バジーノイズ (2) (ビッグ コミックス)

  • 小学館 (2019年1月11日発売)
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本 ・マンガ (224ページ) / ISBN・EAN: 9784098601622

作品紹介・あらすじ

音楽と人間の「リアル」を描く話題作。

SNS、音楽界隈で話題。
“現代”のリアルを捉える挑戦作、早くも話題の第2集。

―――――――――――

「うちの世界は、確実に変わったもん」

――部屋で趣味の音楽を一人奏でていた
清澄を連れ出し、路上ライブを決行した潮。

潮がアップした動画は拡散されて、
一瞬フォロワーは増えた、けれど…
世界は、何も変わらなかった。

しかし――ひとりの男が、清澄を訪れる。
清澄と過去を共にし、
現在も音楽で“生きる”男。

“誰かの心”が動いた――
それは、大きな変化の始まり。


【編集担当からのおすすめ情報】
アーティスト、Tempalay 小原綾斗――叫ぶ。

『「バズる」とゆう不確かで浅はかで薄っぺらな評価に
翻弄され麻痺してゆく現代の音楽家たちよ。
もがけ。突き抜けろ。 』

―――――――――――――

「湧き出るから放出する。それだけでよかった」
――部屋にひとり籠もって音楽を作り、奏でる男・清澄(キヨスミ)。
「隣にいられるように、なんでもやってあげたい」
――清澄を世に出したいと、SNSで押し出そうとする女・潮(ウシオ)。
「バンドのチャンスなんて、1回あるかないかやろ」
――遊びではなく、音楽で“食っていこう”とする男・陸(リク)。

読めば、きっとどこかに”貴方”がいる。
今を生きる人々に送る、現代のリアルがここに。

感想・レビュー・書評

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  • これは、面白くなってきた。
    はやく3巻読もう

  • バズったから世界がすぐに変わる訳もないし
    正直やり方自体そんなにうまくないと思う。

    過去に一緒に音楽をやっていて、相手は音楽の世界にいる
    という人との再会はなんだか複雑に感じる。

    それに『バズる』こと自体が”不確かで浅はかで薄っぺらな評価”
    とは限らないと思うし、
    現代の音楽家が必ずしもネットに翻弄されている訳でもないのに、
    そういう評価を有り難いコメントとして
    編集部が帯につけてしまうのにもやもやした。

  • 潮のファッション、サブカルフレッシュな感じでとてもすき。

  • 良すぎてため息出る漫画は初めてだなぁ

  • むつき潤氏の『バジーノイズ』の2ndを読了。 今月の13日に読んだ、Firstが超絶面白かったので、今回の2ndも読んでみた。 おいら、自身もベースしているので、もちのろん、陸が好き。 でも、潮ちゃんの位置、良いよなー。

  • 誰ともかかわらず、誰に聴かすでもなく、ただ自分だけ満足して音楽がやれればよかった清澄。マンションの上の部屋にいて、その音楽に惚れ込んでしまった潮。潮の同級生でレーベルの新人発掘担当の航太郎。伸び悩んでいるインディーズバンドのベーシストで、清澄の高校の先輩の陸。最初は、潮の助けも拒み、路上ライブするも何も変わらず、陸がきてセッションして少しかわり、潮が三人をつなげて「一回ライブしよ!」てとこにこぎつけ、陸の気持ちが、清澄と真剣に音楽やる、てとこまでが2巻。続きが楽しみ。勢いと静かな情熱を感じながら読み進めた。どうして清澄がそこまで人を拒絶するのか、は気になるところ。何度も、音楽なんてタダで聴けるのに、それでメシ食うとかムリていうのも本心の裏返しなのか。

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