- 本 ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784098630127
作品紹介・あらすじ
真珠湾攻撃、迫る!
昭和14年9月、第二次世界大戦が勃発!
日本は独・伊と三国同盟を締結し、
米英との対立を鮮明化していく。
彼の人の平和への思いは届かず、
事態は悪化の一途をたどるばかり。
対米戦争は逃れられない運命なのかーー
昭和16年9月、第6回御前会議で彼の人は、ある行動に出る!
【編集担当からのおすすめ情報】
『哭きの竜』、『月下の棋士』など「天才」を描いてきた能條純一氏が描く「昭和」という激動の時代。
なぜ太平洋戦争は起こったのか。
能條氏は、本作品を描きながら、その答えを探してきました。
物語はついに真珠湾攻撃目前に。必読の第15集です!
感想・レビュー・書評
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<目次>
略
<内容>
帝国国策要領が出され、日米開戦に向け、天皇の意思を無視して軍部が走っていく…詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
とうとう太平洋戦争が始まっちゃうねぇ(^_^;)
しかし止めようとしてるのは陛下位しかいないねぇ(・_・;)
誰もが冷静な判断ができない状態だったんだろうねぇ! -
日米開戦前夜の御前会議
君臨すれども統治せず
この縛りが、開戦回避の大きな障壁に。
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日米開戦に粛々と進んでゆく様子が、リアリティを感じました。君臨するも統治せず、明治天皇が読んだ和歌が深かった!
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秩父宮は結核療養のため、西園寺公望は天寿を全うして、昭和天皇が信頼する人物は次々と目の前から去っていく。特に、最後の元老であった西園寺公の死は、天皇にとっても日本にとっても大きな痛手であった。近衛文麿は戦争へと流されるだけ流されて切羽詰まると内閣を投げ出してしまい、内大臣木戸幸一が推薦した東條英機が後継首班となる。東條も開戦方針再検討の聖慮に従いそれなりに努力したのであろうが、生真面目な軍務官僚に過ぎない東條にそんな政治外交手腕を求めるのが無理というものだ。こうして日本は、「後になるほど不利になるから今しかない」という論理で戦争に突き進むのである。
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2024/10/27 047
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いよいよ東条内閣が組織され、開戦についてもはっきり言及されるに至った。経過は知っている訳だけど、忸怩たるものがありますわな。
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いよいよ太平洋戦争に。しない方がいいのはわかってるのにすることになってしまうのは、なんなんでしょうね。なんとしてもそこをすり抜ける術を身に付けなければと再認識させてくれました。
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初版 帯
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何でかなぁ。ほとんどの人は“勝てない”と知っていて、“するべきではない”と思っていたのに。泣きながら「開戦」の言葉を言う東條英機と、それに対する陛下の言葉が重すぎる。
能條純一の作品





