- 本 ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784098630202
作品紹介・あらすじ
中毒性の高さにハマる人続出中!最新刊!
既刊1集+2集の増刷が止まらない噂のマンガ、待望の新刊登場!
少しずつではあるけれど、その人となりが見えてきた
謎多き中年会社員「フジイ」。
ラーメン屋で偶然耳にした音楽があれば即購入。
夜道で桜を見つければ猛ダッシュと
そのマイペースっぷりは相変わらず--
本巻では、そんな「フジイ」の
雑誌掲載時に反響の大きかった中学時代が
けっこうな尺を使って描かれます。
「次にくるマンガ大賞2024」にもノミネートされた話題作、最新刊も必読!
【編集担当からのおすすめ情報】
飄々と生きているように見えて
さまざまな感情を見せるし、彼独自の考えもあるし、そして誰より人生を楽しんでいる。
ただただそんな「フジイ」という男の毎日を描く、静かな本作品。
なのになぜだか
「我々がどこかで忘れてきたもの」「昔どこかで決別した感情」
を呼び起こしてしまう不思議な読み味。
さらに切れ味を増す最新刊、ぜひともご一読のほどを。
感想・レビュー・書評
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一番好きな漫画。
枕元に置いて、何度も読み返している。
藤井さんに出会いたい。 -
またしても凄く良かった。
藤井の存在が薄くて藤井を思い出せないクラスメートが藤井のことを「あの三白眼の奴な」の発言には笑った。確かに。
石川さんが、藤井についての感情は恋愛感情じゃない、というシーンに少しガッカリしてしまった。勿論、田中、石川ラインのカップルでも嬉しいけれど、藤井に幸せになって欲しくて仕方がない。
藤井の周辺の人達が、藤井に感化されて自分の中のオリがどんどん浄化されていく。磨きが掛かっていく。こういう光景を見るのはとても気持ちが良い。感化されるにはそれなりに感受性が鋭くないとならないだろうから、その人達の中に磨けば光る素養というものが包含されていたのだろう。
しかし物語の中に、人を見下す人も多ければその分だけ見下される人も発生するシーンがよく出て来る。自分が見下されないように先んじて人を見下す側に列する人達も居るんだろう。いつも上とか下とか、勝つとか負けるとか、世間体とか、見栄とか、そういうものに振り回されている。
本当に大事なものは何なのかを気づくキッカケにこのマンガがなればいいな。
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この不思議な感覚に陥る漫画って久しぶり。
いや、漫画にはなかったかも。
めちゃくちゃ面白いです。 -
面白かったが、フジイさんの性格がどんどん良くなってしまい、じゃあなんで周りから軽んじられているんだ?という設定上の矛盾が生じてしまっているように感じた。
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1-3巻まで一気に読んだ。
なんて言えばいいのか。決して暗い内容なだけではないと思うのだけど、日常の重みだとかしんどさだとかしがらみだとか縁だとかそうした目に見えないけども重みがあるものを感じるマンガだったように思う。
それは藤井さんの生き方や人間関係、言ってしまえばキャラの造詣によるものだろうか。
正直で飾らないでいることは世の中で生きるにはしんどいものだと思うが、藤井さんはそれを体現している。
難しいことだと自分が思うからこそ、そのあまりにものギャップに自分が勝手に重みを感じてしまっているようにも思った。
続きもあるのでまた思い切って読めたらと思います。 -
フジイさんは、ホント何だかクセになりますな。
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とりあえずジグゾーパズルを買って、ギターの練習をして、陶芸教室に行こうと思いました。
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