未来の想い出 (ビッグ コミックス)

  • 小学館 (2023年12月1日発売)
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感想 : 7
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本 ・マンガ (192ページ) / ISBN・EAN: 9784098627233

作品紹介・あらすじ

藤子・F・不二雄氏の名作SF中編、復刊!

1991年「ビッグコミック」に連載され、森田芳光氏によって実写映画化された名作を、好評の「藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス」に近い装幀で刊行!

カラーページは4C印刷で収録し、巻末には雑誌掲載時の各話トビラページも掲載。

【編集担当からのおすすめ情報】
「藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス」で「SF短編」シリーズに触れた読者の皆様に、ぜひお読みいただきたい中編を、装幀を揃えて刊行いたします。他のSF短編に通じるテーマも感じられる本作を、この機会にぜひお読みください。

感想・レビュー・書評

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  • 1991年に『ビッグコミック』に連載され実写映画化もされた作品
    漫画も映画もどちらも知らなかった…

    人生において悔いのある部分を何度も主人公が生き返りながらやり直すお話
    誰しもそんな想像はしてみた事があるに違いないと思う 
    [物語]の良いところは、こういった「想像」を形に残せる事なんだなぁ〜と藤子先生の作品を読んでるといつも思う

    ラストに連載開始前号(1991年5月)の予告が載っていたんだけど、近藤ようこ先生の大好きな漫画『ルームメイツ』第2話の予告も掲載されていてびっくり!この頃は私もまだ15歳だったからビッグコミックはさすがに買ってなかったもんな〜
    懐かしい時代の作品を今こうして購入できて、大満足!また何度も読み直すんだろうなと思える、そんな作品だった

    • 山華さん
      たまに、Schieleさんの読んだ本を手に取ってしまいます。
      とても、面白そうなので。

      この本も、すごく良かったです。 大人になり経験を積...
      たまに、Schieleさんの読んだ本を手に取ってしまいます。
      とても、面白そうなので。

      この本も、すごく良かったです。 大人になり経験を積むと、誰もが思い浮かべる夢想。 「あの時、ああしていれば…」。
      この本の中では、運命に抗ってくれてスッキリしました。
      話の中で晶子が歌っている、「会議は踊る」の主題歌もYouTubeで聴いてみましたが、元気になる曲で、物語とも合っていました^^

      良い話と出会えました、ありがとうございました。
      2024/03/24
    • schieleさん
      山華さん、コメントありがとうございます♪♪

      確かにこのお話はスッキリ感がありますね〜元に戻らないのが良い!物語だからこその醍醐味ですよね〜...
      山華さん、コメントありがとうございます♪♪

      確かにこのお話はスッキリ感がありますね〜元に戻らないのが良い!物語だからこその醍醐味ですよね〜
      晶子の歌、私もコメントをいただいてから聴いてみました!確かに元気が出てくる歌ですね

      この本を買って本当に良かったなぁと感じています 藤子先生の漫画はいつもそう思わせてくれる力があります

      私も山華さんの読んだ本、参考にしてますよ〜これからもよろしくお願いします☆
      2024/03/24
  • ケン・グリムウッドの『リプレイ』みたいな話です。
    面白いので機会があれば『リプレイ』も読んでみてください。

    現在の私は青春のど真ん中にあり、これから苦労、悔いを経験する段階にあります。
    学業、バイト、人間関係、将来への不安、就活などで苦しいですが、21年間生きてきて今が一番楽しいです。
    私もいつか、人生を左右する重大な決断をする日が来るかもしれません。
    その時には、落ち着いて悔いのない選択を選べるようにしたいです。

    印象に残った言葉↓
    「苦しい作業だったがやりがいはある。楽しい苦しさだった。」
    「そして・・・その日が来た。「運命」に対して、公然と反旗をひるがえす日だ。」

  • すこしふしぎな物語。
    自分の人生を、悔いのある部分から、記憶と経験をもったままやり直せたら、と何度思ったことか。

    今は、開き直って、やり直せる部分だけやり直している。 結構それが、楽しい。
    別本、「夢をかなえる象」の「死ぬまでにやりたいことリスト」が、悔いの残らない人生に一足買っている。
    現実では、死んだ人や動物は戻らないけれど、自分でしてしまった事は修正が効くと思う。

  • 悔いの残る過去をやり直したい。

    誰もが大なり小なり抱えている思い。それは自分もご多分に漏れずに抱えていて。なんだったら、人よりも大きいのではないか、と思ったりもする。些細なことを思い出して思い返して、不意打ちのように記憶の底から浮かび上がってきて、その都度あの時をやり直したいと。過去に戻れることができたらとありえないと知りながら思い悶えます。あの時の羞恥、後悔、嫌悪、いろんなものを無かったことにできたら、と。

    まあ、無かったことにしたい、という自分都合のことしか考えていないので、納戸理人のような行動力がないので、過去に戻ったとしても同じような人生を歩むのだろうな、と思ってさらに嫌悪が増すというローテーションです。
    それを変えろ、ということなんですがね、自虐交えてヘラヘラして向き合わない輩にはねぇ、しんどいのです。

    こういう物語は、自分の弱さに気づかずに読み進めれていれば楽しいのですが、一度気づくと純粋に楽しめなくてつらい。レビュー書き出してから、気づいてしまってしんどい。

    読む時は切り離しておきたいけど、完全に切り離すと読書経験から得るものがなくなるんだよなぁ。純文学が苦手なのは、そういう部分かもしれないなぁ。みたくないものを突きつけられる気がする。

  • 勢い余って結婚(本命ではない人)してしまう所に共感してしまう。

  • 自分が中年になったからだろうか、ひとつひとつの出来事が少しづつ自分の人生と重ね合わされる。

    夢を描いた20代から、世の中の浮き沈みをわかり始めた30代を経て、越し方行く末を考え始める40代の現在。世界は知らない間にずいぶん変わってしまったし、周りの人間も同じように変化しながら年齢を重ねる。

    タイムリープものではあるが、果たしてどれが正解であったかはわからない。もしかして自分も何度目かの同じ人生だとしたら、やはりあの日に運命に抗う選択をするだろう。

    時間を経て何度も読み直したい作品。

  • 人生やり直し系の話だが、別にやり直す必要を感じない。十分満足でしょという感想がまず最初。

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