異世界に救世主として喚ばれましたが、アラサーには無理なので、ひっそりブックカフェ始めました。 (2) (裏少年サンデーコミックス)
- 小学館サービス (2020年5月19日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784098501175
作品紹介・あらすじ
救世主だとバレたら嫌われる…
異世界へ転移させられてしまったアラサー女子のツキナは、「神」からもらったハイスペックな能力で、理想のブックカフェを開店。唯一の客である、騎士団長のイルと共に穏やかに過ごしていた。
そんな中、城に住む「救世主」の少女が、ある大事件を引き起こし――!?
【編集担当からのおすすめ情報】
大人気異世界ラブライフ、待望の第2巻では、大波乱が巻き起こります。1巻でも不穏な動きを見せていた城に住む「救世主」が原因となり、騎士団長のイルがピンチな状況に…。その時ツキナは?
更に、お互いを意識し出したツキナとイルの関係にも変化が訪れます。ぜひご一読ください!
感想・レビュー・書評
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もう一人の救世主は本当になんてことをしてくれるのか…。魔物討伐で負傷したイルを見たツキナがへなへなと座り込んでしまったのは気持ちわかります。
これで済んだのはツキナのおかげだけど、無事だとしてもやっぱり傷ついた姿は見たくない。
ちょこちょこ描かれる、ツキナがイルに惹かれる時に呟く言葉の一つ一つが若者が恋に落ちる時と違うことの、その表現方法に舌を巻きます。こんな所も違うんだなぁ。
スキンシップ過多になってきたイルとのやりとりは見てるこっちがドキドキでした。今までそういう対象がいなかっただけで、甘々なのかイルよ…。
特に馬に乗るシーンはきゅんきゅんが止まりません。需要あるよ!ツキナ!可愛いよ!
そして、人が何かを決意するときって意外と静かなんだなと、ツキナの決意を見て思いました。
心が凪になる。そういう瞬間、人は決意できるのかも。
その理由も「世界」ではなく「誰か」を守るためなんだと、後々のイルの理由もしかり。
ラストのシーンは…この二人ならではの空気感です。
たっぷり堪能して下さい。
「この世界の平和を守るお役目は、また現れるであろう若い救世主にお任せということで…」
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第一章、完(新章準備中らしい)。ある意味きりのいいところなんだけどな。設定とキャラは好きだったので、もうちょっと丁寧に描いてほしかったかも。もうひとりの救世主にイラッとしつつ。魔法発動シーン結構好き。イルの独占欲、ごちそうさまでした。
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完結してしまった気がするんだけど………?笑 ここからの話が蛇足にならないといいなあ。
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話は、個人的に好きでした。ブックカフェ要素は少なかったけど、あの二人が惹かれ合う姿は可愛かったです。神様は何基準で救世主を選んでるんだろう?もう1人の救世主、本当にやりたい放題やっただけだった。プラスになることが、1つもなかった気がする。「神様よ、異世界送り込む前に事前調べしとけ!」っ読みながら思ってしまったかなぁ。まぁ、こういうポジションがいないと物語も進みにくいのは…分かってはいるんだけど(笑)ツキナがいなかったら、本当にこの世界というか、この国は終わってたな。
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救世主として世界に配置されたけど、やる気ないのでひっそりブックカフェやっている女の子。