国境のエミーリャ (5) (サンデーCSP)

  • 小学館 (2021年12月10日発売)
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本 ・マンガ (208ページ) / ISBN・EAN: 9784098508211

作品紹介・あらすじ

【冷戦直下! 分断日本を描く赤き意欲作】

大戦後、東西に分断された日本。
冷戦直下、壁の街となったトウキョウを描く
仮想戦後都市活劇!!

時は、1963年へ────
想い人を自らの手で壁の西へ送ったエミーリャは願う。
いつか壁のない世界を、と。

しかし、そんな想いとは裏腹に
キューバ危機を回避した世界を再びの恐怖に
陥れようとする“怪物”が東トウキョウに迫る───
薄氷の上に在る世界の均衡は、破られてしまうのか!?
奇想天外兵器・エクラノプラン登場の前後編に加え、
共産圏における江戸前鮨の在り方と
鮨職人の脱出劇の行方を描く“共産グルメ漫画”回。
“音楽の運び屋”をテーマに、ポップグループ・TWEEDEESの
メンバーが時空を越えて登場する、
音楽×漫画のコラボレーションエピソードなどなど。
赤み強いトウキョウを舞台とした、懐かしくも新しい娯楽大作!

その小さな身体で、世界を守れ! 愛と勇気の仮想戦後活劇!!

感想・レビュー・書評

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  • 久しぶりに本読めた(コミックだけど
    それはさておき、この、エミーリャが活躍すればするほど、哀愁が漂う独特の面白さがここまで続くとは思わなかった(ネタに詰まると思ってた)いいぞ、もっとやれ。

  • 本屋で見かけて気になったので購入。
    本屋さんでの出会いは一期一会なので、できるだけ買おうと思っています。作者に覚えがあると思ったら「グランド・ステーション」の人でした。琴線に触れるものがあるのでしょうね。

    戦後、連合国の分割統治を経て東西分断された日本。国境の町となった東京が物語の舞台。1963年、脱出請負人として生きる杉浦エミーリャが主人公です。

    エクラノプランの話が好きです。ミッションインポッシブル感。脱出請負人という枠をはみ出してのエミーリャの活劇がスパイアクションとして楽しくて仕方がない。バードストライク寸前のとこがクライマックス。
    5巻から読み出したので、過去の経緯が把握できていない。分断された街で織りなす人間模様の回は印象が薄いです。トシユキがどんな経緯でエミーリャの思い人になったのか、とかわからないのですよ。そこは残念。最初から読んでいないと、こういうことになりますね。
    1巻から通して読もうと思います。本屋巡りだな。

  • 面白かった

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著者プロフィール

1965年、東京生まれ。鉄道関係のライターとして長く活躍していたが一念発起し、漫画作品の投稿を始める。第54回ちばてつや賞一般部門で大賞を受賞し、43歳で漫画家デビューを果たした。代表作は『カレチ』(全5巻)、『甲組の徹』(全1巻/共に講談社)、連載中の『国境のエミーリャ』(小学館)他多数。

「2023年 『艦隊のシェフ(5)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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