健康で文化的な最低限度の生活 (7) (ビッグコミックス)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 187
レビュー : 19
  • Amazon.co.jp ・マンガ (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784098600649

作品紹介・あらすじ

話題騒然!“子どもの貧困編”スタート!!

主演・吉岡里帆(義経えみる役)!豪華キャストで連続TVドラマ化!!
いま最注目【生活保護】新人ケースワーカー奮闘記、新章突入。

ある日、えみるの同期・栗橋に民生委員から一本の電話が…
担当地域の団地で、物乞いをしている子どもがいるという。
だが、その住所に住んでるのは、老人ホームに入居した単身高齢者のはず。
では、その子どもは一体なんなのか!?

緊迫の導入から、目が離せない展開を見せる“子どもの貧困編”。
【日本の今のリアル】を綿密な取材と、圧倒的な漫画力で描き出す
渾身の第7集、ここに登場!


【編集担当からのおすすめ情報】
「週刊スピリッツ」連載中から大きな反響を呼ぶ“子どもの貧困編”。直近に起きた「目黒虐待死事件」のように、児童虐待の結果、子どもが死に至るという痛ましい事件はどうして起きてしまうのか。行政にできることは果たしてなんなのか。ひとつの事例ではありますが、本書を読むことで“子どもの貧困”について、より考えを深める契機になるはずです。

感想・レビュー・書評

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  • 今回は理性的で知性的で、けれどもまだ新人2年目の栗橋さんが主人公。子どもの貧困編に突入。アルコール依存症編と同じく、一巻では終わらなかった。一巻で終わらすスタイルでは無理がある、ここまで読んでくれたら固定読者は逃げないだろう、等々の編集者の判断が透けて見えるが、まあその通りでしょ。

    ここまで読んできた読者はわかるだろうが、受給者は決して善良な弱者然としては現れない。けれども悪人でもない(場合がほとんどだ)。しかも、子どももいる。先ずは「命」、そして「安全」、そのあとに「思い」を聴いてゆく。ホントに経験値が必要な職業である。この親子のように手続きをしても、逃げて行方不明になった人もいるだろう。他の理由だけど、そういう人を私も知っている。でも役所としては諦めずに必要なことをして欲しいとは思う。ケースワーカーさん、ホントにお疲れ様。

    巻末の「教えて半田さん」では、世の中で誤解のある二大質問に答えていた。多くの国民は貧困層の半分以上が生活保護を受けていると思っている。「困窮した要保護状態にあるのに、実際に利用出来ている人の割合、捕捉率は2割程度」という割合を世の中は知らない。これは欧州の捕捉率の6ー9割と比べると、相当少ないのである。日本は「与え過ぎている」のではない、「まだまだ」なのだ。「でも、生活保護の予算がこのまま増えていくと、財政破綻するのでは?」というよくある疑問に半田さんはこう答える。「海外の生活保護費と比較するとわかるのですが、日本のGDPに占める割合は極端に低いんです。また、支給された生活保護費も国内消費として循環していくことを考えると、財政への影響を予算面だけで非難するのはおかしいのではないでしょうか(私注…これは貯金や海外投資に回る可能性のある賃金アップと比べても、必ず国内消費に回るという意味でも効率の良い公共投資ではないでしょうか。更に言えば、防衛費の5兆円は、安倍内閣になって右肩上がり。これこそ、削減するべきではないか?)。それに、そもそも生活保護費は国民の命を守るための支出。財政問題を理由に引き下げるという考え方は「最後のセーフティネット」である生活保護の捉え方として、根本的に間違っていると思います」全く同意である。

    2018年9月読了

  • 気づいたらドラマになってましたね(^-^)


    もともと社会派な漫画だなと思ってましたから不思議はなかったです。


    個人的にはドラマのキャスティングは良い感じだと思いましたが、
    やっぱり原作派ですね(^^;

  • 子どもの貧困編スタート。
    子どもの虐待や育児放棄の事件が目立つ昨今ですが、
    親御さんの事情、人間関係の事情、
    家系にまでさかのぼる事情…と、人それぞれ。
    全部一括りにできることではありません。
    でも、子供たちにとっては、精神にはもちろん
    生命にすら関わる問題。どこに解決の道が…?
    メインが義経さんではなく、割とクールに捉えそうな
    栗橋さんだというのも興味深いです。展開に期待!

  • 栗橋がブチギレた時の金子さんのフォローがよかった。
    巻末のQ&Aで半田さんが行っていた「相談者の伴走者」になるには、ハードルが高いな…
    お母さんの表情や反応、リアリティある。

  • すごい話。の回。

    親子三代続く、貧困の連鎖・・・
    福祉を受けていても、抜け出せない壁・・・

    クールなキャラの栗橋さん(頼りになる)が、
    義経さん(空気が読めないのに悩んでる)に気付かされることもある・・・

    いいコンビなんだよね。
    足りないものを埋め合うって感じで。

    そのコンビが組んで、親子の問題にいざ!
    ってとこで終了してる。

    ・・・8巻早く読みたいな。

  • 先が気になる。去年の作品だったんだなぁ。
    ようやく次巻かぁ。

  • 2019/05/14 053

  • 読了です。

    親にはなっても、果たせない義務もある。

  • 面白いけれども、重たい題材ですね! 今回は母子家庭、それも生活が困窮している世帯のお話なんですけれども…なんというか、現代でもこうした家庭はたくさんあるように思いましたね! この母子家庭が今後どうなっていくのか、注目であります…。

    ヽ(・ω・)/ズコー

  • 「子どもの貧困編」
    千奈が声を荒げるというのは、佐野親子に何か感じるものがあったのでしょうか。
    生活保護への偏見は、幼少時から教育していくしかないのかも。
    いや、5ちゃんねる風な投稿を読んでいる佐野がどう感じていたかを思うとね。

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著者プロフィール

柏木 ハルコ(かしわぎ はるこ)
1969年、千葉県生まれの漫画家。千葉県立東葛飾高等学校卒業、千葉大学園芸学部卒業。1995年『いぬ』でデビュー。
代表作に、2008年映画化された『ブラブラバンバン』、そして2018年7月からドラマ化された『健康で文化的な最低限度の生活』。

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