血の轍 (第10集) (ビッグCスペリオール)

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  • 小学館 (2021年1月29日発売)
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Amazon.co.jp ・マンガ (256ページ) / ISBN・EAN: 9784098607914

作品紹介・あらすじ

ママの圧倒的抑圧から解放された靜一は1?

警察に出頭したママが逮捕され捜査が始まった。
あの日のことを実況見分で回想していた静一は、
自分が幼い頃に従兄弟のしげると同じようにママに高台から
突き落とされた衝撃の記憶が蘇るーー!

それから徐々にママの呪縛から心が解放され、
再び吹石さんと接触をはかり、安らいでいく静一。
このまま、新しい希望の日々が訪れるかと思ったとき
静一のもとへ思わぬ訪問者がーー!?


【編集担当からのおすすめ情報】
累計(紙+電子)125万部大突破!各界で話題沸騰の衝撃毒親譚は超重要局面へ突入!

感想・レビュー・書評

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  • フルスロットルでサイコホラー路線。
    単なる解放に落ち着かせない作者の鬼の手よ。

  • 静一が母に問う「なんで僕を喜んでくれないんだ」と言う魂の叫びが胸を抉られる。ここまでではなくても、自分の親に自分の生を喜んでもらえていると思って生きている人の方が少ないかもしれない、それが不幸だとも知らずに。

  • 怖い、、、ひたすら怖い、、、!母親の本心が読めない。ひとまず10巻まで駆け抜けるように読んだ。もうこれはサスペンスドラマ!

  • 煮詰まり続けていてすごい。

  • かなり深層心理に迫っている。人間の普遍的なテーマを扱っている感じだ。

  • 押見修造は絶賛才能爆発中だと感じる。
    何度も言うが画でここまで圧倒させるのは凄いと思う。

  • 静一〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!
    すごい、すごい、よく頑張った。えらい。すごい。
    本当の事件内容と本当の気持ちを人に言えたこと、刑事さんの言葉をちゃんと受け止められたこと、「しげちゃん」を励ます言葉を言えたこと、ずっと言えなかった不満を「ママ」にしっかりぶつけられたこと、すごくすごく難しいことなのに、めちゃくちゃ頑張ったね。刑事さんもありがとう。

    言語化する力、画や物語で表現する力が本当にすごい。漫画ってすごい。作者さんを本当に本当に尊敬する。

    毒親の呪いって、親が物理的に目の前からいなくなっても簡単に消えるものじゃない。
    大抵のマンガだと静一が完全に母の奴隷になっておしまい、または母が捕まっておしまい、とかになりそうだけど、この内容があって、まだ何巻も続いているのが本当に素晴らしい。
    すべての毒親育ち読者の中の「ママ」が一緒に消えていきますように。「僕は僕のもの」であることを取り戻せますように。

  • 静子は捕まり精神鑑定へ。
    静一は吹石さんに支えられ、徐々に自分を取り戻そうとしているが
    小さな頃からのトラウマもあり中々立ち直れない。

    そんな静一の葛藤を描いた巻。

    本当に静子のせいで静一はこうなったのか?
    静一の発言や考えは他責で、自己責任なのか?
    読んでてツライくらいの堂々巡り。

  • 母親が大嫌いだ!と思い出した静一。
    一方、静子はしげるの顔が
    静一に見えたから突き落としたと供述。
    母親の件で学校でイジメに遭うが
    吹石さんの存在に救われ本音を語りだす。
    吹石さんと2人で母親と決別するおまじない。

    吹石さんの存在で自分はもう大丈夫と思っていたが?
    雪が降りしきる深夜、
    しげるが静一に会いに来て向かった先は…
    しげるのおかしな言動に
    目の前に現れた静子の幻覚。

    毒親(母親)からの解放と思いきや…
    毎回、何とも言えない‶間〟と描写が凄い。
    どこまでが現実でどこから幻覚か?!!!!!Σ(ll||д゚ノ)ノ

  • 作者はどこまで静一を追い込めば気が済むのだろう…
    こわい

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著者プロフィール

★漫画家。2002年、講談社ちばてつや賞ヤング部門の優秀新人賞を受賞。翌年、別冊ヤングマガジン掲載の『スーパーフライ』にてデビュー。同年より同誌に『アバンギャルド夢子』を連載した後、ヤンマガ本誌にて『デビルエクスタシー』などを連載。2008年より漫画アクションに連載した『漂流ネットカフェ』は、テレビドラマ化された。翌2009年より別冊少年マガジンにて『惡の華』を開始し、大好評連載中。

「2011年 『NEMESIS No.5』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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