ギャラリーフェイク (37) (ビッグ コミックス)

  • 小学館 (2023年2月28日発売)
4.09
  • (9)
  • (7)
  • (7)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 163
感想 : 6
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

本 ・マンガ (192ページ) / ISBN・EAN: 9784098616336

作品紹介・あらすじ

伝説のアートコミック復活最新巻!

アートコミックの金字塔『ギャラリーフェイク』1年ぶりの新刊発売!!
モダンアートに、ロートレック、そして岸田劉生の“麗子像”…
古今東西の美術品を巡り交錯する変わらぬ人間模様に
オリガルヒや海外のフリーポート事情などの最新情報も織り交ぜ、
令和の世を闊歩する闇の画商・フジタの活躍を描く!!

【編集担当からのおすすめ情報】
2005年に一度は完結するも、ファンの皆様の熱烈な声にお応えし
2016年に連載を再開した“伝説のアートコミック”! 令和の世にも
変わることなく暗躍するフジタを描いた最新巻必見ですぞ!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 芸術「ギャラリーフェイク」これも学習マンガだ!(一般社団法人マンガナイト)
    https://bit.ly/3SEVKG1

    ギャラリーフェイク 37 | 細野不二彦 | 【試し読みあり】 – 小学館コミック
    https://shogakukan-comic.jp/book?isbn=9784098616336

    ギャラリーフェイク 37 | 書籍 | 小学館
    https://www.shogakukan.co.jp/books/09861633

  •  最近の社会情勢まで踏まえて、アート界の裏側を見せてもらったような気がする。面白かった。

  • バブル華やかなりし頃に、東京のウォーターフロントにギャラリーフェイクをかまえた藤田が、見た目も変わらず令和の世に。コロナ禍のリモート、アートレンタル、ウーバーイーツ的配達員、オンラインゲーム、暗号資産詐欺、ロシアのウクライナ侵攻が作中に取り入れられ。藤田もサラも三田村館長も知念も、そのままの存在で時代だけが過ぎ行き、永遠の〇〇歳、という設定でどうやらいくようだ。この巻の藤田は、現代アートが一握りのアカデミズムに牛耳られる様を厳しく批判し、オンラインギャラリーやアート投資に、アカデミズムの破壊、アートの民主化の可能性を見出し。元シェフ、現ウーバーイーツ的配達員の男が、妻子に会いにいけない理由を、見栄、虚栄心、自己愛と切って捨て。窃盗団の転売に手を貸すと思いきや、逮捕に手を貸し。茶道界の新風となりそうな女性の利休論に感銘を受ける。なかば藤田を脅しながら保税倉庫に同行してきた三田村館長が、神業的にイコンを修復していく藤田の横で、「表面の顔をめくるとその下に別の顔が現れる」イコンに藤田を重ね合わせ、その善も悪も飲み込んだ、深く広い学識と、高い技術と多層的な人物像に惹かれていた時代を思い起こすシーンが印象に。

  • 絵が変わった?

  • 今どきの若手エリート美術商と、日本の贋作師。
    茶器の女体ゲーアプリの話。
    ひさびさの知念さん登場話!。
    最終話の三田村さんとフリーポート(保税倉庫)で二人で美術品補修する話面白い~~!

  • 藤田のアートへの批判を含んだ愛着を感じる。

全6件中 1 - 6件を表示

著者プロフィール

細野 不二彦(ほその ふじひこ)
1959年生まれ、東京都出身。大学時代からスタジオぬえで活動。大学在学中の1979年、『マンガ少年』掲載の「クラッシャージョウ」(高千穂遙原作作品のコミック化)でデビュー。
アニメ化された『さすがの猿飛』及び『Gu-Guガンモ』などのコメディ作を手がけたあと、青年漫画に進出。以降も『太郎』『ギャラリーフェイク』『ダブル・フェイス』といったシリアス路線の人気作を次々と生み出し、長年に渡り一線級の人気を誇っている。

細野不二彦の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×