アオイホノオ (25) (ゲッサン少年サンデーコミックス)

  • 小学館 (2021年8月11日発売)
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本 ・マンガ (200ページ) / ISBN・EAN: 9784098506804

作品紹介・あらすじ

ホノオ、週刊連載に挑む!第二部開幕――!


時は1980年代初頭――

近い将来、ひとかどの漫画家に
なってやろうともくろむ
一人の若者がいた

男の名は焔燃。

通っていた大学を辞め、東京へとやってきたホノオ!
新たな土地で浮き足立つホノオに襲いかかるのは――――――逆境!!

大いなる力でいつの間にか早まる締切!
試練ばかりの漫画界……戦わなければ生き残れない!

熱血新人漫画家の七転八倒青春エレジー
第二部突入の25巻!!


【編集担当からのおすすめ情報】
島本和彦の代表作はいかにして連載へこぎつけたのか!?
ピンチから始まる大逆転劇、そして当時の週刊少年サンデーの舞台裏をお楽しみください!!

感想・レビュー・書評

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  •  何年かおきに、単行本の巻数がたまったらまとめて読んでいて、今回は17巻から読んだ。『風の戦士ダン』はその当時『炎の転校生』にびっくりして遡って読んだのだけど、『炎の転校生』ほどは面白くなくて数回読んだだけだった。昨年家のリフォームで大量の本を処分したのだけどその中に入っていて、今思うとやっぱりとっておくべきだったし、本は処分するべきではないと痛感した。今こそ読み返したい。

     そしてとうとう、炎が上京して新井薬師に住み始めた。新井3丁目のアパートを4年間借りていて、中野TWLにも近いのでなじみがある。漫画家になって上京する若者の前途は洋々としていて、まばゆい。

     新井薬師からなら電車など乗らずバイクですぐに新宿に出られるぞと炎に教えたいが、上京したての若者に東京の道は難しいかもしれない。

     炎が編集者に渡された『かっこいいスキヤキ』に大爆笑していて、ガロとの接点が登場した。オレも上京するまでガロにはノータッチの田舎の漫画好きなので親近感が沸く。

     自分ときたら30になって帰郷してからようやく漫画家の活動が本格化して、あのまま東京にとどまっていた方が出世できていたのではないか、もっと楽しく充実した活動ができていたのではないかという悔恨が強い。しかし、東京でのストレスより田舎でのゆるい生活を選んだことで健康でいられているのかもしれない。金銭的には圧倒的にストレスがないのだけど、ストレスに苛まれていた方がもっと頑張れていたとも思うし、そんなことばかり考えているとため息が出る。

  •  『かっこいいスキヤキ』は当時 面白い!と回し読みしたものだ。
     少年サンデーで島本マンガに初めて接した印象は「絵が古いけどギャグは面白い」というもの。石渡治がホノオに言い渡したセリフを見るに、おおかたの人がそう感じていたようだ。
     週刊誌デビューを前倒しにされ、上京で浮かれるホノオにいきなり殺人的スケジュール。どう乗り切るのか、次巻は目が離せない。

  • 缶コーヒーの空き缶をあれだけ描いたのすごいw

  • 東京進出&石渡治&かっこいいスキヤキ

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著者プロフィール

監訳を担当した島本和彦は、1973年に創刊された「月刊バスケットボール」の創刊編集者で、後に長く編集長を務めている。NBAのテレビ放映のはじまった1987年より解説を担当し、分かりやすく親しみやすい口調でNBAやバスケットボールの普及に貢献してきた。コービーの所属していたレイカーズの先代オーナー、ジェリー・バス氏とも親交が深く、歴代のエースたちへの取材も数多くこなしている。MJなきあとを支えたコービーにはルーキーの時から取材し、その身体的・精神的変化を細緻に見つめてきた。

「2019年 『KOBE BRYANT THE MAMBA MENTALITY HOW I PLAY』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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