重版出来! (14) (ビッグコミックス)

著者 :
  • 小学館
4.14
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本棚登録 : 132
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784098605408

作品紹介・あらすじ

書店の未来を作る!

世界の見え方は自分で変える、
未来は決まっていないのだから――


『ピーヴ遷移』を連載する中田 伯が
キャラクターに蝕まれて心を壊し、
無期休載の事態に陥る。

仕事に自信が持てなくなってしまった心だが、
尊敬する書店員・河が計画する
「新しい形態の書店」作りに尽力することで、
本を巡る世界の見え方が変わり…!?

【編集担当からのおすすめ情報】
漫画家も、編集者も、書店も、未来を模索している。
14集は、いまを反映したエピソードが満載です。

そしてラスト、驚きの展開が待ち受けています!!

感想・レビュー・書評

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  • 登場人物がみーんな真摯なの。好き。

  • 作品にのめり込み心と体のバランスを崩してしまった中田。デビュー前から彼と二人三脚でやってきた心が味わう大きな挫折。いつも元気な印象がある彼女の苦しげな、寂しげな描写が多く胸が痛む。
    これまでに何度も登場していた優秀な書店員の河さん。契約社員だった彼女が見舞われる不景気を理由にした雇い止め。現実の業界でもありえる厳しい状況の中で彼女が選んだ道は自分で本屋を始めること。本好きたちが仲間となって河さんもとに集い開店を迎えるまでの展開は胸熱だ。

  • 月刊スピリッツで連載中の『重版出来』14巻目を、なぜ普段コミックを読まない自分が手に取ったのか。
    大学の時からバイトとして、卒業してからは非正規のまま書店で働いてきたとある書店員の前に突然見えた「自分で本屋を開く」という道。そんなことが簡単にできるのか。どんな方法があるのか。それを知りたくていままでの13巻分の話をすっとばして読んだ。最近静岡にopenした個人書店のことも頭によぎりとても心が躍った。そう、躍ったのだ、心が。
    ドラマ化もされていたのでなんとなくは知っていたあらすじも、コミックの作者と編集者の関係も、わからないながらもとても面白かった。コミックであれ小説であれ、それを生み出すヒトの繊細さやあやうさもなんとなく知ってはいたけど、やはり凡人には想像しがたい苦悩があるのだろう。これからはもっと心して読もう。

  • やっぱり本にまつわる漫画は面白いな~。先だって『本の森』を通読したときにも痛感したけど、心底好きなんですな、本。でも、本作でも取り扱われる書店の不況。ただ、アイデア次第ではまだまだやれるぜ、っていう応援メッセージと思える。自分に出来るのはなるべく書店で直接買って、ネットは使わない、っていうことくらいかな?

  • 担当する中田の、執筆時にだけあらわれる、キャラクターと同化するあまりに現れる精神的不調。休載と黒沢が担当から外れることに。一方、名物書店員の河さんは雇いやめにあい、一時は書店員以外の就職も考えるが、あきらめきれず。ひょんなことで知り合った取次社員と行きつけの仏像マニアのカフェ 店主が閉店を考えてるタイミングが重なり、周囲の知人友人を巻き込んでの、ブックカフェ開店へ。熱量が渦になり多くの人を惹きつけ、回転に漕ぎ着けるまでのストーリーが印象に。そして、編集長の移動と復調しない中田、次巻どうなるのか。

  • 歳のせいかアユちゃんの成長が涙腺に応える…
    《本好きな人たちをつなぐのが自分の仕事だって言ってませんでしたか?
    取次の仕事をして感じるのはーー本は商材ではあるのだけど、書店は商いだけではない。神聖な森のような場所で、深呼吸をし休憩し 祈り生まれ変わる場所。美術館に近いかもしれない。》

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著者プロフィール

漫画家。1996年デビュー。『えへん、龍之介。』『花吐き乙女』など独特の感性が光る作品を多数発表。2016年春にドラマ化された『重版出来!』で一躍人気作家に。2016年、デビュー20周年を迎えた。

「2017年 『【特典付き】レタスバーガープリーズ.OK,OK! 完全版 【全3巻】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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