バジーノイズ (4th) (ビッグCスピリッツ)

  • 小学館 (2019年9月30日発売)
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  • 本 ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784098604067

作品紹介・あらすじ

進化と離別の“東京編”。

清澄と陸、そして岬の3人のバンド
“アジュール”のファーストEPが完成。
「自分たちだけで」手探りで作ったそれは、
清澄や陸の心に喜びと自信を生んだ。

しかし、清澄が新しい仲間を得ると同時に
潮は、彼の前から姿を消した。

大きな喪失感を味わう清澄だったが、
「あいつに届くとこまで、鳴らしたる」と
“覚醒”する―――…そして物語は、
進化と別離の“東京”編へ。


【編集担当からのおすすめ情報】


“今”を克明に描き出す、音楽と人間の物語。
話題のアーティストからも絶賛の声!

現代の希望とはノイズであり、ノイズは鳴らさずとも、気がつけばそこにあるもの。
皮肉にも、ノイズキャンセリングイヤホン(Bluetooth)のような筆致で、そのことが克明に描き出されている。
――荘子it (Dos Monos)

Wikipediaに載るバイオグラフィなんか読んだってわからない、バンドあるいは音楽家という奇妙な生き物の命の中身。
その細胞ひとつひとつの運動を観察するような、むつきさんのモノクロの筆が優しい。
――TAITAN MAN(Dos Monos)

感想・レビュー・書評

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  • 潮に去られたショックで、締め切りまでに曲が作れなかった清澄。しかしその経験すら糧にして作り上げた新曲。岬に招かれての、東京でのスタジオ見学。そこで清澄が見せられたのは、自分の可能性を広く届けることのできる可能性。手招きするプロデューサー、行くなと言う陸。結局は、姿を消してしまった潮にも届くように、「より遠く、より広く、一刻も早く、自分の音楽が届くように」ダークな感情が渦巻いても負けずに音を作り続ける。そして新曲のEPのクレジットにushioとあるのを見て涙する潮。それを発見する航太郎と陸。アイムバック!と告げる潮。次巻、クライマックス。

  • 清澄……

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