お別れホスピタル (1) (ビッグコミックス)

著者 :
  • 小学館
3.88
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本棚登録 : 65
レビュー : 10
  • Amazon.co.jp ・マンガ (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784098600571

作品紹介・あらすじ

産科の次は終末期病棟!沖田×華、最新作

累計325万部超(電子版含む)!講談社漫画賞少女部門受賞!
NHKで連続TVドラマ化の大ヒット作『透明なゆりかご』
著者・沖田×華の渾身新境地!!

『透明なゆりかご』で産婦人科という「産まれる命」を描いてきた
著者が次に描くのは、「死にいく命」が集う終末期病棟(ターミナル)。

死が一番そばにある病院で働く2年目の看護師・辺見。
彼女が目にするのは、さまざまな患者の“死と人生”をめぐる
赤裸々で剥き出しの悲喜劇ドラマです。

長寿が誰にとっても当たり前となった現代で
あなたにとって、家族にとって「生きるとは? 死とは?」を
ストレートに問いかける問題作、ここに登場!!

【編集担当からのおすすめ情報】
「週刊スピリッツ」にてシリーズ連載中の本作は、連載開始時より大きな話題を呼び、電子書店ですでに多くの読者を得ています。『透明なゆりかご』同様、沖田氏の看護師としての経験ゆえの説得力を持って描かれる終末期病棟のリアルと、それぞれの人生を背負った患者たちのドラマが、笑いも交えながら、胸に突き刺さります。心にズンと残る、他にはない感動を与えてくれる本作品を是非ご一読ください!

感想・レビュー・書評

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  • リアルな荒んだ感じが

  • 『ビッグコミックスピリッツ』で月一連載されている、病院の「終末期病棟」を舞台にしたマンガ。

    作者の沖田×華は、見習いナースの目から見た産婦人科医院の世界を描いた『透明なゆりかご』の大ヒットで新たなステージに立った。これは〝『透明なゆりかご』のターミナルケア版〟とも言えそうだ。

    『透明なゆりかご』はNHKでテレビドラマ化され、講談社漫画賞も受賞。正直、沖田×華がこんなふうにメジャーブレイクするとは思いもよらなかった。失礼ながら絵もヘタだし……。

    沖田×華は元看護師で、『透明なゆりかご』は産婦人科勤務の経験がベースになっているという。終末期病棟勤務の経験はないとのことだが、それでも看護師経験が本作のリアリティに活かされているのだろう。

    彼女の作品は、深刻なテーマ(発達障害など)の中にもきわどいギャグをガンガンぶちこんでくるところが大きな特徴だ。本作もしかり。

    ここ一、二年、終末医療・看取りを描いたマンガは急に増えたが(魚戸おさむの『はっぴーえんど』など)、人の死というデリケートなテーマを扱うこともあって、どの作品も描き方が「お上品」だ。悪く言えば「キレイゴト感」が漂う作品が多い。

    それに対して、本作にはブラックなギャグがちりばめられており、キレイゴト感は微塵もない。
    なにしろ、第1話の冒頭から、終末期病棟が「陰では〝ゴミ捨て場〟と呼ばれている」というエグいフレーズが飛び出すのだから……。

    終末医療の世界をこんなふうにキワドイ形で描くことは、沖田×華でなければできない芸当だろう。
    泣けて笑える、他に類を見ない〝看取りマンガ〟である。

  • 読了。話の内容が、かなり重い。

  • 個性的な患者さんのエピソードが多くてホロっときたり笑ったり。
    終末期病棟のお話ではあるけれど、重苦しさはさほどなく読みやすかったです。
    最後のエピソードはちょっと重く感じましたが…。

    ネタになるエピソードの陰で看護師さんたちの奮闘や患者さんの背負ってきたものなどもちゃんと描かれていて、単純なエンタメではなくあれこれ考えさせられる作品だと思います。

  • 考えさせられる

  • 透明なゆりかごを読んでいるので、手に取ってみた。終末期病棟の話で、テーマが重いが読みやすい。死というものへの当事者、他者からの向き合い方が多種多様であった。軍曹の話は胸が締め付けられるようだった。本庄さんの話は、患者1人1人に向き合うことが現実的に難しい面もありどの程度まで時間を1人に割けることができるかなど考えさせられた。続きが読みたい。

  • これは面白かった。
    カントリーマアム。。。

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著者プロフィール

沖田 ×華(おきた ばっか)
1979年、富山県生まれの漫画家、女性。富山県立新川女子高校卒業後、。ペンネームは「起きたばっかり」に由来。
小学校の時に学習障害、注意欠陥多動性障害、そして中学生の頃にアスペルガー症候群と診断される。そのためか同級生からいじめ、教師からの体罰が続く学生時代を送った(自身の障害については、成人後SNSを通じて認めることができた)。高校卒業後に看護師の資格を取り職についたが、自殺未遂を起こす。看護師を辞め、ソープランド以外の様々な風俗店で働いた。
風俗店の待機室にあった実話誌をきっかけに漫画家・桜井トシフミに心酔、ファンレターを送って交流が始まり、絵が個性的だと褒められたことをきっかけに『漫画アクション』新人賞に応募、選外奨励賞を獲得。26歳で漫画家デビュー。
2018年、『透明なゆりかご』で第42回講談社漫画賞少女部門を受賞。同年、テレビドラマ化した。その他代表作に、『毎日やらかしてます。アスペルガーで、漫画家で』『ニトロちゃん みんなと違う、発達障害の私』など。

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