- Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784098603121
作品紹介・あらすじ
「今」に合わせた新しい売り方を構築する!
安井が立ち上げたWeb漫画誌で連載を始めた作家、東江。
かつて安井に商売道具にされて潰された作家だが、
社会人になった彼女は漫画の世界にあたらめて飛び込み
心と二人三脚で連載を立ち上げる。
その漫画のテイストが青年誌読者層とは違うため、
単行本を未知の読者に届けるべく
「新しい売り方」を心や販売・宣伝チームで考案することに…!
一方で、東江は副業禁止の会社をクビになる事態に直面し、
中田伯は悪役の核を求めてあがいていたが…!?
【編集担当からのおすすめ情報】
今巻の中で「作家と編集者の、目の育て方」が描かれます。
「泣き方」「笑い方」をめぐり、そのキャラクターらしさの演出を
漫画家・高畑一寸が心に語ります。
このエピソードの各キャラクターたちの表情が本当に秀逸なので
ぜひ楽しんでいただきたいです!
感想・レビュー・書評
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毎回心を震わせる熱い内容だが、今回も期待を裏切らない熱さで胸がいっぱいになった。どのエピソードもよかったけど、前から気になっていた個性的な漫画家の性・ニールソンとその弟のストーリーはよかったな。悩み惑う新人を的確に導く高畑先生の男っぷりにも痺れる。
そして、東江ちゃん!単行本発売を機に、彼女のターニングポイントが訪れるわけだが…。チームで設計する「新しい売り方」、細かなお仕事描写に東江ちゃんの身の振り方も絡んできて、すごくハラハラドキドキした。最終話の「チェリーブロッサム!」は泣けた、泣けた。東江ちゃんとお母さんとのやり取りの場面では、自分でも驚くほど泣けた(すっかり母目線)。巻を重ねるほどキャラクターへの思い入れが深くなっているなと実感した今作だった。何だか色々と感慨無量だ。勿論、伯君のことなどまだまだ気になる展開もあり、早くも次巻が楽しみで仕方ない。
(おまけマンガも楽しみです。新しい猫のキッカちゃんのこれからも気になる♪)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
“気づく”ことは成長!
みんなが支えてくれること。
“目”を持つこと。
めし漫画の正攻法。
新しい売り方。
一歩前に出る勇気。
過去の厳しい経験の意味。
アユちゃん、東江さん、新村さん、そして心。
成長してみんな、良い顔になったね。安井さんも!
そして伯・・・“気づく”ことが彼にどんな変化を与えるのか?
今回は高畑先生がカッコよかったなぁ。さすがプロ! -
「マイナス」への視点が大きなポイントに
なっているように感じた第13巻。
経験のマイナス、環境のマイナス、感情のマイナス…。
でもそれも全部「自分」で、そこがあったからこそ
今の自分がある。そう感じられたら、マイナスもまた
なくてはならなかったことに転じていく。
もちろん、そんなに割り切れることばかりではないけど、
一度きりの自分を精一杯生きるためには大事なことですね。
アユちゃん、東江さん、新村くん、心、伯くん、
そしてそこにつながるすべての人々への熱い想いで
また泣かされてしまいました(^^;。 -
アユちゃんよかった!
高畑先生サイコー! たしかに美尻!
東江さん安井さんよかった!
伯先生大丈夫? -
編集者として心は当然のように、同時進行で少女の悩みから漫画家の苦悩、漫画家を目指す者のフォローと八面六臂の活躍をする。しかし、本集を通じて感じたのはプロの仕事の連続性ではないか。編集長から「目をもっていない」と謎の言葉。そして、五百旗頭との会話で「聞く「耳」もまだできていなかった」「オレもそうだったよ」という台詞が心(ややこしいが主人公と自分の両方)に沁みる。弟子を持たない高畑一寸の、後続漫画家に対する惜しみない技術の継承もグッとくる。
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イレギュラーの人々との仕事ぶりも
熱くていいねぇ、心ちゃん!
宣伝部の氷見さんとか
デジタル部の桑原さんとか。
高畑センセー…
相変わらず言うこと深いわぁ…。
東江ちゃんに、もうひと波乱あるけど
金子先輩のおかげで乗り切った。
よかったです。
それが終わったと思ったら
中田画伯問題が(汗)
こっちも乗り切ってくれますように。 -
創作って身を削ることなんだなあ