葬送のフリーレン (VOL.10) (サンデーC)

  • 小学館 (2023年3月16日発売)
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感想 : 50
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  • 本 ・マンガ (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784098517718

作品紹介・あらすじ

今は亡き勇者たちに捧ぐ後日譚ファンタジー


魂の眠る地・オレオールへと旅する、

勇者一行にいた魔法使い・フリーレン。

七崩賢・マハトの“人を知る”過去の中に、

人類と魔族の特異な関係性が存在した。

物語は、色彩を失った黄金へと融けてゆく。

英雄たちの“悪意”を反射する後日譚(アフター)ファンタジー!

感想・レビュー・書評

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  • マハトに関する大河ストーリー。
    今回はよく練られた内容でチープさがなく、大変面白かった。フリーレン目覚め後の次回の展開が楽しみ。

  • 黄金郷編。
    七崩賢・マハトの記憶をフリーレンによって解析。
    人類と魔族の特異な関係性、マハトとデンケンの出会いなどが少しずつ見えてきました。

    そフリーレンの記憶の解析中に、七崩賢・マハトと無名の大魔族・ソリテールとの戦いに挑むデンケン、フェルン、シュタルクだが、3人とも黄金にされてしまう。
    そして解析中のフリーレンも黄金に・・・。

    "魔法はイメージ"
    "だったら僕がイメージさせてやる。この世に不可能はないって。"
    勇者ヒンメルの言葉によって、フリーレンはイメージしたのかな。解析が終わり、フリーレンの黄金が解けた!
    黄金にされた皆を助けることはできるのか。

    秋から放送のアニメも楽しみです!!

  • 相変わらずのこの世界観、好きだな

  • この続きをまた半年?待たねばならぬとは!
    人の時間は有限なのだよ。
    切に次巻をお待ち申し上げます!

  • 七崩賢・マハトの記憶を解析するフリーレン。なぜ魔族であるマハトは人類とともに生きていたのか──その過去への旅路が描き出されていく。マハトが使う「万物を黄金へ変える魔法」を破る術はあるのか?!

    人との共存を望み、なぜ魔族には悪意や罪悪感という感情が欠落しているのかを追い求めたマハト。人類を研究する魔族・ソリテールは、人を捕食するために進化した結果だという。見た目は魚でも、魚類と哺乳類がいるように、人と魔族もそうだという話は納得感があった。決して理解できない壁がある。同じ種族でも理解し合えないのだから。

    そして、マハトと城塞都市ヴァイゼの領主・グリュックとの出会いへ。語りの上手さ、歴史の魅せ方が大胆なのに静かで、こういう表現力こそこの作品ならではだなと感じる。人の抱える悪意を教えると言ったグリュック。そう言いつつも、息子が目指したあるべき世界を作るために手を汚すことは悪なのか。それとも愛なのか。マハトとグリュックの間に結ばれた友情と似た何かはどんな風に返ってくるのだろうか。願わくばそれこそが黄金であらんことを。

    「きっと魔族は“悪”という概念自体がわからないんだろうな。そのほうが幸せだ。もしかして“正義感”とかもないのか?なるほど。それも幸せだな。」
    グリュックの語る言葉、立ち回る姿が魅力的でいい。だからこそ、近いのに遠い二つの種族の隔絶が表されているようにも見える。

    ゼーリエとの戦いから封印への顛末。さらにはデンケンとの因縁も明らかに。そして時は現在へ。魔法の解析に集中するフリーレンを護るため、デンケンはマハトと対峙する。ここでそれが活きてくるかと!一方で、フェルンたちはソリテールと会敵!人類に名が知られていない大魔族──つまりは、伝える人間が生き残っていないということ。すべてが黄金へと変わっていく絶体絶命の状況下で、フリーレンはそれを覆すことができるのか?!

  • 前巻から引き続き“黄金郷のマハト”の話である。なんと、100ページ以上にわたってフリーレン一行は出てこない。過去になにがあったのかが語られていくのだ。これは新しい試みだ。それだけマハトという魔族が特異な存在だということか。
    113ページから現在に戻り、(ああ、そういうことだったのか)と納得する。そして、ここから話が動き出す。マハトと同等以上の力を持つ“無名の大魔族”の存在が恐ろしい。
    最終話で久しぶりにヒンメルたちとの思い出が披露されたあと、次巻へ期待をもたせて終わる。

  • 【あらすじ】
    魂の眠る地・オレオールへと旅する、勇者一行にいた魔法使い・フリーレン。七崩賢・マハトの“人を知る”過去の中に、人類と魔族の特異な関係性が存在した。物語は、色彩を失った黄金へと融けてゆく。英雄たちの“悪意”を反射する後日譚(アフター)ファンタジー!

    ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

    感想は最終巻にまとめて記載予定です。

  • 感想
    フリーレン玉ねぎ嫌いなんだw解析に全てをかけるために日常生活のことが全然できない。っていつも通りとツッコまれてるしw

    あらすじ
    マハトは人に興味を持ち、魔族がなぜ悪意や罪悪感を持ちえないのか探究しようとする。マハトはグリュッグに従う形をとって悪意を学ぼうとする。マハトは最終的にグリュッグ郷を黄金に変えるも、最後まで感情が理解できなかった。フリーレンがマハトの記憶の解析に時間をかける中、ソリテールが結界魔法を解く。デンケンとマハトが戦いを始め、全てが黄金に変えられたが、フリーレンがその呪いを解く。

  • マハトの記憶
    知りたかったのは罪悪感や悪意
    無名の大魔族ソリテールが出てきた
    デンケンの過去も
    魔族の心?の動き
    丁寧に描かれていたので面白かった
    もうダメかと思った所でフリーレンが目覚めた
    次巻、VSソリテール、マハト
    とても楽しみ

  • 七崩賢マハトの過去に姿を見せる
    いろいろな魔族たち。
    人のなりわいを「研究」するソリテール。
    未来が視えるシュラハト。
    ”罪悪感“の何たるかを理解するためには
    まず親しい”人間“という存在が必要と
    領主グリュックと契約を結んだわけですね。

    人の半生ほどの時間を過ごしても
    まだ変わることができなかったマハト。
    けど、フリーレンだって何十年も経ってから
    旅の仲間への恋慕を覚えたわけですし
    もしかしたら彼だって…と思ってしまう。

    さて、次の巻では反撃かな。

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著者プロフィール

2009年、『クラスシフト』が週刊少年サンデーの「まんがカレッジ」で入選する。その他作品に、『名無しは一体誰でしょう?』『ぼっち博士とロボット少女の絶望的ユートピア』がある。20年、週刊少年サンデーにて作画のアベツカサとタッグを組み、『葬送のフリーレン』の連載を開始。同作は「マンガ大賞2021」の大賞を受賞し、大ヒット。23年にアニメ化を果たした。

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