私の息子が異世界転生したっぽい フルver. (2) (ビッグ コミックス)

  • 小学館 (2022年4月12日発売)
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本 ・マンガ (160ページ) / ISBN・EAN: 9784098612697

作品紹介・あらすじ

最愛の子を失った母の喪失と向き合う物語。

an・an、ダ・ヴィンチ等で共感の声多々!!!

「異世界に行った息子と会う方法を教えてほしい」
そう言って堂原の前に現れた美央。
彼女が高校の同級生である堂原のもとを
17年ぶりに訪れる前に、
夫や地元の友達との間で起きたことは――。

美央を取り巻く“現実”、悲しみ、苦しみ。
その姿を垣間見た堂原は美央をいかに支えるのか。


――最愛の子を失くすということ。
この世界で最も大きな悲しみと向き合う物語。


【編集担当からのおすすめ情報】
「子どもを育てるようになってから、物語の中に出てくる子どもや親の存在が気になってしまうようになりました。
子どもには戦ってほしくないし、世界を背負わないでほしい。何かの間違いで別の世界へ行ったとしても、最後は帰ってきてほしい。

異世界転生の作品は、その思いが最も強くなるジャンルでした。

主人公が死ぬことが、物語の冒頭で描かれるからでしょう。異世界での生活に慣れ、元の世界のことを主人公がすっかり忘れても、私は残された親のことを時々考えてしまいました。
子どもがいなくなった世界で、親はどれだけ子どものことを想っているのだろう。

それが、この物語を思いついたきっかけでした」

by 原作者 かねもと(第1集あとがきからの抜粋)

感想・レビュー・書評

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  • 死者祭祀は、受け入れる側の為にも用意されるもの。
    映画『紅の豚』で語られた飛行機の墓場も、○国システムも。
    いわゆる異世界転生とこのネタが重なるなど思いもよらなかった。
    作品故に現代の民俗とはみれないけれども、在り方としてとても興味深く、続きが気になる漫画。

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