- Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784098617395
作品紹介・あらすじ
今、まさに闘っている。表現をめぐってーー
ついに世に放たれた『マチェット』完全版。
映像研が魂を込めた仕事は大反響を呼び、
コンテスト優勝確実!!
……に、待ったがかかる!?
問題視されたのは、過激な血の表現。
「なぜ映像研は血を描くのか?」
その確固たる信念から目を背け
覚悟無き日和見の規制を強いる“大人たち”に――
映像研は、いかなる道を示すのか!?
【編集担当からのおすすめ情報】
1年ぶりとなる待望の新刊発売!!!
映像研の魂の仕事--
『そのマチェットを強く握れ!』の全貌がついに明らかに!
しかし、『マチェット』で描かれた
”過激な血の表現”をめぐって、大人たちから上映中止の指示が!?
中身もろくに見ず、
”血=暴力表現”として頭ごなしに「正義」を押しつける相手に
映像研は、どう対峙するのか?
そして映像研は、なぜ「血」をわざわざド派手に描いたのか?
全ての表現者たちに、読んでほしい一冊です。
感想・レビュー・書評
-
70冊目『映像研には手を出すな! 8』(大童澄瞳 著、2023年7月、小学館)
”表現”について真摯に向き合い、著者なりの回答を提示した一巻。
若さとパッションに溢れた展開ではあるが、少々説教くささも感じてしまう。著者の主義主張に物語が付いていけていない、というのは言い過ぎだが、もう少し肩の力を抜いても良いような気はする。
『マチェット』にも一区切りついたし、そろそろ最終章の始まりといったところだろうか?
〈一発 世間に デカいのブチ上げてくれ。〉詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
映像制作の細かな表現とか中心の巻では意味が分からず心が離れかけましたが、この巻でまた戻って来ました(涙)
「忘れるな 学校の主体は生徒だということを。
我々は生徒会じゃない。
生徒会なんてもうないんだよ。」
震えましたー!
表現者のくだりも。
誰からでも教えられる事もある。
子どもをあなどるな! -
正直、おっさんには今回の青臭い展開は辛いかなぁ。
こういう大人vs子供みたいな判りやすい対立の図式って、昭和な老人のノスタルジー臭を強く感じてしまう。 -
読書記録2023.07
#映像研には手を出すな!#8
#大童澄瞳
普段コミックの感想は投稿しないのだけれど、今回は別。創作者としての大童氏の魂に触れたから。
クリエイターじゃない自分達も、学生時代はみんな熱かったよね。でも社会人として過ごすうちに熱を失った。
だから、映像研に自分を重ねて、応援せずにはいられないんだ。
#読書好きな人と繋がりたい
#読了 -
表現の自由と規制、子どもと大人、理想と現実、…。いろんな二項対立が、映像研の熱量で溶けあって混ざり合う第8巻。血についてのフィードバックと、その解決に向かうアプローチには、普段の仕事のやり方を考えさせられました。
-
グッとくる言葉がいっぱい。
カッコいい。 -
結論ありきで話している。交渉の余地が無い相手とこれ以上何を話せと? 大勢の意見が集まった結果、ただただ穏便に、最大公約数的なウケを狙った優しいコンテンツが出来てしまうなら、自分がやりたかった事と全然違うなと思ったんです。もっと熱いものがあったろう!
著者プロフィール
大童澄瞳の作品





