- Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784098605408
作品紹介・あらすじ
書店の未来を作る!
世界の見え方は自分で変える、
未来は決まっていないのだから――
『ピーヴ遷移』を連載する中田 伯が
キャラクターに蝕まれて心を壊し、
無期休載の事態に陥る。
仕事に自信が持てなくなってしまった心だが、
尊敬する書店員・河が計画する
「新しい形態の書店」作りに尽力することで、
本を巡る世界の見え方が変わり…!?
【編集担当からのおすすめ情報】
漫画家も、編集者も、書店も、未来を模索している。
14集は、いまを反映したエピソードが満載です。
そしてラスト、驚きの展開が待ち受けています!!
感想・レビュー・書評
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今回は色々とほろ苦い展開で、胸が押し潰されそうだった。熱意だけではどうにもならないことがある。挫折が人を成長させてくれる。それは重々わかっていても、今は自分の不甲斐なさがたまらなく情けない…。そんな気持ちがよくわかるだけに、壁にぶち当たった心の喪失感が、我が事のように伝わってきて辛かった。
今回は心のみならず、他の登場人物にも試練&転機が。昨今の書店の不振は、これまた本当に辛いが…こういう時代だからこその本の売り方もある。ブックカフェ開店に向けて、知恵を出し合いながら準備を進めていく姿に、こちらもすごくワクワクした。今回もまた、綿密に取材をしたのだな…ということが窺えるリアルな描写。とても勉強になった。
もらった「好き」をみんなに返したい。
グッと来る一文に、泣けてきた。大抵、どの巻読んでも泣いているのだが…毎日が不安な今だから、余計に胸に響くのかもしれない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
伯先生とか小熊ちゃんとか河さんとかあれこれ事件だらけの一冊。河さんのお話しはいい感じに落ち着くといいね。あとはやっぱり伯先生か。担当も編集長も皆会社員か…。
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怒濤のごとく、様々なことが動いた印象。
中田画伯がどうなってしまうのか、バイブスの今後も不安はよぎる。良くない流れ?
その一方で、書店員河さんの動きがすごい!
今はこういうやり方があるのか!と驚かされた。
こちらは恋の予感?
次の巻を早くよみたい。 -
単なる漫画業界の裏話を描いた業界漫画ではないです。
"人間"を描いてる奥行きのある優しい漫画。
この中の登場人物の誰かに、またはある部分に、自分も必ず当てはまるはず。 -
前半、重い話が続いたけれど、
後半ですかっとしたーー。
真剣な夢は人を動かす。
楽しいことばかりではないけれど、
これが自分の仕事だと胸を張れる人は強い。
こんなブックカフェ、近所にあったらいいのに~。 -
登場人物がみーんな真摯なの。好き。
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根が深そうな中田画伯問題…
ああ〜、元気のない心ちゃんを
見るのはつらい。
でも、彼を支えたいと思う人は
たしかに周りにいてくれて
それだけでも宝物のようだよね。
そんななかで河さんにまで
人生の転機が訪れてしまうとは。
でも、彼女の物語は好転。
わくわくする!
きびしい展開が続いていますが
癒しとなるのは心ちゃんと同様に
アユちゃんの成長ですぅ(^○^)
JKだ、JK!
頑張れ青春!
著者プロフィール
松田奈緒子の作品





