映像研には手を出すな! (4) (ビッグコミックス)

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感想 : 29
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784098602414

作品紹介・あらすじ

たぬきを巡る冒険から生まれる新作とは!?

冬休み、映像研の浅草と水崎が旅行先で出会ったのはお宝たぬき伝説!!

たぬきを巡る冒険の果てに浅草に舞い降りたインスピレーションは、映像研初の本格ストーリーアニメ、『たぬきのエルドラド』!!

ついに浅草の頭の中にある広大な世界が、その全貌を露わにする――!?

設定とは、キャラデザとは、ストーリーとは―――
全ての創作者に捧ぐ、映像研による産みの苦しみと喜び、とくと御覧あれ!!


【編集担当からのおすすめ情報】
「アニメ制作×女子高生青春冒険譚!!」と謳っていますが、内実はゴリゴリに創作へのこだわりが詰まった超意欲作です笑

この巻では、一本のストーリーアニメを作る映像研のあらゆる艱難辛苦と、さらにその結果生み出された『たぬきのエルドラド』を丸々収めています。ぜひ映像研の一員になったつもりで、創作のすべてを追体験してみてください!

感想・レビュー・書評

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  • 「設定命の浅草氏が忘れるとは」
    「いやはや、そのとおり!なのでだな…」
    「忘れてないでしょ。」「忘れてないでしょ。忘れられるわけない」

    作中作第三作目「たぬきのエルドラド」が一話まるまる使ってて嬉しい第四巻。
    たぬきと通じ合った浅草氏が可愛い。

  • オビにアニメ化決定と在り狂喜乱舞!監督はあの湯浅政明氏!NHKで放送されるようでテレ東や、フジテレビ系列が放送されないわが県なので、あ~ありがたい~。と思いました!おっと肝心の最新作の中身は相変わらずの面白さ。狸たちを探しお宝ゲットかと思いきやなかなかセンチメンタルな終らせ方はさっすが。1巻を最初読んだときは何回も読み返したが今作では一気読み。じわじわくる読み応えのある4巻です!

  • 題材との出会いから発想、構築の過程から形になるまで、
    一気呵成に、しかし濃密に描き出す第4巻。
    これまでの彷徨を経たキャラクターたちが、物語が、
    はっきりと意識を持って動き始めたのを感じます。
    第27話ラストページのキャラクターたちの表情たるや!
    背景にはいろんな状況の変化を感じさせつつも、
    彼女たちの挑戦はこれから!という感じ。
    今後の展開がますます楽しみです。
    アニメ版はもちろん、この作品を実写版がどのように
    映像化してくれるのかにも興味が高まります。

  • 作ることとは如何なることか、という実態をプロデューサー、クリエイターの双方から描かれている点でものすごく新規性がある。この四巻からより純粋にテーマが収斂されていて続きも楽しみ。

  • すごいぞ。
    これはすごいことになってるぞ。

    創作の教科書にしようよ。
    いや、創作の教科書では無く、創作する人もしない人も読む必読の書とするべきだ。

  • 主人公がポンコツ顔キャラに変えられる件、ああやって作品全体のバランスを統制するんだと感激。
    ソワンデ何者感。

  • #漫画 #コミック #おすすめ本 #読書 #映像研には手を出すな
    「キャラデザがストーリーを引っ張ることだってできる!」水崎氏カッコいいー!確かに!印象ってあるよね。

  • たぬきの宝物伝説のある場所へ旅行で訪れる浅草氏と水崎氏。
    映像研がいよいよ本格的にオリジナルアニメ作品を制作。
    引き込まれるストーリーと、設定にこだわった絵が、何度も読み返したくなる気持ちを生み出している。芝浜高校の生徒会室も登場。そのシーンの一コマに、バック・トゥ・ザ・フューチャーに登場するタイムマシン、デロリアンが描かれている。作者の覚書に、書いてあるから見つけられた。なので、また最初から読み返して、何か隠れた遊び心が無いかを探したくなる。一コマ一コマを丁寧に読み解きながら、ページをめくる楽しさを教えてくれる作品だ。

  • たぬきのエルドラド編。
    技術とコダワリを詰め込むクリエイター組と、生徒会その他と渡り合う金森氏。
    浅草氏の非凡さがあらわれてきたぞ~

  • 単にアニメを作るという話から、だんだんと創作論っぽいものが入り込んできててこういうのも成長なんだろうなあと。

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著者プロフィール

漫画家。1993年、神奈川県生まれ。2016年、「映像研には手を出すな!」でデビュー。2020年にはシリーズ累計100万部を突破。その後、アニメ化・実写ドラマ化もされた。自宅の庭のビオトープづくりを熱心におこなっている。

「2023年 『自宅で湿地帯ビオトープ!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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