戦うグラフィック。 (1) (ビッグCスペリオール)

西野杏

• 小学館 (2018年12月27日発売)

作品紹介・あらすじ

現役デザイナーが描く、広告業界のリアル！

デザインは「センス」ではなく「ロジック」だと言い切るアートディレクター・宇津見映子。彼女はその論理的思考と、驚異的な制作速度で、採用率100％を誇っていた。
そしてそんな彼女の下で働くのは、やる気はあるけどまだ半人前の新人デザイナー・桜川茜。
そんな二人が、時にぶつかり合いながらも様々なデザインを世界に生み出していく！

【編集担当からのおすすめ情報】
現役のデザイナーだからこそ描ける広告業界の裏側！ そしてこの世界はデザインであふれていることを実感していただけると嬉しいです！ 癖のあるキャラクターたちも魅力的です！

感想・レビュー・書評

[マンガタリ編集部さんの感想 · 2019年1月22日]

現役のグラフィックデザイナーさんが描く、
デザインと広告業界が舞台のストーリー。
デザインを作るという側面だけでなく、
自分たちのデザインをどう世に送り出すか、
デザイナーサイドとクライアントサイドの駆け引きなど、
デザイン業界ならではの物語展開に引きこまれます。
理論タイプと感性タイプの対立を見せつつも、
両者に確実に共通する「情熱」「努力」の存在…。
キャラクターたちがこれから
どう変わっていくのかが楽しみです。
少し気になるのは、色・文字・絵が躍るかのような、
デザイナーっぽさが前面に出た？画面構成。
斬新でグラフィカルでスピード感もありますが、
少々ごちゃごちゃしてるかなという印象も…（＾＾；。