- Amazon.co.jp ・マンガ (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784098532360
作品紹介・あらすじ
本編にないフリーレンたちの前日譚を小説化
TVアニメも大ヒット中の漫画『葬送のフリーレン』の原作者・山田鐘人氏の監修のもと、本編では描かれていない、フリーレンが“人を知るため”の旅に出るその少し前の物語を、作家の八目迷氏が前日譚として小説化!
フリーレン、フェルン、シュタルク、ラヴィーネ&カンネ、アウラ、それぞれのキャラクターを主人公としたエピソード5編からなる短編小説集。
感想・レビュー・書評
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なんてない話ばかりだが、ふんわり柔らかくていい。
病院の待ち時間にもっていったんだが、
読み終わっても待ち時間が続きまくり
こういう軽さの本は2、3冊持っとかんとあかんと思った。
が、たくさん持っていくとすぐ終わるのが病院。
ともかく、
フェルンの世話焼きのルーツだったり、
シュタルクのややこしさだったりを味わえて楽しかった。
フリーレン、フェルン、シュタルク、ラヴィーネ&カンネ、アウラの5章詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
葬送のフリーレンを読んでいる人は一度読んだほうがいい!もっと葬送のフリーレンを楽しめるようになる!
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最新巻のコミックスだけ買う予定でしたが…。気になってこっちも買っちゃった。
葬送のフリーレン、初の公式前日譚小説。
原作の先生がちゃんと監修しています。安心。
アニメもそうでしたが原作では描かれていない部分が丁寧に補完されています。全体で221ページ。スラスラ読めました。
小説でもフリーレンの世界観が上手に表現されています。特に第5話の葬送。
ちょっとだけマハトが登場したのは予想していなかったので、いいサプライズでした。
原作が好きな方はオススメです。 -
前日譚なんて魅力的すぎる!
マンガの持つ雰囲気をそのままに、文章で読むことができて楽しい。
小説のみの作品では、文章からイメージする風景は人それぞれだけれど、
本作はあの森かな?あのお家かな?と具体的に読んだ人が同じ風景を想像できる。
それも各物語に深みを持たせていると思った。
普段あまり小説を読まない人でも楽しく、ちょっとずつ読めるのでぜひ。 -
「小説」という形をとっていること、「未発表」であり「前日譚」であること…を踏まえてどんな世界観だろう?と興味深く読みました。
フリーレンの世界観の1つに「静謐」と「諦観」というものがあると思います。魔法や時間軸の自由さという点で、ファンタジーではあるのだけれど、そこには浮世離れした途方の無さを打ち消すくらいの強さで、実人生を生きている人間の感覚…つまり、命の儚さや、みんないつかは終わる、変わらないものなんて無いという無常感、孤独感、一種の諦観…そして、何より「愛」…そんなものがあるように思うのです。それが、物語りの核となり、沢山の人達を惹きつける要因にもなっているかと。
そんな世界観を、小説という形の中でも活かせているな、と思います。
個人的には、最後の「葬送」という章が良かったかな。(短編集になっています)
各エピソードの前章的な位置付けですね。
読む前の後とでは、キャラクターの理解がより深まります。
「葬送のフリーレン」という作品が、アフターファンタジー、後日譚という形になっていることを考えると、前日譚と位置付けるこの作品は、対として楽しめるのではないかな、と思いました。
ちなみに、長寿の動物種は心拍数が少ないという傾向がありますが…起きるのが苦手というフリーレンの心拍数と血圧を調べて、なんなら血液検査もしてみたい…と思いました。。。人とは何がちがうんだろうか。。。謎ですね。 -
#読書記録
#小説葬送のフリーレン~前奏~
フリーレンとフェルン、シュタルクたちが出会う少し前の物語。「後日譚」の「前日譚」というところがいいね。
本編のあのシーンにさりげなくつながる、何気ない日常を描いた掌編が5編。本編の空気感がよく出ているよ。
続編を強く希望。
#読書好きな人と繋がりたい
#読了
#葬送のフリーレン -
やっと読めた!
短編だからサクサク読めた
みんなの過去がしれてよかった
ワクワクしながら読んでいた
爽やかな読後感があった -
カンネとラヴィーネの話が良かったです。勿論、他の話も面白かったのですが。フェルンの話はヒヤヒヤさせられたし、シュタルクは頑張ってたし、アウラに関してはヒンメルからの一撃を治すのにかなり時間が要したのだなと驚いたり、最後のフリーレンの話は寂しさと希望が見えて、この本を読めたことに感謝だなと思いました。