新九郎、奔る! (9) (ビッグ コミックス)

  • 小学館 (2022年2月10日発売)
4.16
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本棚登録 : 238
感想 : 13
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  • 本 ・マンガ (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784098612918

作品紹介・あらすじ

新九郎VS.太田道灌in今川家当主争い!

姉・伊都が嫁いだ駿河国守護・今川義忠が戦死。


新九郎の甥にあたる嫡男・龍王丸は
当主となるにはまだ幼く、
今川家では当主争いで死人が出る始末。


伊都を心配する新九郎は
調停役としての役目を得て駿河へ。


そこで待ち受けていたのはーーー


正体を知らずに邂逅していた
太田道灌との再会。


相対することとなった室町きっての戦上手相手に
新九郎は如何に挑むのか!?


伊勢新九郎が歴史の表舞台に現れる!
今川家お家騒動編、開幕!


【編集担当からのおすすめ情報】
既刊、続々重版!
令和の室町ブームの火付け役と言っても過言ではない
本格室町大河、緊迫の新章開幕!


一般的に伊勢新九郎(「北条早雲」)の名が歴史上現れるのは
この今川家のお家騒動です。


幼き甥・龍王丸を当主とするための、新九郎の長きにわたる戦いが
ここから始まります!


応仁の乱のキーパーソンたちの背中をみて得たこと

苦戦した領地経営で学んだこと、
少年から青年となった新九郎が見せる成長を感じながらお楽しみください!

感想・レビュー・書評

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  • 太田道灌との今川家家督交渉。主人公、伊勢新九郎の姉の息子が当主となるか、旦那の弟が当主になるか。

    その交渉の経緯を知る事は、実生活にも役に立つだろう。

  • 姉・伊都の夫である今川義忠が不慮の戦死を遂げ、新九郎は駿河へ。跡目をめぐる争いの調停を図ろうとしたが、交渉相手は太田道灌。関東で長らく管領家のごたごたを押さえ込んでた古強者相手に、それでも何とか妥協点を導き出せただけ、新九郎頑張ったよー。伊都姉さん、とってもお気に入りなので頑張って欲しい。そして龍王丸くんが後の義元のお父さん・氏親ですよな。今は「たてこんぼー!」(竹とんぼな)とか叫んでるただの幼児だけど。新五郎(龍王丸の対抗馬)もとんだ争いに巻き込まれたもんだけど、こうやって戦国の世が拡散していくんだね。

  • 太田道灌かぁ!七重八重…は知っているけど他はあんまり知らんけどなぁぁぁぁ(^^;

  • ふー、伊都のお家騒動も一件落着。
    って、思ったら、予告!予告がなんとも不穏。
    まだ終わらないの?!

  • 今川家中の家督騒動から、道灌との対決へ。
    と言っても、新九郎は手のひらの上で転がされただけ。
    道灌が凄くて、造形も凄く良かった。
    面白かった。
    一旦手打ちとみえて、先があるみたいなので、また楽しみ。
    将来の傑物も、若い頃はこんなもんだったんだなー。
    かなりじっくり描かれていて歴史わかっていない者にも分かりやすい。

  • 新九郎vs道灌、とても面白かった!
    小手先でやり込めようとするも何枚も上手な相手に返り討ちにあい、悔しさに闘争心を燃やす若者、メラメラしてきたー。
    伊都とのやり取りでは、他人行儀の心がけがたまに綻ぶのが温かく、お家より姉の方が大事だときちんと伝えられる仲よし姉弟の様子にぐっときた。
    フラグこわ……

  • 太田道灌が好きすぎる…

    この漫画ほど終わってほしくないけど、早く終わって大河ドラマになってほしい作品はない。

  •  新九郎の九。
     9巻なので基本構造は割愛。
     ようやく近くにやってきた。
     太田道灌も登場し、今川家のお家騒動で姉のピンチを助ける辺り。
     
     早雲の小説なんかでは、最初のちゃんとした(?)山場であり、鮮やかに解決する事で、後の活躍を期待させる見せ方が多い気がするが・・・。
     新九郎少年が、政治を吸収、成長する見せ方な感じ。
     この流れで、この後どう転がるのかしら。

     歴史物って、ネタバレ気にせず感想書けるし、先の展開がわかっているから、ここからあそこにどう繋がるのかという視点で読めるのも面白い。

  • とうとう歴史の表舞台に登場!

  • 本巻は最終ページにしれっとアニパロを入れてくるなど、かつての「ヤマトタケルの冒険」を彷彿とさせるノリが全開で、オールドファンには感涙ものだった。

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著者プロフィール

漫画家。1957年北海道生まれ。80年デビュー。『究極超人あ~る』で星雲賞マンガ部門、『機動警察パトレイバー』で小学館漫画賞少年部門受賞。近作『白暮のクロニクル』『でぃす×こみ』『新九郎、奔る!』。

「2019年 『ゆうきまさみ 増補新版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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