SSSS すぎむらしんいち短編集 シンイチスギムラズショートストーリーズ (ビッグ コミックス)

  • 小学館 (2023年12月27日発売)
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感想 : 7
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本 ・マンガ (224ページ) / ISBN・EAN: 9784098626731

作品紹介・あらすじ

今こそ読み切れ!名手が贈る珠玉の短編!

各界から高い評価を得る漫画家・すぎむらしんいちが令和に贈るのは、「今こそ」渾身のショートストーリーズ!

現代的でノスタルジック、デタラメで精緻、切ないのにフルスピード...
漫画を濃縮した全7編のエンタテインメント、とくと御覧あれ!!!!!




【編集担当からのおすすめ情報】
2021年からシリーズ掲載された Shinichi Sugimura's Short Stories(SSSS) 6編に、10年以上前に描かれた名作『こども探偵物語』(再録)を追加した大ボリュームの短編集です!

感想・レビュー・書評

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  • 漫画家の短編集ってなんかいいよね
    個性が出るなぁって思う

    すぎむら先生の漫画はほとんど読んだ事なかったんだけど、この短編集は良かったなぁ〜「The End of The End of The World」と「Light my ハートに火をつけてfire!」が映画みたいな世界観で好きだ

  • タイムリープ、見せ物小屋、秘密基地、ヤンキー…色んな題材がうまく組み合わされた短編集。話のまとめ方が秀逸で評価が高いのも頷けます。奇妙さやちょいエロも含んだ大人向けの作品。これは良かった。

  •  すっごく面白い。特に巻末の『1983』が最高だ。

     直接この本とは関係ないのだけど、今や自分自身すっかり若者ではなく、若者を描こうとするとどう頑張ってもせいぜい90年代のイメージでしか描けない。現代に合わせようとしても不可能なので時代劇か、変な現代にするしかない。この短編集のお陰で、それでいいような気がしてきた。

  • すぎむらしんいちは短編の名手でもあるが、寡作なので、これが2冊目の短編集だ(1冊目が1999年の『ALL NUDE』→それに2編を追加して2006年に再刊した『スノウブラインド』)。
    『ALL NUDE』から数えれば、じつに四半世紀ぶりの短編集である。

    『ビッグコミックスペリオール』にシリーズ掲載された 「Shinichi Sugimura's Short Stories(SSSS)」 6編に、10年以上前に描かれた「こども探偵物語」を追加した全7編。すべて傑作だ。

    破天荒で、笑えて、カッコよくて、女性キャラはキュートで、ときどき不意打ちのように切ない。

  • フリースタイル「このマンガがすごい2025」つながりで。何度もタイムスリップした青年は、うっかりOLさんを、世界を救えるのか?という冒頭から、そう来たかな展開。念じたものが出てくる沼。アイデアにつまってひとり飲み歩いたマンガ家が得たものは!?漫画家を目指す青年が、クラスメイトのヤンキー女子高生とかけおちを目論むも!?などなど。あきれはてた妻が、フリーズして、再起動して、て紙を貼ってたシーンと、マンガ描けよと去っていくクラスメイトのシーンが印象に。

  • すぎむらしんいちの短編集。どれも面白いけど、「1983」が一番好きかな。世代的にやはりぐっとくるものがあるね。とういか「最後の遊覧船」単行本出てるのを完全に見逃していた。もう新刊での入手は難しい?

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著者プロフィール

北海道出身。第14回ちばてつや賞ヤング部門大賞を受賞しデビュー。その後「ヤングマガジン」にて『サムライダー(のち『サムライダー88』に改題)』連載開始。
『右向け左!』(原作 史村翔)『ホテルカルフォリニア』『東京プー』『超・学校法人スタア学園』『クローン5』(相談 いとうせいこう)『サムライダー』など著作多数。
「モーニング」連載の『ディアスポリス―異邦警察―』(脚本 リチャード・ウー)が、平成22年度[第14回]文化庁メディア芸術祭マンガ部門審査委員会推薦作品に選ばれる。「少年シリウス」別冊の「ネメシス」にて『女(じょ)ンビ-童貞SOS-』シリーズを連載中!

「2012年 『NEMESIS No.7』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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