シブヤニアファミリー (3) (少年サンデーコミックス)

  • 小学館 (2024年3月18日発売)
3.60
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本棚登録 : 67
感想 : 1
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  • 本 ・マンガ (172ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784098531387

作品紹介・あらすじ

一度は触れたい「天才の視点」

ママやパパの秘密もどんどん分かって目が離せない都加家!!
ズレてて、スレてて、愛らしい渋谷の小学生!
約30年ぶりの登場、ファン感涙キャラがご来訪したり、
相変わらず天才クメタ御大の視点は予測不可能で面白い。

「いいな漬け」
「鍋奉行不足」
「三択老師」
「比の用心」
「ムードロス」
「あの忍者は三流」
「一番タイパがいいのは走馬灯」

なんでこんなに思いつく!?
明石家さんまさんも唸っただけはある。
昔からのファンも初めてのファンもみんな楽しいハッピータイム!

『かってに改蔵』『さよなら絶望先生』『かくしごと』と
話題作を送り続ける久米田康治のお届けする最新作!

今巻でも持ってると嬉しい特典わんさかの「クメカ」付き!!

感想・レビュー・書評

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  • 久米田先生らしさに溢れた内容には毎度のことクスリとさせられるね
    それは社会風刺のようで居て唯の言葉遊びのようで居て。嫌味な感じにおちょくるのではなくコメディ作品として申し分ない内容にイジっているのだから堪らない

    個人的には41話のフードロスに引っ掛けてムードロスなんて言い出すのは面白い
    フードロスそのものをおちょくるのではなく、無駄を省く行動をムードを損ねていると指摘しつつコメディにする展開は好み
    それでいながらオチはムードを意識しすぎた行動がフードロスに辿り着くというものなのだから見上げたもの

    また、44話の鍋奉行の話も面白かったな
    仕切り屋だとか闇鍋だとかリーダー論に触れつつも最終的に現代の鍋奉行をあのようなポジションに見るなんてね
    あれこそ渋谷ならではの鍋奉行といった印象ですよ

    あと、聖母マリアに引っ掛けて歳暮マニアと言い出す46話や子供の年度末調整として新学期に向けて文房具を使い切ろうとする54話には笑ってしまったよ

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著者プロフィール

出身:神奈川県、デビュー:1990年 『行け!! 南国アイスホッケー部』第27回新人コミック大賞(小学館)で入賞。1991年 週刊少年サンデー15号より『行け!! 南国アイスホッケー部』を初連載。受賞歴 :『かってに改蔵』(平成13年度 第25回講談社漫画賞・少年部門ノミネート)・『さよなら絶望先生』(平成19年度 第31回講談社漫画賞・少年部門受賞)、コミックス:『さよなら絶望先生』全30巻、『せっかち伯爵と時間どろぼう』全6巻。『なんくる姉さん』(原作担当/漫画・ヤス)全5巻。

「2020年 『かくしごと(12)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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