シブヤニアファミリー (1) (少年サンデーコミックス)

  • 小学館 (2022年9月15日発売)
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感想 : 6
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本 ・マンガ (176ページ) / ISBN・EAN: 9784098512966

作品紹介・あらすじ

令和の久米田。

『かってに改蔵』『さよなら絶望先生』『かくしごと』と話題作を送り続ける久米田康治の最新作。久々、小学館に帰還しての作品です。渋谷に住む著者だから描ける「渋谷在住家族の物語」。小3女子が世をバッサリと。

紙の単行本オビには初版特典の[クメカ]付き。
プレゼントへの応募に必要だったり、サイン会での特典だったり、持ってるとお得なカードです。



【編集担当からのおすすめ情報】
『サザエさん』や『ちびまる子ちゃん』のように。家族を題材にした作品で、あわよくばファミリー層をとりこみたい。やや不純な思いと、人生を重ねた今だからこそ踏みこめた新境地。ハートフル路線? いやいや、しっかり斬ってます笑!

感想・レビュー・書評

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  • ディスるほど愛があるみたいな。
    今風の翔んで埼玉みたいな。

  • あの久米田先生がサンデーに帰ってきたという時点で価値ある作品だと思えてしまう
    というか、断裁されるサンデーを描くとか凄い事やってるね!別にネガティブな意味で描いているわけじゃないから問題ないのだろうけど、長いことサンデーから離れていて復帰後すぐにこういうネタをやるのは度胸があるなぁ……
    それでいて紙の本が少なくなる現代へもご意見しているのだからベテラン作家としての風格も感じられるね


    舞台となるのは渋谷の小学校ですか。
    都心の繁華街って人や建物が密集している印象が強いものだからそこに生活の営みを想像し辛い
    でもそういった場所だろうと普通に生活している子供は居て、普通に日常を楽しんでいる。そういった点を感じられるね
    一方で、渋谷育ちという妙なプライドというか偏見を持っているものだから、それが逸子達の日常を愉快なものに変えている

    小学校が舞台でメインとなる逸子達は小学三年生という事で強烈な毒や僻みを含むキャラクターはまだ少ない印象。……美桜を除いて
    美桜は他の面々と比べて育ちが隔絶している為か別の要因か普通じゃない……。断面萌えを話題にする友達を前にしてチェーンソーがどうのと言い出すのはかなりヤバくない……?


    どのエピソードもクスッと笑えるものばかりで大変満足
    中でも気に入ったエピソードは15話の「ひらまつり」関連かな
    性別を全面に押し出しているからとか、段飾りが格差社会の象徴とか言って、そういったものが無い「ひらまつり」で話題を広げていく様子にはかなり笑ってしまったよ
    そしてオチは「ラブひら」。キレッキレだなぁ(笑)

    15話で赤松先生ネタを披露したものだからそれ以上無いかと思いきや、ちゃんと立候補していた点もイジっていたね。
    政治家のタマゴと持ち上げつつ、次のコマでは「受かるといいな」と「どーでもいい」を同居させる良バランス
    それでこそ久米田先生といった印象ですよ!

  • 1つのネタに対してとことん掘り下げる、いつも通りの久米田節。
    安定はしていますがあまり面白く感じない。
    今まで高校生を中心に描かれてきた久米田作品と違い
    主要登場人物のほとんどが小学校低学年の子供たちだから
    それを違和感として感じちゃっているのが原因かもしれない。
    逆に考えるとロリコンの方々とは相性がいいのかも。
    あと単純に勢いというかパンチが無い。
    渋谷を中心とした都会限定のネタで勝負する。というコンセプトが厳しいのかも?

    この作品の最も優れている点は本の質感。
    紙質が独特で、本の持ち心地が最高です。
    電子書籍では味わえない醍醐味、読むならば是非紙媒体でどうぞ。

  • 神南小かな〜
    小学生って感じがしないけど。だんめんずウォーカーとか河村隆一とか何歳だよw
    相変わらず思想強いなぁ

  • 中年に至るまでに夢が叶わなかった連中をピータン呼ばわりするセンスよ…。

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著者プロフィール

出身:神奈川県、デビュー:1990年 『行け!! 南国アイスホッケー部』第27回新人コミック大賞(小学館)で入賞。1991年 週刊少年サンデー15号より『行け!! 南国アイスホッケー部』を初連載。受賞歴 :『かってに改蔵』(平成13年度 第25回講談社漫画賞・少年部門ノミネート)・『さよなら絶望先生』(平成19年度 第31回講談社漫画賞・少年部門受賞)、コミックス:『さよなら絶望先生』全30巻、『せっかち伯爵と時間どろぼう』全6巻。『なんくる姉さん』(原作担当/漫画・ヤス)全5巻。

「2020年 『かくしごと(12)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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