学校と一緒に安心して子どもを育てる本 小学生保護者の心得

  • 小学館 (2016年3月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784098401697

作品紹介・あらすじ

小学生保護者の教科書

30年以上の現場経験を経て、全国で教員育成&保護者相談にあたる著者が、現代の小学生保護者が幸せな子育てをするために必要な知恵を伝授。

「小学校ってどんなところ?」
「どんな人が先生になっているの?」
「6年間で子どもはどんな風に変わっていくの?」
「どんなトラブルが起こるの? どう対応すればいいの?」
「発達障碍の疑いがある時には、どうしたらいいの?」
「先生への苦情や要望はどうやって伝えたらいいの?」
「いじめが起こったらどうすればいいの?」

など、小学校生活についてのあらゆる疑問から、

「子どもをやる気にさせるにはどうしたらいいの?」
「子どもの部屋でエロ本を見つけたらどうしたらいいの?」
「片づけられる子どもにするにはどうしたらいいの?」

など、家庭でのちょっとした悩みまで、
きめ細かくユーモアたっぷりのアドバイスがあります。

読めば読むほど、子育ては「学校と一緒にできる」ということに気がつき、子育てに閉塞感を感じている人はそこから解放されるでしょう。

新一年生の保護者はもちろん、どの学年であっても、いま心の中にある不安を解消する手立てが見つかる本です。



【編集担当からのおすすめ情報】
メディアが学校について取り上げるのは、たいてい事件が起きた時で、そこで紹介されるのは非常に特殊な例ばかりです。ごく普通の小学校の日常、よくいる先生の性質、平均的な子どもの育ちについては、実は知っているようで知らないことが多いのではないでしょうか。「不安」を解消するためにまずできることが「知る」ことです。
この本には、そうしたあまり知られていない小学校の実態が書かれています。豊富な現場経験(全学年をそれぞれ4回以上経験)があり、日々若手教師や保護者の悩みに触れ、子どものことを考えている著者ならではの、「教師」「保護者」「子ども」三者に対するフェアな視点があり、アドバイスにはどれも納得させられます。多少のことには目をつぶっても学校と協力しよう(我が子のために!)という気持ちに自然となってくるはずです。でも、ここぞという時の闘い方も書かれていますので、ご安心を。
小学生のいる家庭に一冊、子育てに不安を感じたらいつでも開いてほしい本です。

感想・レビュー・書評

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  • 子どもが小学校入学前に読むと心構えができて良さそう。第二章、六年間の心と体のの成長、学習内容の見通しが持てたのが助かる。学校や先生とのコミュニケーションの取り方、いじめや他の子とのトラブル、学級崩壊に対して親としてできることなど…。基本的に「子」を真ん中にして、学校と親とが協力して成長を促してゆければよいな、と感じた。

  • 心の準備に。

    結局、学校もお友達も先生も、出たとこ勝負…!
    過保護になりすぎないように見守ります。

  • 先生にはクッション言葉を使って質問、意見をしてみる。子どもの言葉は傾聴する。とにかく、相手の立場になってみる、想像することが大切ということ。

  • 著者の多賀先生が、保護者目線で分かりやすく解説してくれている。図書館で借りた本だが、具体的なエピソードを交えてどのように先生に伝えるのか、行動するのかも分かりやすい。親はいつでも子供を信じる事で信頼関係が生まれ、子供と共に親も成長するんだなと痛感した。

  • 「第5章 いじめ・学級崩壊に対して 保護者ができること」
    が、参考になった

  • 2016.7 市立図書館

  • 小学生の子どもを持つ親、もうすぐ入学する子どもを持つ親にぜひおすすめしたいです。
    小学生の6学年の特徴がすごくわかりやすく書かれていることと、先生との付き合い方がリアル&具体的に書いてくださっていること、いじめや学級崩壊に直面した時の対処法について教えてくれていること、この3つが書かれてあることがとても助かりました。小学生の「あるある」な話も満載です。

    特に、いじめの対処法はけっこういろいろな本で見つけることも可能ですが、学級崩壊を予防するために保護者ができることについて書かれている本は少ないんじゃないでしょうか。

    学校の先生も基本、立場は違えどふつうの人間。
    家庭とは違う見方で子どものことを心配してくれる人ともいえます。
    子どものことについて一緒に考えていけるような付き合い方ができるのが一番、と思いました。

  • ベテラン教師が書いた小学生の子をもつ保護者のための心得帖

    こうすれば先生や学校とよい関係がきずけるのか
    こう考えれば安心して子育てできるのか

    小学校を知りつくしている著者だからこそ書けるホンネが満載
    悩み不安な保護者も、そんな保護者とかかわる教師も、必読の一書

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著者プロフィール

多賀一郎(たが・いちろう)
教育アドバイザー。神戸大学附属小学校を経て私立小学校に永年勤務。追手門小学校では8年間にわたって、若手教師の育成を手がけてきた。全国各地の学校現場に入って、指導するほか、親塾や絵本の会なども主催している。

「2022年 『教師の育て方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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