明日、私は誰かのカノジョ (3) (裏少年サンデーコミックス)

  • 小学館 (2020年5月19日発売)
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Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ) / ISBN・EAN: 9784098500512

作品紹介・あらすじ

その見た目でアナタは満足していますか?

見た目に固執し、すべてを嘘で覆い隠すアラフォー女子、アヤナ。
美を求め老いに抗う彼女の孤独な戦いがはじまる。

現代において生きやすさをいともたやすく変えてしまう『美醜』という価値観。
明暗を分けるのは、わずか1mmの差。

『明日カノ』第三章『1mm』、開幕――


【編集担当からのおすすめ情報】
電子・紙ともに口コミで人気が広がり続ける『明日カノ』。
第3巻は連載開始以来最も物議を醸した「整形」にまつわるエピソードを収録する。
さらに連載では読めない、マッチングアプリにはまる中年男・飯田の悲喜こもごもを描いたおまけマンガも収録!

感想・レビュー・書評

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  • リナは正直嫌いだ。
    リナに対してそこまで雪が誠実にしてあげる理由がわからないというか
    それだけ雪はリナを友達だと思っていたのだろうから気の毒だ。
    素顔を見てもごめんね、と言って泣くのが自分に酔っているし
    雪のことを可哀想だと見下している感じがする。

    雪の勤め先、それなりにちゃんとしているのだろうが
    お店の人があやなに「雪みたいに頑張れ」と言うのは有り得ない。
    整形はお金もかかるけれど、痛みや恐怖を乗り越えて施術を受けようとするところが本当にすごいと思う。

    桧山のきもおじぶりが絶妙でリアリティがあり過ぎる。
    10万円の若作りジャケットを10回払いで買う男気のなさの癖に、化粧をする男を気持ち悪いと否定する。

    光晴は「ハルカちゃんみたいになって欲しい」と言ってくるところが気持ち悪い。
    こういう男とは結婚してもうまくいかなさそうな気がしてしまう。

    翼くんは可愛い人だし、言っていることに共感もできた。

  • 【お金をかけてここまで綺麗になったのに、なんで醜いあの二人の方があんなに幸せそうなの…】
    「ブス」という顔を変える決意をさせたほど嫌いな言葉をいつのまにか彼氏の友達の妻に向けていたあやな。美に過剰なまでに執着する今回の主人公である。上記のセリフの場面、心が抉られるような思いだった。私も子供時代から他人と見た目を比較することはあったし、知り合いの男性の彼女や結婚相手の容姿が気になることはある。我ながら最低だけど、その都度「どうして彼女が私より幸せそうなの?」と思ってしまうのだ。私自身の愚かで醜くい部分だな。

  • 読むん辛い…もう皆幸せなってな…

  • 結局は、育ってきた環境で7.8割決まるよね。可愛い子の分母増やしたくないのほんとに、分かる。こんな人も居るんだな〜くらいに思っとくのが一番平和。

  • やばー、この漫画、病んでる人しか出てこない……。
    特に女子がみんな病んでる……。
    そして、飯田さんが特大ブーメラン喰らいそうw
    奥さん、離婚とか突きつけてきそう。

  • 本当リアル。
    ブスだと子供の頃から見た目の良し悪しで何となく周りの態度が違うって感じたりするけど、客からすると水商売やっている女の子なんて他人だから態度に明らかに出たりブスとかストレートに言ったりするんだろうな。
    周りに信頼できる家族や友人もいなくて、人の悪意に触れると人間性歪んでいくよなぁ〜めっちゃわかる。

  • 自分用記録

  • いろんな登場人物がいるなあ。
    みんな何かを抱えながら必死に生きているの感じる。
    コンプレックス、過去のトラウマ。
    今回は整形依存か面白いけど辛い。

  • https://twitter.com/_____riria/status/1471856397050851330?s=21

    この人のTwitter見て興味もったから読んだ。
    数ヶ月前からこの人のTwitter見てて、清々しいまでに意見が合わなくて逆に興味もち続けてる。
    一言で片付けると、あやな哀れ。この人なりに一生懸命生きてるのは分かるけど、価値観が違いすぎて気味が悪いまである。
    ただこのTwitterの人はあやなに共感しかないって言ってて、これがフィクションじゃなくて現実的に整形にのめり込む人の考え方かと思うと、どう表現していいか分からなくなった。

  • 気になってやめられないのもつらいよね、、

  • あやな、やってることはクズ(人騙してお金もらってからね)なんたけどわからんでもないってなる…。昔言われた「ブス」って言葉は一種の呪いだよね。整形は悪いとは思わない。あやなの考えは一貫してるからいっそ清々しい。
    この間の最後の話(ばさやん)も、あそこで雪のかわりにいったのがあやなでよかったと思う。

  • あやな、悪いな〜歪んでるな〜って思うけど、4巻を読むと悪い奴じゃないって思いました。リナは嫌いだけど、あやなは好き。

  • 書き下ろしにゾッとした…

  • 3人目の主人公、あやな篇。
    あやなは、夜やレンタル彼女等でお金を稼ぎ、
    整形を繰り返すお姉さん。
    急に主人公の年齢が上がります。
    前巻でも「こんな女の子が世の中に沢山いる」と書きましたが、
    整形女子もきっと今世の中に沢山いるはず。
    まだ、一歩を踏み出してなくても、
    症例を見て飛びたくなることだってあるし
    その度に焦りを感じることもあるんだろうな、と。

    人によって美醜への執着や考え方が違うのに、
    満たされないから他人にイライラするのかな。
    豚にデパコスという名言が個人的には好き(笑)

    あやなだけではなく、雪がまた出てきたり、
    新キャラも出てくるので物語がどんどん絡まっていくのが楽しいです。

    そして、うざいおじさんのメッセージがリアルすぎて、
    をのひなお先生の勉強熱心さが伺われます(笑)

  • あやな編すごく好きです。
    人それぞれの美醜への感じ方、価値観の違いをひしひしと感じ、考えさせられます。

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