学生教科書クイズ700』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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