- Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784098625253
作品紹介・あらすじ
母子の壮絶なる「轍」の物語、完結。 転落事故の影響で生きる気力を失ったママを、自宅に連れ帰った静一。ママはもはや静一が誰かを認識できず、日に日に衰弱していく。そんな”解(ほど)けていく”ママを、静一はじっくり観察する。毎日、毎日。やがて夢の中で始まったのは、静一とママの「最期の会話」。今、彼女と僕の世界は消失し、物語は終焉する。 【編集担当からのおすすめ情報】 単行本累計230万部突破!フランスのアングレーム国際漫画賞でも受賞を果たすなど、海外でも大人気の本作が遂に完結!!
感想・レビュー・書評
-
終わった……
最後まで読んでも心にストンと落ちる物は無いモヤモヤ。
人の事理解できるなんておこがましい事なのか…詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
☆完(全17巻)
〜少年編〜
・中学生の清一
・母清子と父一郎との3人暮らし
・従兄弟のシゲルとよく遊ぶ
・清子が崖からシゲルを突き落とす
・清一はそれを目撃するが黙認
・シゲルは意識不明の重体
・同級生の吹石と仲良くなる
・清子との間に揺れ清子を選んでしまう
・清一は吃音がひどくなり同級生にも暴力
・シゲルの意識回復
・清子が突き落としたことを認める
・清子逮捕
・回復したシゲルを清一が再び突き落とす
・シゲル死亡
・清一は少年刑務所へ
・清子は証拠不十分で釈放
・審判の場で清子は清一を突き放す
〜成人編〜
・パン工場で働く清一
・父一郎は清一を気にかける
・一郎が死亡
・自殺を試みるが失敗
・警察から清子のことで電話
・認知症を患い怪我をし入院
・家賃も滞納していたため一緒に暮らし始める
・介護生活の末清子死亡
・いよいよ1人になる
・老人になった清一
・母の顔も思い出せなくなる
[総評]
はー暗い、
なんて暗いか
この清子の気持ち親となったいますこーしわかる -
はぁ…すごかった…
なんだこれ。
最期まで見届けられてよかった。
自然と涙が出た -
作者が勇気を出して、世に残したいという作品はそうしてあげたい。
フィクションとノンフィクションが入り混じる本作だと思うが、作者が伝えたい想いは、表現できていると思います。
気持ちは、ズーンと落ちることが多いですが、実際の社会も同じじゃないのかな。 -
完結
-
あまりにも可哀想な静一
溶けていく描写とか、画力が凄まじい
やるせない、父だけは最初から最後まで良い人だったと思うけどな