- 本 ・マンガ (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784098626175
作品紹介・あらすじ
1集発売即重版。貧困と友情の極限ドラマ。
主人公・大路雪人。18歳、売人。
幼い頃に最愛の姉を含む、全ての家族を失った彼だが、
信じてくれる唯一の親友がいた。
益田メイジ。18歳、ビートメイカー。
「お前は言いたいことだけ言え。」
「オレが売ってやる。」
メイジに誘われ、再び音楽の道を歩み始めるも、
劣悪な職場と地元のしがらみが容赦無く雪人を襲う。
ボロボロの姿で初ライブのステージに立った先は・・・
メイジと雪人の過去と絆が今、紡がれる。
『僕のヒーローアカデミア』堀越耕平先生、絶賛!!
今年最注目の人間叙情詩、最新2集!!
【編集担当からのおすすめ情報】
単行本1集発売即重版!!
雑誌、ラジオ、TVなどメディアでも話題騒然。
今の時代を抉る、最注目作品。
単行の1集では、千原ジュニア氏、真造圭伍氏、
藤井健太郎氏、渡辺志保氏、の錚々たるメンバーが絶賛した本作。
単行本2集ではなんと・・・
『僕のヒーローアカデミア』堀越耕平先生が絶賛!!
この熱量を是非、単行本で味わってみてください。
感想・レビュー・書評
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幸せとは家族とはそんな感じの2巻
過去編はすごく最高! ずっとみていたくなる詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
好きすぎて電子版も紙も両方買ってしまった。最後まで読み切りたい。
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もう良すぎる。1巻からずっとこの物語の空気は。
重たく、張り詰めて、熱を持って、気だるげに、真剣である。
不真面目でも真面目でも、気楽でも苛立っていても、みな総じて音楽に対して(あるいはそれぞれのどうしようもないエゴに対して)真剣である。
自分の心境と違いすぎて感情移入できない、みたいな次元を暴力的に乗り越えてくる感情の圧力がある。
雪人のなかに、メイジのなかに、芦屋のなかに、リリーのなかに、全ての人のなかにあるドロドロとしたものと透き通ったもの。全て切実である。
つまり、私自身のドロドロも、透明も、切実である。読み手の拡大解釈が自然にできてしまう作品は偉大だと思う。
そしてもうひとつ。音楽はその欠かせざる遺伝子として、反骨であり反逆でなければいけない。
あらゆる批判を蹴散らしてそう訴えかけてくる何かがある。
薄場圭の作品





