新九郎、奔る! (5) (ビッグコミックススペシャル)

  • 小学館
4.11
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本棚登録 : 260
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784098608102

作品紹介・あらすじ

窮地に次ぐ窮地!新九郎に“落馬”の危機!

領地・荏原での生活にも慣れ、
領主名代として、存在感を増し始める新九郎。


しかし、それを快く思わない伯父・珠厳は、
新九郎を亡き者にしようと、自邸の酒宴での暗殺を企む。


一方、京では父・盛定が
将軍・義政の怒りをかい“無役”にーーー


荏原でも、京でも、
窮地の連続の伊勢家親子だが……


新九郎、盛定、共に人生から“落馬”待ったなし!?
伊勢家の今後を左右する、事態急変の第5集!



【編集担当からのおすすめ情報】
好評、大絶賛の領地経営編!


第5集では、荏原では新九郎が、
京では父・盛定が、それぞれの窮地を迎えます。


誰が敵で、誰が味方か。
それぞれの思惑うずまく駆け引きに注目しながらお楽しみください!


今回は、お久しぶりの京の面々も登場!


さらに!細川家のあの人も、麗しの初登場です。
お見逃し無く!

感想・レビュー・書評

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  • 始めは、全然面白くないと思っていたが、前巻ぐらいから面白くなり始め、今回はかなり面白い。
    都=中央と領国=地方の、それぞれの力学と関わり合いの中で、戦国に向かって行こうとする動きが感んじられる。
    今まで歴史小説でも、題材は戦国の終わり(織田信長、信玄、謙信など)のほうが多く、室町の秩序が解体して戦国に移っていくところを題材にしているものはあまりないと思う。しかも、中央の出来事のみ、地方の動きのみでなく、両方を語ろうというのは、すごい意欲作。

  • う~んやっぱ応仁の乱は難しいんだよねぇぇぇぇ(^^;

  • はー、何だか色々とあった……そこそこ良家のお坊ちゃんでもこの時代は色々あるのね。
    そして、那須家と掃部助家は何がどうなってこうなってるの?!

  • 所領地での日々。思いの外悪くない人だった。
    父、伯父が失脚。
    家督をついでどうなるか。
    兵庫助も悪そう。

  • 異変を感じた彦次郎が袖を絞るところ好き。

  • 所領での勢力争いありクーデターあり家督相続問題あり…時代の流れに巻き込まれ、次から次へと問題が山積するばかりの新九郎。明るい話題?といえばつる姫くらいだが、これもまたようわからん存在。もう5巻だというのに、お話はどう進んでいくのやら

  • やっぱゆうき先生はすごいや。

  • 前巻からの荏原での謀略は意外な決着をみせるが、今度は貞親の失脚にともない父、貞親も巻き添えで、新九郎が家督を継ぐことに。派手な場面はないけれど、複雑な関係が絡み合う中で物事がどんどん動いていくこの感覚はゆうきまさみの真骨頂だなぁ。

  •  5巻なのので基本構造は割愛。

     歴史モノなので内容を語ってもあまりネタバレにはならないわけだが・・・。
     新九郎が家督を継ぐあたり。
     早雲の小説は何冊か読んだ気がするが、この辺りの事は書かれていなかった気がする。

     後の英雄として頭角をあらわそうかといったあたりで、正直地味な展開ではある。
     彼が大活躍するのは、もう少し後ではある。

     ・・・が、何やら、次巻大きな動きがありそうで楽しみ。
     やっぱり戦国物は、権謀術数も魅力だが、そこに戦いが無いと!
     次巻12月・・・刊行ペースが速いと完結が近いかと邪推してしまうが、早雲が輝くのは(出家して頭がという意味ではなく)もう少し後なので、もっともっと続いて欲しい。

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著者プロフィール

漫画家。1957年北海道生まれ。80年デビュー。『究極超人あ~る』で星雲賞マンガ部門、『機動警察パトレイバー』で小学館漫画賞少年部門受賞。近作『白暮のクロニクル』『でぃす×こみ』『新九郎、奔る!』。

「2019年 『ゆうきまさみ 増補新版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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